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魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

仕事を持つ女性。

2012-01-07 12:29:34 | 本・映画・テレビのこと

先日、山口智子さんがナビゲーターの「向田邦子が教えてくれたこと」を観ました。

向田邦子さんが大韓航空撃墜事故で亡くなられてから30年もたつのですね。

久世光彦さんがご存命の時は彼の演出で向田さん脚本のドラマが度々放送されていましたが、今年は「花嫁」でした

これをころっと忘れていて見逃しました

山口智子さんは「向田邦子の恋」で邦子役を演じられたことがあり、山口さんの私物と見られる向田さんのエッセイ・小説の文庫本には数え切れない色とりどりの付箋が貼られ、どのくらい読み込んだかが察せられました。

向田さんの青山のマンション、隣の神様、ふるさともどきの桜島・・・山口さんの朗読のエッセイが挟まれながら、番組は進みます。

まさに「おひとりさま」のはしりであった向田邦子さん。

生涯独身であり、脚本や小説ではぞっとするほどの男女の闇を描く向田さんだったが、エッセイ等ではまったくと言って良いほどご自分の色恋は書かなかった。あれだけの美女でありながら、まるで自分は男のようにさっぱりとしていて、男女の色濃いには関係ないです、というように。

しかし亡くなった後、実妹さんが様々なエッセイを出版したことで彼女が秘めていた恋が世間に知られるようになった。

(邦子さんの恋や、遺言、ふところ具合まで描かれているそのエッセイは、邦子さんがそういうものを世間様に公表することは彼女の本意ではないのだろうかと感じるが、邦子さんは「仕方ないわねえ、お恥ずかしいけど」と笑っておられそうである)

恋人は亡くなるのだが、家族でさえも、彼女の恋を知らなかった。

ただある夜、引き出しに腕をつっこんだまま呆然としている邦子さんの姿を、妹の和子さんが記憶しているそうだ。

その件は深く番組では触れられなかったのも良かった

山口智子さんは47歳だという。

「ロング・バケーション」の時と変わらないヘア・スタイル。身に着けているものが、番組が用意したものなのか分からないがとても上質なものだな、と分かるがほとんど若い頃と変わらない笑顔、スタイル。

彼女は迷っている。

これからどうしていったらよいか、どう生きたらよいか。家族は、仕事は、自分の目指すものは何か。

向田さんもずっとそれを、最後まで探していた。それが向田邦子さんだった。

今分かっているのは今まで会った、自分を形作ってくれた人々・出来事への感謝。

それが最後に読まれた「手袋をさがす」というエッセイに集約されていた。

わたしが一番好きなエッセイ。これが読まれたのは嬉しかった。

すべての女性に捧げたい。

 

「ストロベリー・ナイト」、竹内結子主演のドラマ。

携帯で録画したんだけど、肝心のラストが電池切れ

でもこれも視聴率取りそう

天海さんといい、篠原涼子さんといい、女刑事は強い数字が取れると思う。

竹内さん演じる姫川玲子は過去の出来事から強い信念を持って刑事になった、ノンキャリアの警部補。

男社会と、犯罪と、自分の過去と戦い、生きている。

仕事っていいな。仕事してる女の人っていいなって思う。

たまに「仕事したい」とちりちりした焦燥感にかられることがある。

働きたい、評価されたい、喜ばれたい、役に立ちたい。

社会に関わっていたい。

もちろんお金も欲しいけど、ずっと働いてきた、働きたい!

娘のことは一番だから、もちろん今も大事。

でもまた働きたい

ただ今はそう思う。

仕事は裏切らない。そう思ったこともある。

女性と仕事。

この間、娘のおもちゃに夫がわたしの二代前の携帯に充電してもたせていた。

そこにはわたしが働いていた頃の写真・メール、様々な記録があった。

出勤して仕事して、出張して、姪の面倒見て、たまに友達と会って、買い物行って、デートして

今とはまったく違った生活。

今がいやというわけではない。でも違った自分がいた。たしかにいたのだ。

 

昨日、久々にママ友に会ったのだけど、その話のなかで「フラメンコを習っていた」という話題が出た(オレイ!)「

そのママは首都圏からこの地方にお嫁に来た人で、とてもユーモアのある方。

よく都会から来ると地方をよく言わない人もたくさんいるが、彼女はそうではない、今の環境を前向きにとらえている人だ。

そのママが実は「5年ほどフラメンコを習っていた」と。

話を聞いていた私たちは「ええフラメンコ」とすごい意外だった。

「当時流行ってたじゃん~」と恥ずかしそうに言うママ友

観たい、今できる?衣裳とかあるの?と質問する私たち。もう出来ないよ~発表会とかあったからね~とひとしきり盛り上がりました

そう、ママ友って、今はママだけど、ママになる前はそれぞれ仕事を持つ、趣味も持つ、生活を楽しんでいる女性だったんですよね・・・。

聞いてみると看護士、保育士、編集者、記者だった、ボード、スキューバ、ハープ、ゴスペルが趣味、とか

今はママだけど。

ひとりひとり、名前を持つ女性。

仕事して、笑って、泣いて、飲んで、食べて、旅して、恋して、趣味して、メンテして、また仕事して。

それが結婚して、子供出来て、子供産んで、子供育てて、家事やって。

それでもまた。

ママとはちがった自分に戻る日を。仕事をする日を。

 

