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親業のこと

恥ずかしがり屋の甥っ子です

2015年05月23日 | 日々のこと
今日は、甥っ子の運動会でした。
甥っ子は今、小学校3年生。
いろいろと悩みが多い・・・と私の妹は言うけど、
ホントは母親の愛情をいっぱい独り占めしただけの純情な子なんです。

たまたま時間が取れたので、
少しだけ見に行ってきました。

全校生徒80人くらいの小さな小学校。
だからなのか、みんなあったかくて、アットホームな雰囲気の運動会でした。

幼稚園児も6年生と一緒にかけっこしたり、
組体操は4~6年生の合同表現だったり、
我が子の通うマンモス校とは全く雰囲気の違う運動会。
小さい子も大きい子も、一生懸命な姿に、
明日の我が子の運動会よりひと足早く、感動したのでした






子どもってホントに誰もが純粋で輝いてます
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子どもが「死にたい」と言ったら・・・

2015年05月20日 | 日々のこと
事例の紹介です】

  歯みがきをしようと、息子(さとる9歳)と二人で洗面所に行くと、突然話し始めました。

さとる : お母さん、僕ね、つらい時に死にたいって思ったんよ。
母   : えっ?死にたいって思ったの?(とても驚いて) (能動的な聞き方)
さとる : うーん・・・・死にたいっていうか、腹が立ったというか・・・。
母   : (少し冷静になって) そっかぁ、死にたいって思うくらい腹が立ったんだね。(能動的な聞き方)
さとる : うん。Aくんたちにいろいろ意地悪されたでしょ。あの時が一番死にたいって思ったんよ。
母   : そう・・・。Aくんたちに意地悪された時に、一番、そう思ったんだ。(能動的な聞き方)
さとる : うん。死にたいと思うくらい腹が立った。ほかの時はそこまでじゃないけど。。。
母   : そうなんだ・・。Aくんたちのこと、死にたいと思うくらい辛かったんだね。(能動的な聞き方)
      近頃はどうなの?
さとる : この頃は、思わなくなったよ。
母   : そう。最近は思わなくなったんだね。(能動的な聞き方)
さとる : うん。


【お母さんの感想】
 息子の口から突然「死にたい」という言葉が出てきて、かなり動揺してしまいましたが、それだけ辛かったんだということが分かりました。冷静に聞こうと努力はしたのですが、最近のことが気になって、質問してしまいました。やはり、私は気になるとすぐに質問してしまいます。反省です。でも、息子が辛かった時の気持ちを話してくれて、嬉しかったです。


 


 誰だって、我が子の口から「死にたい」なんて言葉が出ると、どうすればいいのか動揺してしまいますよね。
 親は死にたいと思わせないように、一生懸命に解決方法を探ってみたり、「そんなこと言わないの」とたしなめてみたり・・・。
 でも、本当は、その子なりの解決方法をその子自身がちゃんと持っています。大人が思う以上の発想力を持って解決することもたくさんあります。むしろ、その方が多いくらいです。
 失敗したって大丈夫!いつでもお母さんはあなたの味方だから!ということさえ子どもに伝わっていれば、子どもは、勇気をもってその困難に立ち向かうことができるのです。 
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新学期もちょっと落ち着いてきた今日この頃・・・・

2015年05月18日 | 親業のこと
5月も半ばが過ぎ、新学年に頑張ってきた子ども達にも、ちょっと疲れが出てくる今日この頃。
子ども社会にも大変なことがいっぱい!です。

  【事例紹介】
    私と長女(11歳)、次女(めぐみ3歳)の3人でおやつを食べていた時のこと。
    次女がしきりに「お姉ちゃん、一緒に幼稚園に行こう」と話すので、長女が閉口していた。


私    : めぐみはお姉ちゃんと一緒に幼稚園に行きたいんだね。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん、そうだよ。一緒に行こうよ。楽しいよ!バスにも乗れるよ!
私    : お姉ちゃんにも、幼稚園の楽しいことを教えてあげたいんだね。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん。楽しいんだよ。だから一緒にバスで行こうよ。
私    : そうだね。バスで一緒に行けたら楽しいね。でもね、お姉ちゃんも小学校に行かなきゃいけないんだよ。
めぐみ : (少し間があってから)お姉ちゃんにTちゃん(バスもクラスも同じ友だち)をやっつけてもらいたいんだよ。
私    : Tちゃんから守ってもらいたいんだ。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん。Tちゃん、すぐぶつんだもん。
私    : ぶたれたら痛いね。
めぐみ : 痛いよ。やめてって言ってもやめないんだよ。
私    : やめて、って言ってくれないないんだ・・・。(能動的な聞き方)
めぐみ : 全然やめないの。だから、お姉ちゃんに幼稚園に来てもらいたいんだ。
私    : そっかぁ。お姉ちゃんに、ぶつのをやめて、ってTちゃんに言ってもらいたいんだね。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん。だけどお姉ちゃんは学校があるもんね。ぶたれたらH先生やI先生に言えばいいね。そうするよ。


