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それでも日は昇る

今日よりいい明日が来ますように!

根本的な解決にならないような・・・

2017-03-15 10:22:51 | 日記
時間外労働、つまり残業時間の上限について、安倍首相がおととい、いわゆる繁忙期であっても「月100時間未満」とするよう労使双方に要請したのだそう。
ただ、過労死ラインと言われる時間外労働は80時間。それを優に超えているわけだから、野党や運動団体からは反発を受けているみたい。
100時間未満を単純に99時間と考えても、月に20日に出勤している人なら、1日あたりの残業時間は約5時間。
一般的な退勤時間は17時ないし18時というところが多いだろうから、22時や23時まで残業していてもセーフということになってしまうよね・・・。
たまにならまだしも、それが連日続くとなると、やっぱり心や体を病んでしまう人が多いんじゃないかという気がする。
ネットの反応を見てもだいたい似たような感想を抱いた人が多いみたいだけど、中にはそもそもなぜそこまでしないと仕事が終わらないのか、それが根本的な問題だと提言していた人もいた。
確かに諸外国では日本よりも労働時間が少ないけれど、ちゃんと経済が回っているんだよね・・・。
規模の大きな国もあれば小さな国もあってさまざまだけれど、いずれも日本よりひどくないから、社会の規模の問題じゃないのだと思う。
なので残業は月100時間までとか、そういう決まりを作っても意味ないんじゃないのかなあ。
だって100時間未満で終わらなかった仕事のツケは一体どこに回ってしまうのかってことになるし。
会社で残業できないなら自宅に持ち帰るしかないってことにもなるし・・・。結局場所が変わるだけで心身への負担はちっとも減らない気がする。