 

 

 

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ドラマが好き。

2011-12-30 23:06:04 | 本・映画・テレビのこと

「坂の上の雲」、終わった~

3年がかり?

秋本兄弟の死で、幕を閉じた。

好古、最後に「馬曳け」って・・・実話だそうで

日露戦争がどうやって始まって、どんなものだったか、日本が勝てたのは本当にわずかな勝利を重ねて、極東の小さな島国が世界に示したものはなんだったのか。

明治という時代がどんなもので、どう昭和につながっているのか、または太平洋戦争につながったのか。

そこはまた「99年の愛」につながるところもあるので興味深い

(橋田先生はやっぱりすごい見ごたえのあるドラマでした

日露戦争の戦闘シーン・・・むごたらしいけど、ああいうことがほぼ実際あったんだろうな・・・と。

実際、日露戦争で大切な方を亡くされた方は、観ていてつらいだろうな、と思うくらい。

戦争はいやだ。単純にそう思う。

「99年の愛 ジャパニーズ・アメリカン」で、日系人だけのアメリカ部隊の活躍が、その後の日系人の運命を変えたという。

大きな犠牲の上に、今があるって、月並みだけど映像で本当に分からせてくれたドラマだった。

 

わたしはドラマが好き。

だから1クールに何本か決めて観ている。

今年は「仁」が素晴らしかった。

最終回、泣けた

仁が読んだ手紙は、大沢たかおさんが実際初見の手紙で、あの涙は本物。

原作のコミックは違う結末だったけど、あの切ないラスト、大きな江戸の夕日。

そして「家政婦のミタ」。

松嶋奈々子さんは名女優になったと思う

原作がないオリジナルでの快挙でもあった

大河も一応観ているのだが、「江」はちょっと漫画?というノリで

「それでも、生きていく」の大竹しのぶさんの演技・・・ワンセグで録画したのだけど、娘を殺された母親の独白シーン、消せないでいる。

犯罪の被害者と加害者、その家族がどんな境遇に投げ込まれるか。

よくこんなドラマを制作したなあ、と思うほどだった。

心に残るシーン、セリフ。

ドラマって短い間で終わってしまうけど、心に残るものがたまにある。

それに会いたくて観ている

蛇足ですが、イチローさんに蟹をむいている方、すごいと思います

AKBがレコード大賞受賞、嬉しい

大島優子ちゃん、ロングの方がいいな彼女は演技しているより、彼女のままが一番魅力的だと思う。

わたしは秋元さんが好きなのですでもみんな可愛くて好き

元気をありがとう

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ドラマ「家政婦のミタ」

2011-12-24 12:21:46 | 本・映画・テレビのこと

出来る限り観ていましたが「家政婦のミタ」、なんと最終回40%の視聴率をたたき出したとは・・・

みなさんは観てましたか?

「どうなるのか・・・」と思って観ていましたが、最終回、脚本のちからってすごいな・・・と。

「ミタさんってサンタさんって読めるから、サンタさんだったのかも」とか。

「一生笑わないで!」と言われてそれを守っていたミタさんだったが、言った当の本人の義母はまったく忘れていた・・・とか。

番組宣伝に松嶋奈々子さんは出ない、続編など一切やらない、伝説のドラマになる、という戦略もアタリでしたね

それに、最終回のミタさんが微笑んで、家族一人一人を見つめながら・・・花が開いたというか、光が見えた素晴らしいシーンでした。

「笑顔の力」というものの素晴らしさを実感したシーンでもありました

微笑むだけで別人に、旦那さんと息子さんが亡くなる前のミタさんに・・・「ママ」と呼ばれていた頃のミタさんに戻った瞬間・・・ミタさんがどんなに幸せで美しく賢い人だったか、そしてその失ったものの大きさ、絶望・・・。

それを一瞬にして感じさせた、松嶋さんの演技力に目を瞠りました

夫と黙って真剣に観ていました

うららちゃんを滅多打ちにするシーン。

本当に、大きなものを失った者だけが言える言葉。

「私のようになってはいけません」

不覚にも、ドラマで泣いたのは久々でした

 

今期、他に観ていたドラマ(といってもワンセグで録画できたら、携帯で観ていたのですが)ではクドカン好きなわたしは「11人もいる!」、単純に笑える良いドラマでした

「蜜の味」、禁忌の恋という盛り上がる展開でしたが、ふたりが結ばれるシーン、菅野美穂さんの美しさと怖さ、最後の許しが印象的でした。

「私が恋愛できない理由」、最後に「恋愛だけがすべてではない。仕事がある」という結末とヒロインに好感が持てました。AKB大島優子さんは、歌っている時の方がすっごい魅力的あまり前半良い役ではなかったからかな?

