オペ二日目。
この日は透析がなく、ご飯もフツーに食べられるので、ずっとベッドでゴロゴロと
漫画を読みふけっていた。

朝の回診時、外科の先生たちが来て、喉の管を抜いてくれたので、もうそれだけで
気分もスッキリ☆
耐え難かったのが、朝の採血。
透析の日は、そのまま穿刺した時に採ればいいけど、透析のない日は当然ながら
どこかに針を刺さなきゃならない。
でも左腕はシャントだし、右腕は副甲状腺の一部を移植したばかり。
仕方なく足の甲の、浮き出ている血管から採ることになったけど、これがまた痛み
がハンパじゃない!

もし入院が延びるようだったら、自分ちの穿刺セットを持ってきてもらい、シャント
に自己穿刺して そこから採血してもらおうと思い、うちの人にも持ってくるよう
頼んだほど。(シャントなんて透析以外で刺したくはないけれど、ありえない痛さだったので。)
午後になると、友達がお見舞いに来てくれて 本当に感謝

入院時、特にオペともなると 気持ちも沈んで弱気になるので、お見舞いは本当に
ありがたいし嬉しいものです。

この日は、ちょうど一緒にHHDを行っているMさんも 一泊入院の初日の日で、午前中
はMさんの奥さんがお見舞いに来てくれました。

翌日の朝には退院してしまうということだったので、夕飯のあと、うちのダンナと
二人で Mさんの病室を訪問。

↑子供さんたちも来ていたので、にぎやかで面白かった。(笑)
二日目は無事に大したこともなく過ぎましたが、大変だったのがこのあとの夜中。
もう時刻も0時を過ぎて翌日になった頃、多分首と肩の痛みからか、頭痛まで
出てきてしまい、しかもいつもの偏頭痛とは違って 本当に我慢できない痛み。
見回りに来た看護師さんに言ったけど、先生の指示がないと薬は出せないとのこと。

いつもならロキソニンを一錠飲めば済むことなのに、どうでもいい薬ばかり持参して
きて、肝心なとんぷくを持ってくるのを忘れてしまった・・・。
「おうちの人に持ってきてもらう分にはいいよ。」なんて言われたけど、夜中の
2時に誰が持ってきてくれるんだよ!ってちょっと(かなり)憤慨。
医者の指示がないからロキソニンは出せないって言いながら、市販の薬とか手持ち
の薬なら飲んでもいいなんて、矛盾にも程があると思うんだけど・・・。
(こういう時、いつもの腎臓内科の病棟ならすぐに対処してくれるのに・・・って思った。)
結局その場は我慢して寝る努力をしたけど、とにかく痛みが治まらない。
薬ももらえないなんて、こんなだったら帰ったほうがマシだと思い、2時間後、
看護師さんに 「あまりに痛いから自宅に帰らせてほしい。」と懇願。
そしたら別の痛み止めを持ってきて、「術後傷の痛み止めだけど、頭痛にも効くから」
と言われ、その2錠を服用。(初めての薬だったので、なんて薬かは忘れた・・・。)
その後少し寝たけれど、頭痛のほうは少しは良くなったものの、あまりすっきり
しないまま。
オペ二日目に思ったことは、ほかに持病を持っていながらその他の科にかかると、
とっても面倒で融通がきかなくて使えないということ。
ホント、この日の夜は今までの入院の中で一番帰りたかった日だった。
(何も薬を処方してくれなかったら、こっそり自宅に帰ってロキソニンを飲みに行こうとマジメに思いました。)