goo blog サービス終了のお知らせ 

在宅血液透析Diary

日々の出来事や在宅血液透析(HHD)のことなど 書いています。
<2007年5月開設>

もったいないことしたわぁ・・

2013-06-09 19:00:57 | 在宅透析中のトラブル


ゆうべは深夜の1時過ぎに透析始めて、終了が今朝の7時過ぎだった。
正確には1時20分開始で7時20分終了だったんだけど、もたもたしてたら途中でB液が
なくなっちゃって、久々にB液下限警報が鳴った。

返血終了直後だったんだけど、血液ポンプ回して回路内の血液が混じった生食を捨てなきゃ
ならないし、ダイアライザー内の排液もしなきゃならないからマジ困る。

うちの装置は日機装なんだけど、濃度警報が出ると超厄介なんだよね・・。
濃度警報だけなら血液ポンプは回るからいいんだけど、問題は気泡警報が同時発生すること。
今思えばだけど返血後、警報が鳴る直前に気泡スイッチ切っておけばよかったよ。
それか、Vチャンバーが空っぽになった直後(気泡センサ手前)で血液ポンプ止めて排液スイッチ
入れればよかった。 そしたら透析液無駄にならなかったのに。


濃度警報が出ると、それを解除するまで気泡スイッチを切ることができない。
「アッ!!」と思ったらもう遅くて、気泡警報も一緒に発生してどうにもならず、結局新しい
透析液を出して濃度警報解除して気泡スイッチも切って何とかなった。


うちの病院は指導内容が多くて、特に警報関連は嫌ってほどしつこく指導を受けたけど、
実際に自宅で透析を始めてみると全然想定外の警報やトラブルに遭遇することが多い。

透析液がなくなって警報がWで出るなんて、病院では想定できないんだろうね。
でも一番肝心なことで一番よくあるトラブルなんだから、ここらをちゃんと教えてほしかった。

あと、供給液異常とか漏血警報の解除よりも、手動の洗浄設定のやり方を教えて欲しかった。
洗浄はピューラックスを使った洗浄(洗浄1)と、ピューラックスと酢酸を使った洗浄(洗浄2)
の2種類で、週末のみ洗浄2の設定でやってるんだけど、この洗浄の選択画面が排液後じゃないと
表示されないの。

もちろんそんなことはないだろうし、技師さんとかならチャチャっといじればすぐその画面が
表示されるんだろうけど、あまり装置をいじらないようにってことで私は手動の洗浄は教わらなかった。
だから今朝のトラブルも、新しい透析液を使わなければ警報解除&排液ができず、仕方がないことだと
わかっていてもやっぱりもったいない。

だってA液は未開封でB液のみ5分間しか使ってないんだよ。
残りはとっておいても仕方ないから全部捨てた。
透析液は多めに発注してあるから大丈夫だけど、それにしてももったいなかった。
だったら5時間経過したあたりで新しい透析液に替えて、もう2~3時間余分に透析すればよかったよ。


でも秋頃には新しい透析装置に変わるらしいから、その指導の時にでも聞いてみるつもり。
新しい装置も同じ日機装だけど、プライミングや返血が全自動のものらしい。
手動と全自動と切り替えることもできるらしいけど、面倒でも両方教わろうと思う。
やっぱいざって時に手動で対処できないと困ることもあるだろうし。

てゆーか、病院側は自動プライミングのほうが絶対ラクだろうけど、在宅患者はプライミングも返血も
自分のみだからこのままの装置でいいんだけどね。てかこのままがいい。

だけど新しい装置用に血液回路も改良するらしいから、やっぱ病院と同じ装置にしないとならない
みたいだし、ホントなかなかめんどくさい。
装置を変えて透析効率が良くなるならともかく、そうじゃないなら今のままで十分だよ。
また1から覚えるのマジめんどくさいわ。





【人工透析】【点滴】【血液浄化療法】【血液透析】 長袖Tシャツ: 前腕チャック (M, ブラック)



久々あせった・・

2009-11-02 10:12:49 | 在宅透析中のトラブル

前回(土曜日)のプライミング時、珍現象が起こった。
血液回路とダイアライザー内に生食を満たしている最中のこと。
ダイアライザー内に生食が満たって、これからVチャンバー内へ・・というところで、
いきなり生食が回路内で止まってしまった。!Σ( ̄ロ ̄lll)

100ml/hで回していた血液ポンプを一度止め、もう一度回してみたけどやっぱり生食は
上がってこない。 再度血液ポンプを止めて原因を探したけど、どこに問題があるのか
さっぱりわからず、呼んでも無駄なのはわかっているけど、一応ダンナを呼んでみた。