将来のことを考えると眠れないので、ドラマを観ていたのですが、まだわたしには余裕があるかな?

心に残ったドラマって、今まで「あ・うん」「思い出にかわるまで」「抱きしめたい!」「ロング・バケーション」「殴る女」「木更津キャッツアイ」とかいろいろありました。

「家政婦のミタ」はわたしの中でそのひとつになりそうです。

 

 

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宮部みゆき「おまえさん」

2011-10-10 15:00:55 | 本・映画・テレビのこと

読了。

本を読む気にもならなかったのだけど、「ぼんくら」「日暮らし」の続編が出るとなったら

二日かけて読了。今回は文庫も発売ということで、お財布に優しい。

宮部みゆきのこの時代物は、優しい。江戸に生きたい・・・なんて思ってしまうくらいだ。

呑気な八丁堀のだんなと、その甥っ子の謎解き。周りの気のいい江戸っ子たちが魅力的で、切なくて、あったかくて、泣ける。

江戸では生来の仕事を継がなくてはいけない縛り、身分制度の縛りなんかがあり、そのなかで精一杯生きる人々がいる。

家を継げない武家の次男・三男なんかは、自分の特性を生かして、自分の生きる道を探さねばならない。

町人は大店でなければ、やはり自分にむいた道をさがし、自分で食っていけるようにならねば生きていけない。

今回は「跡継ぎ」以外の「余計ないのち」というものが底にあるテーマだった。

長男の跡取り以外は、養子にいったり、他の商売・ここでは医学の道に進んだりするわけだが、跡取り以外は余計モノであった江戸の時代。

そのために身を誤まる者もいたわけで。

なんか、身につまされた。

わたし、リツコは3人姉弟。上に姉、下に弟である。

わたしが産まれた時、父は母に「もう一度だな」と言ったそうである(父はそんなことは言ってないと言うが。それを当の本人に言う母も母である)。

東北の地主だった父の生家は弟で10代目。とにかく「男の子を、跡取りを!」という家であった。

そこに女の子、次はぜひにも男!と思っていたところ、また女だったわけだから、父もそう言いそうである。

それで次に産まれたのは弟だった。

父の実家に行った時に、弟は下にも置かない扱いだった。どこにいっても「10代目」。

祖父は金融機関の会長をしていたが、商売を継ぐとかではないのに、家を存続させてくれる男の子の扱いは格別であった。

わたしのような「2人目の女」はいとこたちにもなく、ある人からいとこたち全員にもらうおもちゃをもらえない事もあった。

「ああ」と、わたしは小さいうちに感じた。

だから、良い子で、親の自慢になる子でいなければ、と思った。

身体が弱い姉のことを母に頼まれた。弟の面倒を見てと頼まれた。「しっかりした子」としてやってきた。

大学も推薦で合格した。姉が働いている関西の大学を選んで進学し、姉の世話をし、浪人して一緒に暮らした弟の面倒を見て、家事を一手に引き受けてきた。

弟は1浪し、4留年した。

わたしは家族から離れて東京で仕事をしていた。そこに仕事を辞めた姉が転がり込んできた。

姉と一緒に暮らしながら、ほとんどの生活費はわたしが出していた。弟が上京すると、必ずお小遣いをあげていた。

それから、両親のどちらかがひとりになった時、面倒がみられるように、姉夫婦と同じマンションを購入した。

でも、今考えると、それは当然なのだ。

だって、余計ないのちだから。

育てて、大学を出してやって、きょうだいの面倒を見るなんて当然なのだ。

母はわたしが結婚をしないで、ずっと自分の側に居て稼いでくれていたらいい、と思っていたようだった。

あまりに自虐的・・・

と思うが。田舎というところは、江戸時代からあまりかわっていないのだろう。

実際、祖父の時代では、長男が財産を総取りするから、次男は家を建ててやる、三男は婿養子に出すってのが普通だった。

両親は、愛情と慈しみを持ってわたしを育ててくれたと思うが、子どもを産んだ今、よく分かる。

たった一人のこの子を、大切に育てようと思う。

うちはお金がないし、わたしの身体がもたないから子供は1人だが、これでもう1人いたら、どうなのか。

それを考えると、両親の気持ちも分かる。

父は、男の子より、弟より元気が良くて活発だったわたしを「○ん○んをお母さんのお腹のなかに忘れてきた」とよく言った。そしてよく泣いてばかりだった弟を「女の腐ったの」と言った(これも女性に失礼な話だほんとに)。

