小川洋子さんの「博士の愛した数式」、母が借りてきたのを読んだ。
んでもって久々に泣いてしまった。
ちなみに、これまでに本で泣いたのは、上から新しい順に、
「屍鬼」 小野不由美
「幸福な王子」 オスカー・ワイルド
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
これ以前は小学生なので、あんまり覚えてない。モーリス・ルブランの奇岩城は覚えてるけど。
さて、「博士の…」について。
まず、分量は平均的な文庫の小説より少し少なめ。1時間と少しで読み終わった。
内容は、28才の家政婦「私」が、80分で記憶をなくしてしまう「博士」との、自分の息子「ルート」を挟んだ交流を述懐する形になっている。
キーワードは「数論(とくに素数)」「阪神タイガース」の2つ。
博士が話す数論の話で出てくる、素数、友愛数、完全数、超越数、などなどはとても面白かった。
タイガースの話も、江夏選手のことを中心に詳しく書き込まれていて、興味深い。
といっても、数学が苦手/野球はわからない、という理由でこの本が面白くなくなることはない。
個人的には341はパッと見で明らかに素数ではないと思うのだけれど。323のほうが素数っぽいと思う。それは個人の直観なので、どうでもいいんだけどね。
んでもって久々に泣いてしまった。
ちなみに、これまでに本で泣いたのは、上から新しい順に、
「屍鬼」 小野不由美
「幸福な王子」 オスカー・ワイルド
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
これ以前は小学生なので、あんまり覚えてない。モーリス・ルブランの奇岩城は覚えてるけど。
さて、「博士の…」について。
まず、分量は平均的な文庫の小説より少し少なめ。1時間と少しで読み終わった。
内容は、28才の家政婦「私」が、80分で記憶をなくしてしまう「博士」との、自分の息子「ルート」を挟んだ交流を述懐する形になっている。
キーワードは「数論(とくに素数)」「阪神タイガース」の2つ。
博士が話す数論の話で出てくる、素数、友愛数、完全数、超越数、などなどはとても面白かった。
タイガースの話も、江夏選手のことを中心に詳しく書き込まれていて、興味深い。
といっても、数学が苦手/野球はわからない、という理由でこの本が面白くなくなることはない。
個人的には341はパッと見で明らかに素数ではないと思うのだけれど。323のほうが素数っぽいと思う。それは個人の直観なので、どうでもいいんだけどね。