【お母さんの感想】
 初めは「何をくだらないこと言ってるの?」くらいの軽い気持ちで長女と話を聞いていましたが、そんな悩みを抱えていたとは!!
 なかなか深い話となり、意外な展開になりました。
 3歳の子どもにも能動的な聞き方は通用するのだと実感しました。


 

 お姉ちゃんと一緒に幼稚園に行きたかった妹の真意が、話を進めていくうちに次第にはっきり見えてきました。
 めぐみちゃん、自分の思いを伝えられたら、お姉ちゃんには迷惑かけられないと気づき、最後には自分で解決方法を導き出しています。これが「考える力」であり「自立」ということですね!!
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子どもの心の扉を開ける方法 Ex.2

2015年05月17日 | 親業のこと
【事例の紹介です】

  息子たち(長男かずき7歳・次男はるき5歳)が喧嘩をして、次男はるきが泣いた。
  喧嘩を止めはしなかったが、私は長男かずきに嫌な顔をしてしまった。 
  かずきの様子が気になり、手当ての必要あると思い、声をかけてみた。

母    : かずき、お母さん、かずきの話を聞きたいんだけど、いいかな?
かずき : いやだよ。お母さん、どうせ怒るんでしょ。話も聞いてくれないし・・・。
母    : かずき、怒られると思っているんだね(膝の上にかずきを乗せる)。(能動的な聞き方)
かずき : そうだよ。いつも「お兄ちゃんだから」って言うけど、僕はお兄ちゃんじゃない!
母    : いつも怒られるのが嫌なんだね。お兄ちゃん、って言われるのも嫌なんだね。(能動的な聞き方)
かずき : はるきと一緒に遊ぼうとしてさぁ、はるきが悪いのに。いつも僕ばっかり・・・。
母    : はるきが悪くても、かずきばっかり怒られると思っているのね。(能動的な聞き方)
かずき : うん。もう眠いから寝ようよ。
母    : 眠いのね。(能動的な聞き方)
かずき : (寝る支度をして布団に入る)お母さん、ぼく、話をしてすっきりしたよ。


【お母さんの感想】
  最後の思いがけない長男の言葉にびっくりして、涙が出てしまいました。
  いつもは、姉や弟がいて、にぎやかな所で話すことが多かったのですが、本気モード(?)にして話を聞くと、長男は気持ちを話してくれました。
  私は普段、あまり「かずきがお兄ちゃん」ということを意識していなかったのですが、長男が負担に思っていることを知ることができました。また、機会をみて話を聞きたいと思います。
  その後、学校などで友達とケンカしたりすると、「今日、いやなことがあったんだよ」とか「話をしよう」と本人から言うようになりました。コミュニケーションがスムーズになりました。



 誰でも、心の中にイライラやモヤモヤを抱えているとき、その心の扉を開けて自分の思いを自由に言葉にできると、気持ちが楽になります。
 それを相手が「理解してくれた」とその人が感じれば、ますます気持ちが晴れ晴れとするものです。
 子どもにとって、親の存在がいつでもそんなふうに「理解してくれる人」であれば、子どもが例え何か困難にぶつかっても、乗り越えていく原動力(=やる気)になるんですね。

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「困った」ときの伝え方 Ex.2

2015年05月16日 | 親業のこと
【事例の紹介です】

   娘さつき(1歳)は夜9時を過ぎても絵本を持ってきたりして、一向に寝ようとしません。
   なかなか寝ない娘に私はイライラして
   「もうおやすみの時間よ!」
   と何度も繰り返しますが、全く聞く耳を持ちません。
   どうしたものかと考えていたとき、わたしメッセージを思い出しました。

     母 : さつきが9時を過ぎても起きていると、
         お母さんはこのあと片付けやお勉強したいんだけど、できなくて、寝る時間も遅くなってしまって困るなぁ。

     娘 : (急に動きを止めてじっとこちらを見ている)
     母 : おやすみしようか。こっちにおいで。
     娘 : (抱きついてくる)
     母 : ありがとう
     娘 : ありがとう(その後まもなく寝る) 

【お母さんの感想】
   わたしメッセージを、娘は理解できないだろうと思いながらも試しに言ってみました。
   すると、何か大事なことを言っているんだな、というような真剣な顔で聞いてくれたので、正直びっくりしました。


   1歳の子どもにも伝わるわたしメッセージ
   これは実際に使ってみるとあまりの効果に本当に驚くのですが、
   1歳児どころか0歳児にもちゃんと伝わるんですよ!
   ちなみに、私は我が家の愛犬にもわたしメッセージ能動的な聞き方を使っています。
   不思議なんですけど、こうすると無理やりリードを引っ張らなくてもちゃんと私についてきますよ

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