「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

島倉千代子さん 「すばらしい時間をありがとうございました。」

2014-05-08 23:49:20 | 女ぷり

 「からたちの小径」は, シンガーソングライターの南こうせつさんが,島倉さんからのデビュー60周年記念曲の依頼を受けて作曲した。亡くなる3日前に,島倉さんの自宅でのレコーディングに立ち合った南さんは,「奇跡の歌声でした」と語っている。

からたちの小径  死去の3日前に吹き込んだ新曲

 

>>>至言・名言 ---「からたちの小径」.吹き込み当日の感謝の言葉

「私の部屋の中にスタジオができて、私はできる限りの声で歌いました。人生の最後に、もう2度と見られない風景を見せていただきながら、歌を入れられるって、こんな幸せはありませんでした。人生の最後にすばらしい、すばらしい時間をありがとうございました。」

 声は弱々しい。だが,人生のゴールを見極めたかのような凛とした語りである。

  「・・・・
 帰らない日々を くやみはしないけど 
 人生は流れゆく 旅景色 
                        ・・・・・・・・・」

からたちの小径 南こうせつ  


⇒⇒ YouTube  からたちの小径   http://youtu.be/G8lwRj5712A

⇒⇒  YouTube  からたちの小径/南こうせつ  http://youtu.be/mkPXJkr4nhU


>>>なかにし礼さん騙した人の数の何倍もの音楽関係者、芸能関係者が彼女を助けてきた

  人を疑わない性格のため多くの人に「騙された」「裏切られた」と言われる島倉さん。それに対し作詞家なかにし礼さんは「その分、騙した人の数の何倍もの音楽関係者、芸能関係者が彼女を助けてきた」と語っている。
 なかにしさんは,は彼女の代表曲のひとつ「愛のさざなみ」を作詞している。

 島倉さんの略歴
 1938年、東京市品川区生まれ。第二次大戦中の7歳のとき、疎開先の長野県松本市で転び、左手首を47針も縫う大けがを負った。傷跡が残って引っ込み思案となり、学校でいじめにも遭った。
  軽いポリオ(小児まひ)で足の不自由だった姉の歌手を目指す夢を受け継ぎ、高校在学中に歌謡コンクールで優勝。1955年に「この世の花」でデビューした。
 泣き節といわれる哀愁を帯びた歌いぶりで、ひばりさんと昭和の歌謡界を牽引。「お千代さん」の愛称で親しまれた。

 1970年代には知人らの借金の連帯保証人になり、総額約15億円の借金を背負ったこともある。1993年には乳がんの切除手術を受けた。1999年に紫綬褒章を受章した際、「歌が生きがいだったから続けてこられた」と心情を明かしている。

 2013年11月8日 75歳没。島倉さんの訃報を受けて内閣官房長官・菅義偉,歌手では北島三郎、五木ひろし、細川たかし、氷川きよし、水前寺清子、大月みやこ、都はるみ、八代亜紀、小林幸子、森昌子さんら後輩の演歌歌手が追悼のコメントをそれぞれ発表している。

                 ★。*・。.☆。・*・。.★.。*・。*・。.☆。・*・。.★.。*・。☆  

 島倉さんと親交のあった政治コラムニスト 田勢康弘さんの弔辞」
                        ⇒⇒ http://youtu.be/_UsH7_mWclg

 島倉千代子さんの歌を何度も聴きながら、泣いた少年です。
 昭和35年の大晦日、島倉千代子さんはNHKの紅白歌合戦で始めてオオトリを取り、「他国の雨」を歌われました。東京宝塚劇場の隅にいた私は感激し、自分の人生でこれ以上の幸せはもう来ないだろうと思ったものです。
 島倉千代子さん、あなたにとって、歌は命そのものでした。そして、私たちファンにとっては、あなたの歌声。あなたの存在そのものが生きがいでした。
 錦糸町の江東劇場の楽屋で、始めてお目にかかったとき、詰襟の高校一年生でした。あれから半世紀がすぎて、「島倉千代子という人生」という本を書き、そして、今ここにいます。
 島倉千代子さんの人生の三分の二を見守ってきた人間として申し上げます。「さまざまな苦難を乗り越え、ここまでよくがんばりました。」

 私を「ヤス」と呼んでいた島倉さんの「ヤス、うれしい」と島倉さんのはにかむような顔が見えます。声が聞こえます。私たちファンもやがてそちらへ行きます。みんな勢ぞろいしたら、今までのように赤と青のペンライトを大きく振り、「人生いろいろ」を歌いましよう。それまでお別れです。
 島倉千代子さん、さようなら。
 そして、ありがとうございました。

   ※ブログ 田勢康弘には、「島倉千代子という人生」 http://new22nozawa.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-9e9c.html

 


島倉千代子という人生 (新潮文庫)

 

 「人生いろいろ・・・・」, 戦後世代の多くの人にとって,「島倉千代子という人生」は、どこか自分の人生と重なり合う部分があるのではなかろうか。 

 



歌手生活60周年記念 島倉千代子全集「こころ」~すべての方に感謝を込めて~

島倉千代子の歌手生活60周年(2014年時)記念アルバム。デビュー曲「この世の花」から「からたちの小径」まで、市販された全シングル作品509曲とアルバム収録楽曲から人気の曲などを厳選収録したCD38枚組


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