出産編です。
分娩室に移ったわたし。
そこではなんと、光でも血圧が上がるので顔にタオルをかけられて、陣痛を耐えることに
陣痛…それは下に抜ける、経験したことのない痛み。ぎゅうっと身体が絞られる感じ。
いきみを最後に逃しながら耐える。
声を出したら痛みが散った感じだったので、我慢しないで声を出していた。
そしたら体力がなくなってきてしまった
「すみません、このいきみのがし、あと何回くらいやればいいんでしょうか?」
と聞いてみたら、
「う~ん、あと100回はしなくていいと思うよ」
というお答え
「すいません、食事もよくとってないので体力が持つかどうか…」
と弱音を吐く。
「だいじょ~ぶよ~」
と軽くいなされるが、助産士さんもそう言うしかないだろう…と今は思う。
だって、3日前から痛いんだよ?ろくろく2日寝てないんだよ?しかも今日一日中痛いんだよ?
でも、もう辞めるわけにはいかないし、ここで帝王切開なんてやだ。
どうにかして最後まで体力を持たせる方法はあるか?
わたしは今まで読んだ出産本、たまごクラブの体験談、出産経験した友達の話を必死で検索した。
そうだ昨日、言ってた!
「声を出さないで、その力をいきみにまわすんだよ」
わたしは声を出すのをやめた。
あ、大丈夫かも。
手でつかまってるのも体力消耗するかな。
力入れない方がいいかな。
いろいろ考えながら試してとにかく体力を温存しようとし始めた。
なんかはさまってる…という感触がしてき始めたとき
「たまご大くらいに頭が見えてきましたよ~」
という声。
しかし「まだたまご大かよ…」と感動もない。
とにかく、ゴールが見えないから、必死だ
そして「こんなに力入ったら、血圧上がって血管切れることもありだろう」と思った。
なんか大分はさまって、局部が伸びていたたた…これ切れそうなんですけどっていうくらいになったとき、分娩台にチェンジ。
3人助産師さんが入ってきた。
この状態でようやく出産か…というところまで来る。
この時、多分4時ごろ。
黒い大きなサングラスが、ライトを遮るためにかけさせられた。
だから、出産の時の写真は、あぶない刑事のようになっている。
立会いなのに、夫は間に合うのか…
少しずつ、ほんとーに少しずつ、これはわたしが会陰切開を希望しなかったから、ゆっくりと出してくれていたのだが、赤ちゃんが出てくる。
局部は「もう無理です」ってくらい伸びてる感じ。
「旦那さん、まだかしら~?」
わたし、「間に合わなかったらいです、もう」
っていうか、もう早く出してくれって感じです。
そこに夫登場。
「水いる?」
「手を握ってようか?」
といろいろ話しかけてくるのだが、もうわずらわしい。
助産師さんたちの会話もわずらわしい位、集中していた。
というのも、もう体力がなくなりかけていた。
全身で陣痛の波をうかがい、とらえてそれに乗らないと、子どもを押し出す体力が、尽きかけていた。
もう少し、もうきつい、でもやるしかない。
「はっはっはってのがして」
と助産師さんの声。
これがきたら終わりだ
と思ったら
「あ、ごめんなさい、もう一回」
がっくーん
でもがくーんとしている場合ではない、もう一回。
波をとらえて押し出す。
「産まれました~」
その瞬間、お腹がすっごくすっきりした。なかにあったものが、あたたかい水と一緒に出てきたのが分かった。
分娩室に移ったわたし。
そこではなんと、光でも血圧が上がるので顔にタオルをかけられて、陣痛を耐えることに
陣痛…それは下に抜ける、経験したことのない痛み。ぎゅうっと身体が絞られる感じ。
いきみを最後に逃しながら耐える。
声を出したら痛みが散った感じだったので、我慢しないで声を出していた。
そしたら体力がなくなってきてしまった
「すみません、このいきみのがし、あと何回くらいやればいいんでしょうか?」
と聞いてみたら、
「う~ん、あと100回はしなくていいと思うよ」
というお答え
「すいません、食事もよくとってないので体力が持つかどうか…」
と弱音を吐く。
「だいじょ~ぶよ~」
と軽くいなされるが、助産士さんもそう言うしかないだろう…と今は思う。
だって、3日前から痛いんだよ?ろくろく2日寝てないんだよ?しかも今日一日中痛いんだよ?
でも、もう辞めるわけにはいかないし、ここで帝王切開なんてやだ。
どうにかして最後まで体力を持たせる方法はあるか?
わたしは今まで読んだ出産本、たまごクラブの体験談、出産経験した友達の話を必死で検索した。
そうだ昨日、言ってた!
「声を出さないで、その力をいきみにまわすんだよ」
わたしは声を出すのをやめた。
あ、大丈夫かも。
手でつかまってるのも体力消耗するかな。
力入れない方がいいかな。
いろいろ考えながら試してとにかく体力を温存しようとし始めた。
なんかはさまってる…という感触がしてき始めたとき
「たまご大くらいに頭が見えてきましたよ~」
という声。
しかし「まだたまご大かよ…」と感動もない。
とにかく、ゴールが見えないから、必死だ
そして「こんなに力入ったら、血圧上がって血管切れることもありだろう」と思った。
なんか大分はさまって、局部が伸びていたたた…これ切れそうなんですけどっていうくらいになったとき、分娩台にチェンジ。
3人助産師さんが入ってきた。
この状態でようやく出産か…というところまで来る。
この時、多分4時ごろ。
黒い大きなサングラスが、ライトを遮るためにかけさせられた。
だから、出産の時の写真は、あぶない刑事のようになっている。
立会いなのに、夫は間に合うのか…
少しずつ、ほんとーに少しずつ、これはわたしが会陰切開を希望しなかったから、ゆっくりと出してくれていたのだが、赤ちゃんが出てくる。
局部は「もう無理です」ってくらい伸びてる感じ。
「旦那さん、まだかしら~?」
わたし、「間に合わなかったらいです、もう」
っていうか、もう早く出してくれって感じです。
そこに夫登場。
「水いる?」
「手を握ってようか?」
といろいろ話しかけてくるのだが、もうわずらわしい。
助産師さんたちの会話もわずらわしい位、集中していた。
というのも、もう体力がなくなりかけていた。
全身で陣痛の波をうかがい、とらえてそれに乗らないと、子どもを押し出す体力が、尽きかけていた。
もう少し、もうきつい、でもやるしかない。
「はっはっはってのがして」
と助産師さんの声。
これがきたら終わりだ
と思ったら
「あ、ごめんなさい、もう一回」
がっくーん
でもがくーんとしている場合ではない、もう一回。
波をとらえて押し出す。
「産まれました~」
その瞬間、お腹がすっごくすっきりした。なかにあったものが、あたたかい水と一緒に出てきたのが分かった。
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