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北九州地盤のスーパー大栄/資本金を1億円に減資

2016-01-19 01:20:37 | 九州経済(地域経済)

 イズミ(広島市) http://www.izumi.co.jp/corp/ の子会社で,北九州を地盤とするスーパー大栄(北九州市八幡西区 資本金 17億9,823万円) http://www.superdaiei.com/ は1月18日,資本金を1億円に減資すると発表した。減資額は16億9823万6000円で,その他資本剰余金に振り替える。

スーパー大栄は,イズミの完全子会社化にともない2月15日に上場廃止となる。


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  2015年11月 イズミ スーパー大栄を完全子会社化

イズミは2015年11月30日,連結子会社で北部九州エリアを地盤とするスーパー大栄 http://www.superdaiei.com/ を簡易株式交換により完全子会社化した。株式交換比率は,イズミ1対スーパー大栄0.04。これより,2016年2月15日付で,スーパー大栄は上場廃止となる。

両社は2014年1月に資本業務提携をし,イズミはスーパー大栄へ出資を開始した。2015年2月には,スーパー大栄普通株式に対する公開買い付けを実施し,スーパー大栄を連結子会社化していた。

イズミは,スーパー大栄に対し,各店舗の活性化実施による競争力改善,商品仕入・物流などによるスケールメリットの追求,ショッピングカード「ゆめカード」,電子マネー「ゆめか」の導入などを行ってきた。

だが,一部の業態転換店舗における客数伸び悩みや店舗運営ノウハウの共有化の遅れなどにより,スーパー大栄の業績改善は想定よりも遅れがみられるため,完全子会社化に至った。

2015年3月期のスーパー大栄の売上高は226億4100万円,営業損失5億5200万円,経常損失5億7400万円,当期損失11億4900万円だった。

 

>>>スーパー大栄

スーパー大栄は北九州地区ではサンリブ,丸和(旧ユアーズ)と並ぶ先発スーパー。近年,域外からのスーパー進出の増加や地場ではハローデイの台頭で業績が低迷,店舗閉鎖を余儀なくされていた。同社は,5期連続減収で,単独での生き残りは困難になっていた。
こうした事情からスーパー大栄は,昨年,イズミと資本・業務提携した。イズミは2014年2月,スーパー大栄の経営立て直しを進めるため,株式公開買い付け(TOB)を実施。持ち株比率を51%にまで引き上げている。


⇒⇒ スーパー大栄 ⇒H27.07.24 ⇒ 代表取締役の異動に関するお知らせ

 

⇒⇒ イ ズ ミ ⇒  8273 東証第一部  ⇒ 資本業務提携に関するお知らせ
             
http://www.izumi.co.jp/corp/ir/pdf/2014/daiei_gyoumuteikei.pdf


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