「リツコが男だったら」

とよく言っていた。

でも、今は弟も立派になり、頼れる男になった。男だけあるな、というのが今の両親の評価である。

男であったら。

わたしもよく考えた。男だったら、どんな人生だっただろう。

そしたら、父も母も、わたしのことをよく考えてくれただろうか。

中学の卒業式は、母が姉の試験についていって、父は会社の関係の葬儀があると、来なかった。

大学も自分で調べて決めた。転職も自分で考えてやってきた。

男だったら。もっと親身になってくれただろうか。

 

「おまえさん」は謎解きが終わり、みんな一段成長する。

どうしようもないこともある。でもそれでも生きていかねばならぬ。

宮部みゆきさんの江戸ものはあったかい。

わたしも、自分の向いた仕事をやって、自分を食べさせていけたら、と思う。

自分に与えられた分のなかで、つつましくやっていけたら、と。

前作のなかで「人の見た目の美しさ」について、ぐさりと刺さることばが、八丁堀の細君のセリフであった。

これを読むだけでも価値がある。

見た目で伴侶を選んでしまったわたしには、痛いことばである。

長いけど、良いです。ぜひ秋の夜長に読んでみてください

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「コクリコ坂から」を観て思ったこと。

2011-09-03 14:44:39 | 本・映画・テレビのこと

ジブリの映画が好きです。

先日、久々に夫に子供を預けて1人で「コクリコ坂から」を観ました。

どうしても、観たくなった。暗闇で、1人で観たかった。本当は、夫と観たかった。

でもまず無理だし、夫は興味なさそうだったから。

「アリエッティ」は観れなかった。「ポニョ」は娘が産まれる前、夫と姪と観たなあ

「コクリコ坂」は良かったです。画が荒かったように感じましたが、人が人を好きになるあの感じ、とっても胸を打たれました。

気になって、好きになって、一緒に居られて。避けられて、なんで?って悲しくなって

これから先があるのか、分からなくて、未来も見えなくて。

切ない気持ち。

かつて、こういう気持ち、味わったことがあるなあ、と。

相手は夫でした。

主人公が好きになる男子はとても誠実で。ここは夫と違うところ(笑)

海ちゃんが、たとえ叶わなくてもずっと好きです、と心を捧げるのに値する人でした。

だからあっさり終わってしまいましたが、とても心に響く映画でした。

以前東京で「ハウル」を映画館で観た時に思い出したのは、のちに夫になった彼のことでした。

そういう人と結婚できたのになあ、ととても残念でもあり。

 

家出から、夫はとても娘に優しくなりました。

(でも昨日娘がおもちゃが意のままにならなくて、大きな声を上げたら「うるさい!」と怒鳴ってましたが)

娘はたまに甲高い声を出します。それは周りの2歳児なら、自分の思い通りにならなかったり、ハイテンションになったりするとよくあること。

そんな時、近くのママは耳がキーンとします「うるさいな~」と言ってしまうこともありますが、大抵は笑いに持っていき、こちょこちょをして「なんだよ~!耳が痛いよ~!」などと言って笑わせます。

夫とは

「娘を第一にすること」

「娘には『ダメ』と言わずにちゃんと注意すること」

「娘の前で口論しない」

「口論しそうになったらその場から離れること」

「精神的に自立する」

など幾つか決め事をしました。そして一ヶ月、やってみようと。

夫は今のところ、とても大人しくしています。娘が失敗しても「自分が悪かった」と言うようになってます。

(でもいつも土下座の後はそうなんですけどね

わたしの方は、なるべく夫には優しく接するように心がけては居ますが、夜中の1時に、ベランダにあるビニールプールの水を流し始めたり、休みの日に台風が来てるのに4回も洗濯したりされると、ついつい声がとがってしまいます反省。

「夫が基本的に嫌い」

そういう気持ちが強くて。

でも、表面上は穏やかに過ぎているので、段々気持ちも和らいできました。

ずっとしまってあったコーヒーメーカーで、夫が好きなコーヒーを入れたり(わたしはコーヒー飲まないので)、部屋を片付けるために収納家具を組み立てたり。

夫はわたし達が留守の間に、自分の持ち物を大幅に処分してました。別々だった寝室ですが、自分のベッドを主寝室に移動して、今は娘がゴロゴロしながら寝ています。

「発言小町」というサイトをご存知ですか?

