goo blog サービス終了のお知らせ 

それでも日は昇る

今日よりいい明日が来ますように!

事故がお金にしか見えない人

2015-07-18 21:16:50 | 日記
最近はニュースで視聴者からの画像や動画を使うことも多くなっている。
特に多いのは事故や災害などの動画や画像。トラブルが起こった直後の画像はリアリティがあるということで、テレビ局が視聴者の画像や動画を資料として買ったりすることもあるんだって。
最近はみんな高画質のスマホを持っているから撮影もしやすいし、テレビ局側も臨場感のある画像をもらえるから、利害が一致しているんだと思う。
ただ、そういった背景が時に悲劇を生むこともあるわけで。
今月13日に、オハイオ州で17歳の少年が運転する車が他人の家に突っ込み、炎上するという事故が起き、救急車が駆けつけるまでに近くの住民が救助にあたったけれど、車の助手席に乗っていた17歳の女性が死亡するという痛ましいトラブルがあったらしい。
救助にあたった住民は悲しむ一方で、当時、事故の様子を撮影するのに夢中で救助活動に加わらなかった人がいたと怒りを爆発、
その男はスマホでの事故撮影に夢中になっていて、ショッキングな動画をFacebookに投稿した上、報道機関2者に対して映像の購入を持ちかけていたんだとか。
さらには車の前後のドアを開けて車内を撮影したことも撮影動画から明らかになり、さすがにこれはひどいということで逮捕されたらしい。
事故を目にしたら、ほとんどの人がそうであったように、まずは真っ先に救助しようと行動を起こすのが普通だけど、この人は事故を見た瞬間、それがお金にしか見えなかったんだろうな。
そういう人も世の中にはいるってわかっていたけど、やっぱり何だか悲しかった。