俺とオートバイは今、兵庫にいる

2輪レースと写真が趣味のブログ
(千葉から兵庫に引っ越しました)

削除されたファイルたち

2007年12月13日 01時11分42秒 | 写真

2007/12/12 23:02 α700 + MINOLTA AF50mm F1.4 ISO200 f1.4 1/250

先日のメモリーカードのフォーマットの件。
やっぱりあきらめきれなくて、削除ファイルの復活を
ダメもとでやってみようと思った。



2007/12/05 14:27 α700 + SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 22mm付近 ISO200 f8 1/2000

単なる削除ではなく、「フォーマット」をやってしまったことは
分かっていたので、復活の可能性は低いだろう、
もしくはほとんど無理だろうとは思っていたが、万が一、
復活できるのならやらないで後悔するよりは、
やってみるだけやった方がよい。



2007/12/05 14:32 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO200 f6.7 1/1000

それにフォーマットとはいってもそれこそ、
2~3秒で終わってしまうようなフォーマットだから、
書き込まれた画像データがディスク上で完全にめちゃくちゃに
なるわけではないだろうという根拠のない確信みたいなものがあった。



2007/12/05 14:35 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO200 f6.7 1/3000

ネットをググってみると、ファイナルデータというシリーズに
「フォトリカバリー」というもうまさにそのまんまの
ネーミングのソフトがあり、ちょっとビックリ(^^;。



2007/12/05 14:41 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO200 f5.6 1/1000

もちろんこういった作業は業者に直接まかせる方法があるが、
その道のプロに任せるということはそれなりのコストがかかる(おそらく万単位)。



2007/12/05 14:44 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO200 f5.6 1/500

フォーリカバリーというソフトはオンライン価格で5000円台と手頃。
しかも削除したディスクを検索するだけなら、試用版を使って
その成果を見ることが出来る。



2007/12/05 15:01 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO400 f5.6 1/500

もちろんそこでファイルの存在が確認できたとしても、
実際に復活出来るかどうかは正規版をつかってやってみないと分からない。
webの説明ではコンパクトデジカメの例しか載っておらず、
デジタル一眼の事例はなし。
しかもソニーのメモリースティックは全削除もフォーマットも
「×」となっており、ちょっとテンションダウン(^^;。



2007/12/05 15:28 α700 + SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 26mm付近 ISO200 f8 1/2000

まあ、でも試用版でとりあえずやってみようと思い、
ダウンロードしたあとソフトを立ち上げ、
カードリーダーに例のメモリースティックを挿して
クラスタ単位の詳細検索をスタート。



2007/12/05 15:48 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO400 f6.7 1/3000

さすがに4Gもあるせいか、時間がかかるかかる。
途中経過の画面には何も発見された様子がなく、
ま、これでだめならしょうがないな、とあきらめもつくし、気長に待った。



2007/12/05 16:04 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO400 f4.5 1/3000

そしてしばらく経って忘れた頃にパソコンに戻ったら、
なんと山のようなファイルが発見されていた!
ファイル名こそ、元々のファイルの名前ではなかったが、
そのファイルサイズと更新日時が表示されて、まさにあの時、
関空で撮った時間のものに間違いない!



2007/12/05 16:19 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO400 f4.5 1/500

ほとんどあきらめかけていたのにこの結果にはビックリ。
もしかしたらこれは・・・。
とりあえずスキャンの結果を保存して次の日の夜に
正規版をダウンロードすることに。
この時点ではかなり期待は上昇↑



2007/12/05 16:29 α700 + SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO200 f8 1/350

そして正規版をオンラインで購入し、ダウンロード。
再び保存したデータからセクタ単位のスキャンをやった上でいよいよ復活の時。
コマンドを実行すると、ほらあれよあれよという間に
次々と消えたファイルが生成され、リストアップされたファイルは、
ほぼ元通りに。



2007/12/05 16:38 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO400 f13 1/250

今回はフォーマットした後に少しだけ撮影に使ってしまっていたので、
消したファイルがそのまま全部というわけにはいかなかった。
要は書き込んだ分だけさすがに戻ってこないファイルがあった訳だが、
その容量の分以外はほとんど復活できた。



2007/12/05 16:43 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO400 f4.5 1/200

ただ、ある意味これは怖いと思った(^^;。
要は削除したはずのファイルはやろうと思えば復活出来てしまうということ。
このソフト会社には「ターミネーター」というソフトシリーズがあり、
要はディスク内の書き込まれたデータを完全削除をしてくれるというもの。
これまではたいして気にしたこともなかったが、
パソコンやHDD、メモリーカードを中古で売却する時はやはり
これらのソフトは絶対に必要だということだ。
特にCドライブなんて数々の個人情報が見えない所に隠されているわけだし、
十分に注意したほうがよい。と思う。



2007/12/05 16:55 α700 + MINOLTA AF APO TELE 400mmF4.5G ISO800 f4.5 1/45

とにかく、いろんな教訓と知識が身に付いた今回の出来事だった(^^)。