そこに「コレクションを妻に捨てられました」というトピがあって、趣味の骨格標本を(愛犬の骨も含む。一番大きいのがグリズリー、灰色熊という本格的なボーン・コレクター)、妊娠中の妻が勝手に捨ててしまった、殴りたい、離婚したい、という穏やかでないトピで、目が離せません。

「発言小町」はドラマかと思うほど、多彩なトピが上がっていて、すごい興味深いです

夫も、このボーン・コレクターの方と共通点がありました。「3LDKの部屋のひとつを、自分の好きに使って何が悪い」という考えでした。「俺の家なんだから、俺が好きに使う」と言ってました。

でも、自分の好きなものに囲まれて暮らすほど、うちは広くありません。

広い家を購入するほどの資金も稼いでません。

娘を第一に考えて、背の高い家具は一部屋にまとめ、地震に備えたい。

狭い家なら狭いなりに、家族みんなで気持ち良く過ごせるようにして欲しい。わたしはそう思います。

「自分が第一」ではなく「娘が第一」という考えに変えて欲しい。

夫にそう望んでいます。

 

 

 

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「沈黙」 村上春樹

2011-06-18 17:54:52 | 本・映画・テレビのこと

村上春樹さんが福島の原発のことに言及している。

最近まで世の中のことについて一切発言しなかった彼が、「卵と石」のスピーチに続いて、自分の考えを世の中にダイレクトな言葉で発信するようになっている。

世界的に読者を持つ小説家である。その影響力は大きいであろう。

彼の小説の主人公の男性のようなイメージだったが、今は大きく変わった。

その彼の小説のなかで私がとても印象深く心に残っているのが短編の「沈黙」だ。

「ノルウェイの森」から入り、「羊をめぐる冒険」「スプートニクの恋人」など寓話的な長編しか読んだことがなかったので、衝撃的だった。

(ちなみにこの短編を教えてくれたのが、今の夫である。)

人間の悪意。それも特定の人間だけに向けられるもの。そして大衆。読後、底寒い気持ちがした。やはり、すごい作家だな・・・と思った。

明確なメッセージを感じた、初めての彼の小説だった気がする。

この小説のことを思い出した出来事があった。

 

私はある育児サークルに入っていて、そこでの集まりのために一ヶ月に二回、託児を派遣して頼んでいる。

託児の希望をとりまとめて業者に連絡するのが、私の役目だった。

半年くらい前に初めてお願いしたのだが、他の私が主催しているサークルでもお願いしていたのでそのつながりで頼んだ。

(結局そのサークルでは2,3回お願いしたが、ママと一緒に活動することにしたため託児を頼むのをやめた)

その間、2,3人のシッターさんに来ていただいていたのだが、今は託児を頼む人が少なくなって1人しかお願いしていなかった。

先日、またお願いしようと4日前に電話したのだが、留守電でメッセージを吹き込んだ。でもレスがない。

前日、確認のために電話したところ、急に「託児、必要ないんじゃないですか?」と言われたのだ。

その電話の代表の方と思われる女性は、最初の2,3回来てもらったことがあり、50台後半かと思われる先生っぽい人だった。

ちょっとうるさそうだけど、きちんとした方だと思った。保育のプロ、って感じ。

一度、急に託児の子供が増えてしまい、1人のシッターさんに3人(1人は乳児なのでおぶっていた)お願いしてしまったことがあったのだが、最初に「1人のシッターさんに何人まで、という決まりはありますか?」と聞いたのだが特にないということだったので、そのままお願いしてしまった。

そして次の回のお願いの電話をしたら「1人に3人は大変なので」ということを言われた。

(なんだかはっきり言わないで、遠まわしなことをいう人なのだ。「自分も3人の子供を見たことがあったけど、大変で・・・」みたいな感じで、いつももやもやする感じだった。)

それから多めにお願いしていて、キャンセルが出たときは3人の子供に3人のシッターさん、という時もあった。

一度、シッターさんが時間を過ぎても来なくて、連絡したら「おかしいですね、行ってるはずです」とのこと。

結局15分くらい迷っていたらしく遅刻したのだけど、そのシッターさんからも代表の方からも謝罪はなかった。

回を重ねると、留守電でメッセージを残しても、折り返しの確認の電話がないことが普通になった。こちらから心配で一応電話するこという状態だった。

託児を頼む側としては、子供を見てもらうのだから、クレームがあってもいいづらい。

なぜかといえば、子供が不利益をこうむることを怖れるからだ。

だから多少のことは目をつぶってしまう。シッターにもあたりはずれがあるから、次にあたりだったらいいや、と。

急に「託児はいらないんじゃないですか」と言われた前の回に、トラブルが起こった。

子供同士でお菓子の取り合いになり、子供が泣き、ミーティングが中断した。この時は「はずれ」、若い女性だった。

最初から子供の近くに行かずに、遠くで見ている。

他のママからも終わったあと「今日の人ってただ見てるだけって感じだったよね」「今日はいつもと違ったね」との声が出たので、次回もその人だったら変えてもらおうかと思っていた矢先だった。

