りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




 三越前の駅近くにある立派な神社です。

 この神社は、芽吹稲荷ともいうそうです。江戸幕府の二将軍秀忠公が、参拝された際、椚(クヌギ)の木で出来た鳥居から若芽が萌え出たことから「芽吹稲荷」と名付けられたとのこと。

古くからの言い伝えによると、貞観年間(清和天皇・西暦859~876紀元1519~1536)には既に鎮座していたと云われています。写真の一里塚碑は、明暦まであった碑を再現したものだそうですけれども、貞観元年とあったとかなかったとか。

 今では、立派な神社となっていますが、言ってみれば街のお稲荷さんとして、信仰が引き継がれてきたようです。明治七年(西暦1847紀元2507)には、「村社」の社格が定められ、社号が、「福徳稲荷」から「福徳神社」に変わったとのこと。

 その後、震災、戦災があり、またこのあたりが、商家からビル街へと変貌する中、一時は、ビルの屋上に遷座したこともあったとのこと。

 公式HPの御由緒のページには、ビルの2階にあった時代の写真が掲載されています。

 今では、立派な神社に参詣する人々の姿が見られます。

 このように立派な神社として再建されたのは、日本橋東地区開発によるもの。

 三井不動産、野村不動産などが中心となり、進められた再開発。CREDO室町などの建設などが行われました。日本橋再生計画として、「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をテーマに官民一体で取り組んでいるとのこと。

 その意味では、かつての鎮守を蘇らせるというのは、テーマの象徴的な内容なのでしょうね。この社殿は2014年完成したとのこと。

 神社という伝統的な場であるとともに、新しい街づくりの形を示す神社です。

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