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親業のこと

新学期もちょっと落ち着いてきた今日この頃・・・・

2015年05月18日 | 親業のこと
5月も半ばが過ぎ、新学年に頑張ってきた子ども達にも、ちょっと疲れが出てくる今日この頃。
子ども社会にも大変なことがいっぱい!です。

  【事例紹介】
    私と長女(11歳)、次女(めぐみ3歳)の3人でおやつを食べていた時のこと。
    次女がしきりに「お姉ちゃん、一緒に幼稚園に行こう」と話すので、長女が閉口していた。


私    : めぐみはお姉ちゃんと一緒に幼稚園に行きたいんだね。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん、そうだよ。一緒に行こうよ。楽しいよ!バスにも乗れるよ!
私    : お姉ちゃんにも、幼稚園の楽しいことを教えてあげたいんだね。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん。楽しいんだよ。だから一緒にバスで行こうよ。
私    : そうだね。バスで一緒に行けたら楽しいね。でもね、お姉ちゃんも小学校に行かなきゃいけないんだよ。
めぐみ : (少し間があってから)お姉ちゃんにTちゃん(バスもクラスも同じ友だち)をやっつけてもらいたいんだよ。
私    : Tちゃんから守ってもらいたいんだ。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん。Tちゃん、すぐぶつんだもん。
私    : ぶたれたら痛いね。
めぐみ : 痛いよ。やめてって言ってもやめないんだよ。
私    : やめて、って言ってくれないないんだ・・・。(能動的な聞き方)
めぐみ : 全然やめないの。だから、お姉ちゃんに幼稚園に来てもらいたいんだ。
私    : そっかぁ。お姉ちゃんに、ぶつのをやめて、ってTちゃんに言ってもらいたいんだね。(能動的な聞き方)
めぐみ : うん。だけどお姉ちゃんは学校があるもんね。ぶたれたらH先生やI先生に言えばいいね。そうするよ。


【お母さんの感想】
 初めは「何をくだらないこと言ってるの?」くらいの軽い気持ちで長女と話を聞いていましたが、そんな悩みを抱えていたとは!!
 なかなか深い話となり、意外な展開になりました。
 3歳の子どもにも能動的な聞き方は通用するのだと実感しました。


 

 お姉ちゃんと一緒に幼稚園に行きたかった妹の真意が、話を進めていくうちに次第にはっきり見えてきました。
 めぐみちゃん、自分の思いを伝えられたら、お姉ちゃんには迷惑かけられないと気づき、最後には自分で解決方法を導き出しています。これが「考える力」であり「自立」ということですね!!
コメント
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