魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

豹変。

2009-03-07 10:47:55 | ママになれるかな編
前回のブログ、1月でしたね
す、すみませぬ・・・
もう三月だし

実は訳があります。

過去のことを書いていくにあたり、昔の日記など読み返していたのですが。
結構つらい記憶でしたわたしにとって。

そのせいか分からないのですが。

2月にはいって、夫と口論になりました。
いつもとかわらない、夫が不機嫌になって怒り出し、わたしが反論して口喧嘩になり、夫が謝る、という。
なぜいつも夫が謝るか、というと、
2人の人間が一緒に生活しているうえで生じる「やり方のちがい」というもの。
それをわたしはあまり指摘しないんですね。

人に迷惑になることは言いますけど

わたしの家でもあるけど、夫の家でもあるから。
以前ひとりで住んでいたマンションとは違うのだから。
そして2人で住んでいても、個人なのだから、ひとりで何かやっている時は干渉しない。

だけど夫は結構言うんですね。
なんでも一緒にやりたい人なので

そして結構自分がやってないのに、人には言う

それでわたしが
「じゃあ自分はどうなの?わたしはこうこうしてやってるけど、いろいろ理由つけてやってないよね?」
って言うと、大体我にかえって謝る
その繰り返し。

今回は夫が確定申告を自分でやる、と言ってて、数字を調べて入れてきたものを「見て」
って言われたんですね。
でもさっと目を通して見ても、まあこんな感じ。というわけですぐ置いといたわけです。
そしたら
「やってやってるのに、協力する気がない」
と怒り出したわけです。

「やってやってる」
これは夫の口癖。
わたしは悪い癖だと思っているのです

これを言い出したらキリがない。
わたしも以前は「こんなにわたしがやってあげてるのに!」と思う気持ちを持っていた。
でも、
「やってあげたいのは自分の気持ちであって、それに対して感謝されたいとか見返りを求めるのは違うのでは。
やってあげたい自分の気持ちが済んでるのだから、それでいいじゃないか」
と思うようになってから、無理に人の都合に合わせたりすることなく、自分の余裕がある時にやれることをやる、というスタンスに変わりました。
だから
「やってやったのに」
という言葉は出ない。
むしろ
「自分にさせてくれて、ありがとう」
という気持ちが出てきた。
不思議です。

それでもたまに
「やってあげたのに」
という気持ちが出ることも、ありますけどね

実は
「こんなにやってやった」
というと
「台無しだ」
と言っていたのは父なのです。
父はそういうことは美しくない、と思っているところがあり、一切自分が骨折ったことは人には言いません。
損してるよな~と思う娘でありますが、いさぎよいな、と尊敬しています。
逆に「やってやったのに」という言葉が多かったのは、母なのです。

人は往々にして「やってもらったのはその人が余裕があるから。」と思いがちだし、人にしてもらったことについてどんなに大変だったかなんて思いをはせることがあまりないものです。
たんに「ありがとう~☆」で終わってしまうのはそのせいだと思います。
たまに察してくれる人もいますが。
そのため、母はいつも
「私はあんなにやってあげたのに、あの人は何もしてくれない」
という愚痴をこぼし、恨みに思っていたりすることがありました。

それを見て、そういう風に言うのはやめよう、と思ったのも事実です。
教師・反面教師。

つづきます。
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