大型連休で九州新幹線は賑わう
今年のゴールデンウイークは,東日本大震災での自粛ムードが懸念されていましたが、最大10連休という恵みの曜日配列の効果が出たようです。
ことしの大型連休は空の便の混雑が少なかった一方で九州新幹線は去年の在来線特急の利用者数に比べ上下線ともおよそ50%増加しました。
JR九州によると九州新幹線は先月29日から今月8日までの10日間に博多と熊本の間で,下りは16万9千人,上りは16万4千人が利用しました。これは去年の大型連休中の在来線特急の利用者数と比較すると,下りで55%,上りで47%の利用者数の増加です。
九州旅客鉄道(JR九州)が9日発表したGW期間(4月28日~5月8日)の利用人数は前年同期比23%増の74万9千人でした。九州新幹線は,博多―熊本間は前年同期の在来線特急と比べ51%増,熊本―鹿児島中央間は同80%増でした。
▼熊本県内の観光地の人出
今月8日までの10日間に,南阿蘇村の「阿蘇ファームランド」では去年より3万人多いおよそ32万人。熊本市に3月開業した「桜の馬場城彩苑」にはおよそ10万6000人。熊本城はおよそ10万人と去年より2万人あまり減少しました。熊本城の人出が減った理由について熊本市は東日本大震災と福島第1原発の影響で外国人観光客が減ったためとみています。
▼福岡と韓国・釜山を結ぶ高速船の利用人員
JR九州高速船などが福岡と韓国・釜山を結ぶ高速船の利用人員は前年比11・5%減の計約1万4千人。このうち日本人は前年比1・8%増。韓国人は40・2%減。韓国人利用者は震災直後、前年比9割減と大幅に減少していたが、同社は「韓国から日本への旅行の敬遠も、ここに来て底を打ったようだ」と分析しています。
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