で、二人で回路を点検してみたら、何てことはない。
ただ単に血液ポンプのフタが半開き状態で、きちんと閉じてなかったため、
血液ポンプが回っていなかったらしい。

3週間ほど前に、血液ポンプのフタが閉まらなくなり、原因がわからなかったので、
とりあえずテープでフタを貼り付けて透析をしたことがあった。
後日病院に電話して聞いたところ、血液ポンプのフタに付いている小さな磁石が取れ、
反対側にくっついていると思うので、その磁石を取って フタ側にはめ込めばOKと
言われ、本当にその通りだったので、こんなこともあるんだ~・・と思った。

だけどそれからもう何度も磁石はフタから外れ、プライミングと終了後の片付けの
たびに磁石を元に戻したりしていた。
でも血液ポンプを回している最中に磁石がはがれ、ポンプが止まったのは今回が初めて。
「フタが閉まってないと血液ポンプも回らない」と、指導中に頂いたテキストに載って
いたけど、コレって本当だったんだ・・と改めて実感。

これからはプライミング中、血液ポンプ部分に回路をセットしたら、すぐにフタを
テープで止めようと思う。
(日機装の定期点検が毎年12月頃なので、別にわざわざこのために来て頂かなくても、
まぁその時ついでに見てもらえばいいかなと。(; ̄ー ̄A アセ・・・)



別にトラブルってほどのトラブルじゃないけど、フタが開いてると本当に
血液ポンプは止まるってことがわかった出来事だった。


久々にあせったトラブル

2009-06-07 23:35:34 | 在宅透析中のトラブル
昨夜の透析時に起きたトラブルには、本当にビックリ&焦った。
昨日は3時間半透析の予定だったので、ちょっと余裕こいて支度を始め、
無事穿刺をして透析開始したのが21:20頃。

カルテに開始時間を書いて、テーブルの上のゴミ(使用済み滅菌手袋やガーゼなど)
捨てようとまとめていた時、チェックリストで開始チェックをしていたダンナが
「あれ!?なんかちょっとおかしいよ!」と言ってきた。

またいつものように、ちょっとしたことを大げさに言ってるとか つまんないこと
だろうと思い、「変って何が??アンタもともと変じゃん。」て言ったら、
「ちげーよ!Vチャンバーの液面だよ!」と 大きな声で言うのでふと見ると、
Vチャンバーの液面が上スレスレの位置まで上がっていた。(/||| ̄▽)/ゲッ!!!

Vチャンバーの液面は、開始操作の時に真ん中くらいまで下げるので、開始してまだ
1分かそこらしかたってないのに、こんなに液面が上がるなんてありえないこと。
慌てて透析を停止して、血流を60ml/hまで落とし、どこか異常がないか確かめたけど
おかしなところは一向に見当たらない。

てゆうかいつも穿刺前、プライミングが終了するとプライミングチェックリストで
各項目を一つずつチェックしてから始めるし、開始直後にも開始後チェックリストで
確認してるので、間違いがあればすぐに気付くはず。

急いで原因を探したけど、そうしている間にもどんどん液面が上昇し、圧モニター
ラインまで吹き上がる寸前だったので、とりあえず返血して終了することにした。
Vチャンバーの液面を、シリンジで少しずつ上げていってるくらいの速さで上昇していたので。。

もうこれ以上1分も透析することができない状況で、やむを得ず返血することに。
AとV両側をヘパロックしたかったので、通常返血ではなく自己返血のやり方で
針を抜かずに返血し、ヘパロックをしてからダイアライザーと回路の中身を流し、
ダイアライザーの排液もして、技師さんに電話。

事情を説明すると、「もう一度最初からプライミングをし直して透析して、それでも
また同じようになるなら今日は透析中止しましょう。」ってことになった。
排液したダイアライザーと回路も、次回の外来時に持参ねと言われたので、
圧フィルターやシリンジなども付けたまま、火曜日に持って行くことに。


とりあえず準備をして、再度プライミング。
カプラーをつなげてガスパージして、念入りにプライミングチェックをして透析開始。
かなりドキドキしたけど、今度は異常もなく、無事に開始することができた。

V圧も液面も正常のまま10分ほど経過したので、技師さんに電話。
技師さんもいろいろ原因を考えてくれて、液面が上がった時、圧モニターラインと
液面調節ラインのどちら側に吹き上げてきた?と聞かれたけど、このままじゃ
吹き上がるというところで血流を下げたり、透析停止して液面を下げたので、
どちらに吹き上がったのかは不明。( ̄~ ̄;)ウーン・・・

