りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




 麻布十番駅で、仙介 純米大吟醸のスタンプをGET。スタンプラリーは完成です。

 ついでに、麻布十番の街を巡ります。

 駅の近くにあるパティオ十番という広場があります。見出し画像は、そこに設置されているきみちゃん像です。

 野口雨情は、北茨城市出身の作詞家。以前、茨城に行った際、詩碑を見かけましたが、シャボン玉、青い眼の人形、七つの子など、数々の童謡を作詞しています。

 昭和48年に赤い靴の女の子は、私の姉だという記事が北海道の新聞に掲載されたそうです。その辺りの話は、コチラのサイトに詳しいのですが、女の子の名前は岩崎きみ。母の再婚と北海道開拓生活の厳しさから、アメリカ人宣教師に養女に出されました。開拓生活は、失敗に終わり夫は札幌の新聞社に就職。当時、同僚であった野口雨情と親交を得ます。当時、雨情は7歳の長女を生後7日で亡くしており、「…生まれてすぐに壊れて消えた‥」と歌ったと言われています。その当時、きみちゃんの話をしたのでしょう。母かよさんは、雨情さんが詩にしてくれたと「赤い靴」をよく歌っていたそうです。

 しかし、きみちゃんは、アメリカに行っていなかったのです。宣教師夫妻が任務を終え、帰国しようとしたとき、彼女は、当時不治の病と言われた結核に冒され衰弱がひどく船旅に耐える状況ではなかったのです。彼女は、鳥居坂の孤児院(現在の十番稲荷神社付近にあったそうです。)にて9歳の生涯を閉じました。

 麻布十番に眠ったきみちゃんのことを思い、麻布十番商店街がこの像を建立したものです。

 しかし、この話は、これで終わらなかったとのこと。賽銭のように供えられた18円から始まり、商店街では浄財を集めユニセフに寄付を続けているとのことです。9歳で亡くなった少女の物語は、世界の子どもを支えることになったというお話ですね。

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