そのことが関係しているのかはわからない。

しかし前日になって、こちらが頼んでいるのに「託児いらないんじゃないですか?」と言うのは対応としておかしい。

なんでそんなことを言うのか分からない。

どうも、以前は子供とママと別な部屋に分けて、託児をしてもらっていたのだが、あまりに子供が泣き止まず気が散るのでママと一緒の部屋ですることにしたことが、やりにくいらしい。

「ママと一緒なら、いらないんじゃないですか?」

と言うのだ。

しかし高いところに登ってしまったりする子もいるし、一応ミーティングに集中するために危険がないようお願いしているのだ。

こちらが必要だからお願いしているのに、なぜそちらがいらないと判断するのか?

話をしても疑問は解けない。とにかく、はっきり言わないのだ。

その時は平行線で、「一応これからシッターさんにあたってみます」ということで電話を切った。

(というか、手配してないってどうなの?

そこで私は「なぜ急にそのように判断されたのか教えて欲しい」ということと、託児の部屋をママと一緒にした経緯や、前回のトラブルがあり、今まで中断することは一度もなかったので、今後はその人でない人にお願いしたい、それと時間や人数に決まりがあるなら、それも教えて欲しい、ということを、代表の方あてに手紙に書いた。

次の日シッターさんに渡し、ご連絡ください、と伝えてもらった。

が、返事は一週間たってもない。

知人の保育士に、その代表の方のひととなりを聞いたら「なんでも相談できる良い方です。・・・仕事と言うか、保育のあり方みたいなものに関しては厳しかったりするので同業者からはちょっと怖がられたりすることもあるらしいです。」ということだった。

私も、ちょっと友達にはなれないかもだけど、筋が通った方だと思っていた。

でも、ひとはそう見せるようにことばだけは言うことは出来る。

こちらから電話して、折り返し電話してくれるようにメッセージを入れたが、電話は来ない。

次のサークルまで1週間を切った。

もし頼めないなら別の方法を考えて手配しなければいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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セックス・アンド・ザ・シティ2

2010-06-05 12:07:08 | 本・映画・テレビのこと

娘が1歳になり、ついにひとりで歩くようになってきました
以前と比べると楽になった部分もあるのですが、また違った大変さがくるのが育児というもの…目が離せません。
しかし顔を合わせてにっこりしたり、いやいやしたり、意思が出てきてまたそれも面白い楽しいです。

さて、1年のご褒美という感じで、夫が娘を見てくれて、前売り券を買ってきてくれた「セックス・アンド・ザ・シティ2」
前作よりCMも観ないし、広告控えめ?
「あ、2撮ってるんだ」なんてわたしも思っていたのですが。
ついに夫婦となったキャリーとビッグの結婚生活、子どもたちが少し成長したミランダとシャーロット、スミスを別れてフリーに戻ったサマンサ。
ライフスタイルは違っても、友達の4人。今回はアブダビに。
そこでキャリーは元彼エイダンに再会。そして、というところ。

ネタバレもありますので未見の方は読まないでいただいた方がいいかも。

いや~サマンサは相変わらずちょっとお下品に見えてしまうのは、周りの3人がもう決まったパートナーがいるからかな?
しかしサマンサ、赤が似合う。綺麗でした。そしてハートがあったかい
シャーロットとミランダが母という役割についてぶっちゃけトークをするのですが、母となったわたしも共感するところが大きく。
今回やっぱり専業主婦であるシャーロットに感情移入するところが大きかったですね
部屋にこもって涙をこらえるシーン。ぐっときました。ああいうことってあったなあ
シャーロットは完璧な母であろうと努力するからこそ、つらくなるってこともあって。わたしはそこまでじゃないけど
ほんと、ひとりの時間を30分でも持ちたい。そう思うママって多いと思うんです。
しかし子守を雇うとは…うらやましいっす
ミランダの「それだけでなくわたしは仕事したい」というセリフにも共感するところもあり。
やっぱり4人のなかに少しずつ自分があるんですよね~。
そしてキャリー。
食事をビッグが作ったり、あとはケータリング・外食で貫くってのはすごいな~と感心。
でも、エイダンとキスしたことはわざわざビッグに言うことはないんじゃないと思いました。
ちょっと理解できないな~
今回キャリーにはあまり共感できるところがなかったという感想。
あ、でもキャリーが
「エイダンとキスしたとき、あたしはNY中走り回って一人の男を追っかけてた。それを思い出したのよ。その男と結婚できて、なにが不服?」
って言った時、人生の中で一番好きな男と結婚したわたしも、いまやその愛をわすれかけててあの時の想いを少し思い出しましたわ。それも大きな収穫。