透析時間1~2分にも関わらず、ダイアライザーの残血も5mm幅くらいあったので、
ダイアライザーも何か関係してるのかなと思い、一応聞いてみたけど、あまり
関係はないらしい。

定かではないけど、圧モニターラインか液面調節ラインにピンホールがあったとか、
圧フィルターにヒビか何かが入っていたとか、接続が緩かったとか、そのあたりじゃ
ないかってことだった。

でも液面調節ラインのローラークレンメもいつもきつく締めてあるし、カンシも
きちんとかかっていて、圧フィルターも、回路側と装置側、両方しっかり接続して
あったので、どうもよくわからない。
しかも、Vチャンバーの液面がどんどん上がってきてる時でも、静脈圧はいつもと
同じ値で 別に異常もなかったのでますます謎。


まぁでもとにかく無事に終わったので一安心。
それにしても、改めてすごいなと実感したのがヘパロック。
返血してから再度開始するまで約1時間ほど経過したのに、針先が固まることもなく、
そのまま回路を接続するだけで済むっていうのは本当に助かる。
これで穿刺までもう一度やり直しなんてなったらかなりへこむ。


あと、土曜日の夜遅く、プライベートタイムに突然電話したにもかかわらず、
嫌な顔一つせず、丁寧に優しく対応してくださった技師さん。
私もダンナも昨日は半分パニクっていたので、本当にありがたかった。
(ダンナは技師さんと電話しながら何度もお辞儀をしていたのでちょっとウケた。)笑

今回はとりあえず無理だと思って返血しちゃったけど、今度同じようなことが
起こったら、返血する前に圧フィルターを新品に取り替えてみようと思う。
それでもダメなら返血するしかないけど・・。

いろんなトラブル例やその対処法を 指導中教わったけど、大抵は今回のように
予想もしていなかったトラブルが起こるので、まぁ在宅透析の唯一のデメリットは
こういう時だろうなと思った。



もうダメかと思った・・

2009-04-17 23:43:49 | 在宅透析中のトラブル

15日(水)の透析は、もうどうしようかと思った。
穿刺ミスは数え切れないほど経験してきたけど、今回ほどひどいのは初めて。
Vの穿刺ミスがちょっと続いたせいか治りが遅く、しかも皮膚もそこだけ
硬くなっているのか、とにかくこの日の穿刺ミスはひどかった。

今まで穿刺ミスといえば 必ずAの箇所で、Vの穿刺ミスはほとんどないと言っても
いいくらい。
それが最近はVのほうがヤバく、15日の穿刺は3回失敗し、4回目でやっと成功。
おまけにやっと刺したVなのに、回路をつなぐ時に脱血を確認したらすっごい
緩やかな脱血で、急いで針先洗浄。
透析が始まったらもう一気に疲れがきて、そのまま寝てしまった。(; ̄ー ̄A アセ・・・


先月2回失敗したことがあったけど、今回は3回。
もう4回目がダメだったら、せっかくセットしたダイアライザーや回路・透析液
などはもったいないけど、もう今日は透析断念しようと思った。

2回目失敗した後、気分転換しなくちゃと思い、止血しながら2階の居間に戻り、
とりあえず一服。(←禁煙挫折中。)笑
気持ちを落ち着けて、再々度穿刺に挑んだけどやっぱりダメ。
もうこの時の心境と言ったら、「ちょっとぉ~・・一体どぉなっちゃうの~!?」
てカンジ。( ̄◇ ̄;) ハゥー

いつも穿刺ミスすると自分自身に腹が立って、ダンナにやつ当たりして喧嘩
というのがお決まりのパターン。
でもこの日ばかりは2人とも無言で、自信喪失して呆然としている私に対して、
「仕方ないよ。無理してシャント傷付けても困るし、どうしてもダメだったら
今日はやめて明日の午前中に透析しよう。それでもダメならその足で病院に
行けばいいじゃん。」となぐさめられ、こりゃマジでヤバイなぁとさらにあせった。

結果、何とか成功して開始できたのでよかったけど、次に不安になったのが
次回の透析。
これだけ刺しまくって 中一日で回復するわけないし、次はどうしよう・・と
思い悩んだ。

でも在宅透析は自分のみが頼りなので(介助者はあくまで介助で、責任は患者本人だと思っている。)
不安を抱えながらも穿刺開始。
そしたら思いのほかすんなりで、一度も失敗せずに開始することができた。

