「かめことの日々」のkamecoさんもご紹介されていました
岡山にある
アートスペース油亀
今月2/7(土)~2/15(日)まで
『油亀企画 アーティスト亀グッズ展 亀展~ 亀の気持ちで作りました ~』
が開催されるということで…行ってきてしまいました。
時間もないし方向音痴なくせに、ちょこちょこ寄り道したがる私
岡山城を見ながら、暫しほけ~~~っとしてしまっていましたが
いかんいかん、行かなきゃ!
どうにか迷うこともなく
油亀というのは、カメ好きな人のカメグッズショップ~ではなくて、ギャラリーです。
元々は「亀さん」という方が油屋さんだったところを改修して
ギャラリーをはじめられたそうです。

懐かしい引き戸を開けます。
子供の頃、よく行った駄菓子屋さんを思い出しました。
築100年以上の建物は、ゆったりとしていて、時間がとまっている感じがしました。
建物を見たり、かめものを見たり
中庭を見たり、かめものを見たり
…ごめんなさい、写真はありません。
kamecoさんのblogへどうぞ~(素敵な作品の写真がたくさんです)
すべてに見入っていたら、店主さんが声をかけて下さって
「私のカメ。自慢大会」を拝見することに…
自慢大会といっても、
「かめかめ飼育日記」のくららさんより差し入れられた亀饅頭や
(かわいくって持って帰ってきてしまいました)
アーティストさん手作りのパウンドケーキを頂きながら、
みなさんでお茶を飲みつつお話する~という和やかな感じでした。
初日ということもあり、作品をつくられたアーティストの方々がいらっしゃっていたので
自己紹介と作品の亀自慢が始まりました。
傍観者のつもりでしたが、その場にいる全員が自己紹介を~ということで
おずおずぬけぬけと私も自己紹介を…
「はるばる来ました、ただの客です」(笑)
亀を飼っていると言うと
いろいろと質問を受けてしまいましたが「亀も奥が深いんです」とだけお伝えしてきました。
ひとことでは語り尽くせません、よね?(…上手く言えないだけです)
今回の「亀」というテーマの作品のために
水族館へ何度も足を運ばれたアーティストの方がいたり
昔、亀を拾ったことがあるといった方のお話が聞けたり
亀仲間さんとする亀の話とは、また違った内容の亀の話でおもしろかったです。
個人的に
亀を飼っている亀好きな方が作る「かめもの」と
プロのアーティストの方々が作る「かめもの」って
こんなにも違うものなんだなぁ、と感じました。
けっして、どちらがいいとか悪いとかではなく。
亀をよくは知らない(飼ったことがない)プロのアーティストの方が
「亀の気持ちになって考える」と、こうなるのかぁ、と。
とっても新鮮でした。
気になった作品は「甲羅のオートクチュール」(だったかな?)
甲羅カバーというのでしょうか!?
「ひっくり返すと鍵などの小物入れにもなります」とのこと。
亀飼いには…いえ、私には発想できないものでした。
財布と相談の結果、残念ながら持って帰ることはできませんでしたが
素敵な作品でした。
あとは、「日傘」に「亀皿」に、中庭の「ひっくり返った亀」
それから「あんまり長く座らないでほしい椅子」(だったかなぁぁ?)
出会った作品の中から数匹のかめものを連れて帰ってきましたが、
ああぁ、やっぱりあの子もあの子も連れて帰っておきべきだった~と
悔やまれます。
「急がず焦らず、亀のようにゆっくりでいい。
ここを訪れる人々が、毎日を楽しく進んでいけますように。」
油亀のHPのTOPにある言葉なんですが
とっても優しくてあたたかい油亀の方は、この言葉の持つ雰囲気のままでした。
帰りにお店と私の写真も撮って頂きました。本当にありがとうございました。
そういえば
滞在時間よりもはるかに長い電車の日帰り旅でしたが
とっても穏やかな時間でした。楽しかったです。

(↑画面下から見てみて下さい…見えますか?ちいさな月)