しかし2日間離れていよう、と提案するビッグって、やっぱり一筋縄ではいかない男だなあって思いました。さすがミスタービッグ
ベッドで口を開けながらテレビ観てる姿からは想像できないけど

前作があまりにドラマティックだったし、アブダビも満喫っていう前に退去になっちゃったからなんだかあれれ?もう終わりかな?って感じだったし、物足りない印象。でも3に続くならこの程度かなって感じ。

「結婚生活をキラキラで送りたい」っていうのは、なかなか難しい。
子どもがいると、もっとリアルが押し寄せてきて、もっと困難。
うちも子どもがいなかった時は、寝る前に目薬までさしてあげてたもんな~。
(今思うとなにやってんだーって思うけど

ちょっと最近、夫のことが尊敬できない事態が続いていてって思うことが多くて。
やっぱり普通になにもない平安なときはいいんだけど、何かあったときにその人が出るから、そういう事にきちんと冷静に対処していって欲しいなあ~って思うのですよね人生なんて、子どもなんて、思ったように、計画通りになんていかないんだから。

お知り合いのお宅のバラ園を見せてもらいながらランチをいただき、そのあと東京から寄ってくれたお友達とあってお茶したり、両親から送ってもらった鮭やかれいを夕飯にしたりとなんだかとっても楽しい、癒される、ゆっくりした時間が過ごせた1日でした

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「ハチミツとクローバー」

2008-10-16 01:38:01 | 本・映画・テレビのこと

今更ながらですが。
羽海野チカさん作の漫画「ハチミツとクローバー」全10巻。
すごく好きで、キューティーに掲載されていた頃から読んでいて、あれよあれよという間にアニメ化・映画化・ドラマ化された作品です。

「全員片想い」のコピー通り、全員片想い・・・。
切ないとこです。
5人の美大生とその周りの大人の物語。
しばらく手に取ってなかったんだけど、なんでこんなに好きだったんだろう・・・と思い、読み返してみました。

片想いって、どんな人も1度はしたことあると思うのですが。
主人公・竹本くんは同じく美大生の天才といわれるはぐみと会い、恋に落ちる。
でもその恋は、意外な結末で終わる

「うまくいかなかった恋に、意味はあるのか。
 消えていってしまうものは、無かったものとおなじなのか」

片想いがやぶれた時、こう思った人はいるのではないでしょうか。
わたしも思いました

「この想いはどこにいくのだろうか?
 かなわなかったこの恋に意味はあるの?」

最初は青春ギャグ漫画みたいな感じでありましたが、後半俄然面白くなってきたのが「人が生きる意味」「人生の使い方」というテーマがからんできてからです。

まったく見た目はコロボックルのような小学生に間違われるようなはぐみが、「絵を描く」「ものを創る」ことに対して天命のようなものを持って生きている。
そのはぐみを好きになった竹本君も、自分の進む道、生きる目的を徐々に見出していく。

「恋愛」っていうことばは軽いように思えてしまいます。
主要キャラクターは本気で人と関わって行きます。
それは「ただ好き」というものでは済まされないような、重いものを背負った人間を、その荷物ごと受け止めて背負おう、という覚悟・・・。

自分の過失で夫を亡くし、すべての片をつけたら夫のあとを追うつもりの女性を好きになった真山。
その真山をずっとずっと見つめて、片想いしているあゆみ。
そのあゆみを好きになったものの、どんどん踏み込んでいってその気持ちごと受け止める覚悟を決める野宮。
はぐみのために自分の人生を差し出す決意をした花本先生。
その気持ちに応えるはぐみ。
はぐみを愛している、同じく天才の森田。

面白キャラに彩られておりますが、なかなか重い物語なのです。

うまく言えませんが~

最初はひとめぼれから始まった竹本君の恋。
でもはぐみのすべてが、彼に問いかけ続けた。
あなたはだあれ?(僕は誰なんだ?って)
必死で何かを探しつづけてたはぐみが、竹本君に問いかけていたもの。

自分の進む道を見つけ旅立つ竹本君に、最後にはぐみからありったけの幸せをこめた贈り物。
それをつかみながら涙を流す竹本君。

「かなわなかった恋に意味はあるのか?」
「今ならわかる。あったんだよ ここに」
「はぐちゃん おれは君を好きになってよかった」

ここで物語は終わる。

わたしも「この恋に意味はあったのか?」とむなしい気持ちで考えたことがたくさんあった。
竹本君みたいに「あったんだよ」と思えたこともある。
それは自分がどのくらい相手に関わりたい、深く人生に交わりたいと思ったかに比例するような気がする。
相手を想う事で自分が見える。
自分は何を求めているのか、どうなりたいのか。それが見えてくる。
いろいろ得たことがたくさんあった。そう思える恋がある。
たとえかなわなくても。

