一昨日 叔母(母の妹)が亡くなり、昨日お通夜に、今日は葬儀に参列した。
まだ60代前半の若さで、残された身内の方々を思うと何とも言えない。
私も叔母にはずいぶん可愛がってもらったので、先週20日の日曜日に見舞いに行ってきたばかりだった。
ずっと意識不明だったけど、その日は偶然意識が戻り、私を見るなり「身体のほうは大丈夫?」と言われた。
自分のほうが余程大変で、寝返りをうつのがやっとの状態なのに、第一声がそんないたわりの言葉で涙が出た。
でも話によると、叔母さんは先月の半ばに姉妹みんなで食事に行ったらしく、一か月前は夫婦で一泊旅行に
出掛け、お正月も娘さんの嫁ぎ先に挨拶に行ったらしい。
その後入院したのが今月の10日からなので、本当に突然でまだ信じられない。
若い時(10代・20代の時とか)は親戚の葬儀に参列しても特に何とも思わなかった。
でも歳をとると、葬儀に出るたびに人の生き死にとは・・と考えるようになってきた。
こうして少しずつ身内が亡くなり、いつかは両親も、そして自分や自分の相手も必ず死ぬ。
いるのが当たり前だった人が突然いなくなるのは想像しただけで辛い。
自分の近しい人が亡くなった時、自分はちゃんと見送ることができるのか正直自信がない。
でも女の人が先に亡くなり、男の人が残されるのを見ると何とも言えず、自分自身に置き換えてみると
やっぱり辛くても自分の相手を見送ってからでないと心配で仕方がない。
透析しながらの人生だけど、いつか透析も離脱できるかもしれないし、個人的には近い将来
透析患者は確実に減ると思っている。(IPS細胞のやつね。)
医学もこれからどんどん進歩していくし、それまでは在宅透析でしっかりと透析をしながら生き、
せめて自分の相手の最期を看取ることが私のすべきことだと思う。
以前から思っていたけど、今日叔母の葬儀に出席して改めてそう思った。
人はいつどうなるのかわからない。
平凡な毎日に感謝しながら生きなくては・・と思う。