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かめのね

~遊ぶ春日は暮れずともよし~

えほん ③

2007-04-03 | 亀読
「カメが出てくる絵本ないかな~」と、ぼやいて(?)いたら、
職場の子育て経験者さん達が、口を揃えて教えてくれた1冊をご紹介します。

『ノンタンおよぐのだいすき』



ノンタン達が海で泳いでいると「うえ~ん、うえ~ん」
ちびっこかめさんが迷子になって泣いています。
「ぼくたちがママをさがしてあげる」



亀は子育てしない、ってことを全く無視したストーリーではありますが、
ちびっこかめさんが、とにかく可愛いです。

1977 偕成社 ISBN4-03-217040-1



・・・飼い主、ノンタン世代なはずなのですが、読んでもらった・読んだ記憶がありません。。。
なので、とっても新鮮でした~。

えほん ②

2007-03-17 | 亀読


そういえば、かめのえほんをご紹介していきたいな、と思っていたのに1回で間があいてしまっていました。


今回は『かめかめかもめ』

「 かめ の ともだちは かもめ 」など、
あたまに「か」、おしりに「め」がつく単語で、ことばあそびしていく、語りかけえほんです。



あかちゃん用みたいなのですが、ことばあそびが、なかなかおもしろくて
大きい子でも楽しんでもらえると思います。



大きさも18cm×18cmで、子どもサイズ。
「たまごシリーズ」や「へんしんシリーズ」の あきやまただし さんの絵です。
個人的には、のろまなかめイメージがないのが、いいなぁ、と思います(笑)


 『かめかめかもめ』 ISBN4-7902-5113-6




ところで、「みんなのうた」でやっている「ふたごのオオカミ大冒険」ご存知ですか?
月岡貞夫さんの絵もかわいいのですが、かわいい歌ですね~~。
ひとりでハマってます→魔法の言葉・・・Heyウルラウルラウルラウルラウルラウルラリ~♪



えほん ①

2006-08-25 | 亀読
単純なストーリーですが、とっても可愛い絵本を紹介します。

シリーズで、3冊出版されていて、そのうちの2冊に「かめ」が登場します。
写真のかめくんはイシガメでしょうか。。
もう1冊には、また違ったかめが描かれています。







動物ものの絵本って、どうしても探してしまうんですよねぇ、かめ。亀。カメ。




『うしろにいるのだあれ』 ISBN 4-7974-2289-0

『うしろにいるのだあれ みずべのなかま』 ISBN 4-7974-4196-8

『うしろにいるのだあれ のはらのともだち』 ISBN 4-7974-6264-7


『カメの家庭医学』

2006-07-06 | 亀読
平蔵日記のheyzohさんを心配させてしまったり、
お騒がせしてしまった私が紹介するのも説得力なさすぎなのですが・・・
『カメの家庭医学』です。

去年、この本を購入する時、少し躊躇しました。

その理由は、病気のカメ達の写真がカラーで載っていること。。
「愛亀のために」という気持ちと「病気のカメ達を参考にする」という
偽善者ぶった気持ちで複雑でした。
でも、文章だけで、病気の症状をド素人の私が判断するのは、とっても難しいことです。
(この本があったって、すべてを判断できる訳ではありませんが)

ただ、愛亀に何かあった時、役に立つはず!という思いだけを走らせて購入しました。
本を見ないですむように過保護と言われても予防は今も心がけていますが、
愛亀が擦過傷になってしまった時や産卵については、とても参考になった1冊です。

値段に関しては迷いませんでしたが、初版のカメディカに比べると少し高価になっています。

 

カメディカ改訂版 ISBN4-901053-30-2

カメとヒト

2006-05-29 | 亀読
『うちのカメ』の解説にも登場しますが
『ソロモンの指環―動物行動学入門―』(K・ローレンツ著 早川書房 1980)を
読んだことはありますか?
本当はいけないのかも知れませんが、どうしても忘れられない文面を紹介します。



 「飼いやすい」という性質は

 「飼える」とか「抵抗力がある」とかいう概念とは

  まったく きりはなして考えるべきである。

  われわれが 科学的な意味で生物を「飼う」といったならば

  それは 狭い あるいは 広い おりの中で その動物の全生活環を

  われわれの目の前で展開させる試みをさすのである。

  けれども じつに困ったことに たんに抵抗力が強くて死ににくい動物

  もっと はっきりいうならば 死ぬまでに長い時間がかかるにすぎない動物を

 「飼える」というのが ふつう である。

  実際には死ににくいだけで けっして手数のかからぬものでも何でもない。

 「飼える」動物の典型的な例は ギリシャリクガメ である。

  無知な飼い主がしつらえた不十分な条件の下でも

  このあわれな動物は三年、五年あるいはもっと長い間生きている。

  そして もはや 回復のしようもないほどに まいって死ぬ。

  だが 正確にいえば彼女は「飼われだした」その日から死にはじめるのである。



これを読んでショック、というか改めて改心したというか。。。
文中に出てくるのはギリシャですが、飼育書の言葉とリンクしました。
  
  クサは「雑食」ですが「なんでも食べる」のではなく
 「いろいろな食べ物を与えなければいけない」ということ

 「水・陸、両方で生きられる」のではなく「どちらも必ず必要である」ということ

今となっては当たり前のことですが、当たり前なことほど大切なことはない、、というか。。
亀と生活する、つまり亀をヒトの生活の中で生きさせることの責任は重いですね。





・・・・これからも愛亀の生活を出来るだけ紹介していきたい、と思っています。
少しでも「ヘンなの~」とか「おかしい」「間違ってる」ってとこは
どうかどうか遠慮なく教えて下さい。

      
      できることなら、癒されるより癒したい。。。      
      愛亀が、ほわわ~んと暮らしていけるように。





亀を読む

2006-05-28 | 亀読
大袈裟かも、ですが、、愛亀と出会って私の人生(・・生活かな)はガラッと変わりました。
そして、この本たちと出会えたことで、愛亀も私も更にガラッと変わり現在進行形です。
* * * * * * * そんな素敵な本を紹介します * * * * * * *


 『うちのカメ  オサムシの先生カメと暮らす』
          石川 良輔 著 ISBN4-89694-645-6

  heyzohさんも紹介されていましたが(平蔵日記http://blog.goo.ne.jp/heyzoh/)
  やはりコレですよね!
  皆さんも愛読・熟読されているのではないでしょうか。
  いろんな意味でショックを受けた本でした。


 『呼べばくる亀  ―亀、心理学に出会う』
          中村 陽吉 著 ISBN4-414-30322-2

  飼育書以外で、私が初めて出会った亀の本です。
  ひとり感動して泣きました(笑
  そして、この本を読んで愛亀は、座敷亀デビューしました。


 『心理学者が亀に恋した理由(わけ)』
           中村 陽吉 著 ISBN4-620-31273-8

  『呼べばくる亀』の続編という感じでしょうか。
  カメちゃん(イシ)・ガマちゃん(クサ)・シンちゃん(クサ)
  亀もいろ~んな性格があって
  とっても可愛い、とっても大切な生き物だと教えてくれた一冊です。


 『カメちゃんおいで、手の鳴るほうへ  友だちになれる亀の飼い方』
          中村 陽吉 著 ISBN4-06-211595-6

  児童書版『呼べばくる亀』です。
  主人公の「カメちゃん」はイシガメですが、表紙の絵はクサです。
  中の絵もやわらかくって、やさしい感じですが
  個人的には裏表紙の子クサの絵が好きです。