HDはたくさんのスタッフがいるので、一人の看護師さんが失敗しても、他の看護師さん
に穿刺を交代してもらうことができる。
でもHHDは全部自分にかかっているので、今回のように連続ミスしても 慌てたり、
動揺したりしないよう、うまく自分をコントロールしなくては・・と思った。


プライミングトラブル

2009-02-20 23:00:40 | 在宅透析中のトラブル

こないだ、久々にプライミング中にトラブルがあった。
プライミングをしていたダンナが、途中で二階に上がってきて
「何か回路がおかしいんだけど。」と言ってきた。

また何かやらかしたのかよと思って(←回路がおかしいなんて最初から信じていない。)笑
一階に降りて回路を確認してみると、Aチャンバーとダイアライザー内には生食が
満たっているのに、Vチャンバー内が空っぽの状態。
奴の話によると、逆さまにしたVチャンバー内に生食が満たったのでひっくり返した
ところ、急にVチャンバー内の生食が一気に抜けてしまったらしい。

「とりあえずさー、血液回路新しく代えようよ。」と奴が簡単に言うので、
「何か原因があるかもしれないじゃん。ちょっと待ってよ。」と言って
ふとVチャンバーを見てみると、なんと!液面調節ラインと圧モニターラインに
カンシがかかっていない!Σ( ̄ロ ̄lll)

「ねぇ、何でVチャンバーのトコにカンシかかってないの?」と聞くと、
「なんで??そんなトコ カンシかけないっしょ。」 なんてとんちんかんな返答が
返ってきて マジ眩暈がした。

「あのさー、液面調節ラインと圧モニターラインにカンシかけなきゃ Vチャンバー
から生食全部抜けるに決まってるじゃん!何言ってんの??」
と言うと、奴はしばらく考えて、「あ!!そうか!オレ何やってたんだろう。
ちょっとボケちゃったっけ☆」と、ようやく気付いた様子。
「ちょっとじゃなくてだいぶだろ。」と一応ツッコミを入れ、プライミング再開。
カンシをしっかりかけた後、カラッポになったVチャンバーを再度逆さまにして、
血液ポンプ100ml/hで回して生食を満たし、満たったところでVチャンバーを元に
戻して 血流を250ml/hまで上げ、ダイアライザーのAir抜き。

一段落ついて やれやれと思ったのもつかの間。
生食補液ラインのローラークレンメを閉じ、液面調節ラインにシリンジを付け、
圧フィルターを付けたところ、圧フィルターがびしゃびしゃに。(/||| ̄▽)/ゲッ!!!
どうやら最初にカンシを掛け忘れたため、圧モニターラインに生食が満たって
しまったらしい。

とりあえず、濡れた圧フィルターは捨てずにそのまま装置から取り外し、その濡れた
圧フィルターにシリンジを付け、Airを押し込んで 圧モニターライン内の生食を
Vチャンバーに流しておいた。
その後アル綿で接続部分をよく拭いて、新しいシリンジと圧フィルターを接続。
大したトラブルじゃなかったけど、うちらは(てゆうか大抵奴のほうだけど)
いつもマニュアルにも載っていない 想定外のトラブルをやらかしている。

ちょっと前も(コレも奴のしわざだけど。)ダイアライザーのAir抜きの時、いつまでたっても
Airが抜けず、Vチャンバー内の生食がボコボコ泡立つくらいだった。
結局、ダイアライザーと血液回路の接続がゆるかったことが原因とわかったけど、
私がプライミングする時は、毎回ダイアライザーと回路の接続だけはしつこいくらい
強く回して接続するように気をつけている。
なのに!そんなことがあったばかりなのに、今回もVチャンバーのカンシだけでなく、
またまたダイアライザーと回路の接続がゆるかった。

「あのさー、こないだも言ったじゃん!ちゃんとキツめに接続しろってさー。
今触ったらかなり右に回ったよ。もっと回らなくなるまできつく回してくれなきゃ
困るよ。」 と注意すると、「ちゃんときつく回したよ!何言ってんだよ!」と
生意気に反論してきた。!Σ( ̄ロ ̄lll)
「ちゃんと接続してないから言ってんじゃん!今 回したら半周右に回ったよ。
またこないだみたいなことになると困るから言っての。頭のネジも締め直せや。」
と、また超つまんない言い争いまでしてしまった。


まぁプライミング中ならまだ何とかなるけど、透析開始後 プライミングが原因で
何かあったらマジで困る。
そうならないためにも、プライミングは気を抜かずにきちんと確かめながら
行なわなければ・・と思う。