「ハチミツとクローバー」、未読の方は一度読んで見てほしいな。

ちなみに、当時夫に片想い中だったわたしはあゆみに思いっきり感情移入して、涙していたものです

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セックス・アンド・ザ・シティ

2008-08-17 20:48:34 | 本・映画・テレビのこと

「セックス・アンド・ザ・シティ」
このアメリカのドラマ、ご存知でしょうか?
大人気を博したこのドラマ。この夏、映画版が放映されました。

ずばり「セックス」と謳ったタイトルにドン引きして、最初はレンタルDVDを手に取るのもはばかられたこのわたしですが、WOWOWで観てからハマりました

大都会NYに暮らす30代の4人の女性。
白馬の王子を待つギャラリー勤務のクラシックなシャーロット。
頭脳明晰で皮肉屋の弁護士ミランダ。
セックスに奔放なPR会社経営のサマンサ。
そして主人公・セックスコラムニストのキャリー。

華やかなシングルライフを謳歌する親友同士。
恋も仕事もファッションも思い切り楽しんでいる。
それぞれ結婚・離婚・出産を経て、成長する姿を描いたドラマ。

なんて固いものではなく、エッチで笑えて面白い
そのなかで「真実の愛」を捜し求める4人の姿が、切なく、応援したく思ってしまうドラマです。
特にキャリー着る流行の洋服・バッグそして靴は素晴らしく、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーは一躍NYのファッションのアイコンになりましたジミー・チュウの靴なんて、このドラマで知ったもんな…。

キャリーはリッチなミスター・ビッグの恋人になるのですが、別れたり付き合ったり何度もし、ついには若い美しい20代の女性と結婚してしまったビッグと不倫関係に陥り、自宅で妻と鉢合わせ、挙句にビッグは離婚に至ったり
そんなキャリーも世界的なアーティスト、アレクサンドルとパリに行き、それを追ってビッグが愛を告白し、また恋人に戻ったのがドラマ版のラスト。

そしてついに10年前に出会ったキャリーとビッグが結婚することに。

でもその結婚式で大変なことが

映画の先行上映に思わず駆けつけてしまったわたしなのですが、何度かうるっときました

都会でたっかいヒールを履いて、時々ふらつきながらも仕事も恋も頑張っていた自分と、キャリーたちが重なりました。

そうだ、こうやって頑張ってたんだよな、わたしも…。

そして同じく「真実の愛」「運命の人」を探してた。

キャリーは今まで手ひどい扱いを何度もビッグに受けていて、もう何度別れたの?15回目?って友達にからかわれるほど。

3度目の結婚に不安になって、結婚前夜にためらいを打ち明けるビッグに、キャリーは
「よく考えて。結婚するのはわたしとあなたよ。
 もうけんかをするネタもない。
 私とあなたが結婚するのよ。」
長いこと付き合ってきて、いろいろな顔を見せ合ってきた二人だから、何度も愛し合って別れてきた二人だから。
大丈夫よ、ほかでもないわたしと結婚するのよ、と諭すキャリー。

結婚前夜に「自信がない」と言ってくる彼に対して、そんな風に言えるか
わたしだったらパニくっちゃう。
すごーーーく深い愛を、キャリーはビッグに抱いてるんだ。
そう感じられたシーンでした。

それから二人は…

この映画を観て思ったことは
「男は女にどこまで甘えるのか」
「女はどこまで男を許せばいいのか」

なんかそういう歌、あったよなあ…。

「また裏切られるかもしれない」
「また心変わりするかもしれない」
「あんなつらい思いを、またするの?」
「あんなつらい思いに、またわたしは耐えられるの?」
「人を素直に信じられたわたし、愛せたわたしから、遠いところに来てしまった」
「またわたしは人を信じて、愛すことができるんだろうか。また笑える日がくるのだろうか…」

キャリーは何度もそう思った。

実はわたしも夫とは10年前に出会い、実に3度別れている。
キャリーほどではないですが、その気持ちが痛いほど分かった。

その上で、ビッグと結婚すると決めたキャリー。
そのキャリーが着る、ヴィヴィアン・ウェストウッドのウェディングドレスは本当に美しい
キャリーを見て、涙ぐむサマンサにもぐっとくる

それぞれの、自分らしい、自分の道を選んだ4人。
完結にふさわしい映画、脚本でした。

4人の個性が強い女性たち。
すべての女性のなかに、4人がいる。
そう思います。

今、シングルで、仕事も頑張っている女性に観て欲しいSATC。
絶対元気が出ること、うけあいです

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