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AQUA Social Fes☆

2017年05月29日 | 日々のこと
先日、次女と一緒に「AQUA Social Fes」に参加してきました。
今回で6回目の開催だったようで、
場所は新庄村でした。


午前中は、
道にウッドチップを撒いたり、丸太でベンチを作ったりして、
森のセラピーロードの整備を行いました。





ウッドチップは檜をチップにしたものなんだけど、
も~香りがよくて
作業しながら癒やされてました

袋にチップを詰めて、それを抱えて歩き、
歩道に蒔く。
一人の作業としては、とても小さなものなんだけど、
みんなでやったからこその結果の大きさに感激しました。

お昼は地元の方が作ってくれた
カレーライスとサラダと山菜の天ぷらをいただきました。
すっごく美味しかった


午後は、セラピーロードの散策。
地元のガイドの方が丁寧に楽しく説明をしてくださって、
本当に楽しい1日でした。













この活動は、全国で行われています。
またぜひ次回も参加したいと思ったのでした


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事例紹介~相手の気持ちに寄り添い「聞く」ということ④~

2017年05月25日 | 親業のこと
【事例紹介】
  歯磨きをしようと、息子(9歳)と二人で洗面所に行くと、
  突然話し始める。

 息子 : 母さん、ぼくね、つらいときに死にたいって思ったんよ。
 母  : え?死にたいって思ったの?(とても驚いて)
 息子 : (引き気味で)うーん・・・死にたいっていうか、腹が立ったっていうか。
 母  : (少し冷静になって)
      そう、死にたいって思うくらい腹が立ったんだ。
 息子 : うん、Nくんたちにいろいろ意地悪されたでしょ。
      あのときが一番死にたいって思ったんよ。
 母  : そう、Nくんたちに意地悪されたときに一番そう思ったんだ。
 息子 : うん、死にたいと思うくらい腹が立った。
      他の時はそこまでじゃないけど。
 母  : そうなんだー。Nくんたちのこと、死にたいと思うくらい辛かったんだね。
      近頃はどうなの?
 息子 : この頃は思わなくなったよ。
 母  : そう、最近は思わなくなったんだね。
 息子 : うん。


【感想】 
   息子の口から突然「死にたい」という言葉が出てきて、
   かなり動揺してしまいましたが、
   それだけ辛かったんだということが分かりました。
   冷静に聞こうと努力はしたのですが、最近のことが気になって、質問してしまいました。
   やはり、私は気になるとすぐに質問してしまいます。反省です。
   でも息子が辛かったときの気持ちを話してくれて、嬉しかったです。

     HRN2011春号より



          

子どもの口から「死にたい」なんて言葉を聞いたら、
あなたはどうしますか。親として、どんな風に対応しますか。

あまりにショッキングな言葉にうろたえる?
「そんなこと言うもんじゃない」とたしなめる?

大人も経験ないですか?
ほんっとうに辛いとき、
「辛かったんだね」と相手に分かってもらえただけで救われる気持ち。
そうそう、これが本当の「優しさ」です。
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事例紹介~相手の気持ちに寄り添い「聞く」ということ③~

2017年05月24日 | 親業のこと
【事例紹介】
  朝「学校に行きたくないな-」という息子(7歳)の言葉に、
  「明日行けば休みだよ」、「まあ、そういう時もあるよ」、「何?学校で何かあったの?」
  「いいから早く行きな!」とか、今までみたいに応えるのはやめて、
  親業で習った「能動的な聞き方」をしてみました。

    子 : あーあ、もうすぐ学校にいく時間だ。
    父 : そうだね。学校に行く時間だね。
    子 : 学校に行きたくないなぁ!
    父 : 今日は学校に行くのがいやなんだ。
    子 : うん。おれ、今日は給食当番なんだよ。
    父 : けんちゃんは、給食当番だから学校へ行きたくないんだね。
    子 : そう、給食当番は面倒くさいし、運ぶのが重いからいやだ。
    父 : そうなんだ。給食運ぶの重いんだ-。
    子 : パパも昔、給食運ぶの重かった?
    父 : うん。給食の牛乳が重くて、よろよろして(おもしろくジェスチャーをしながら)こぼしちゃったよ。
    子 : (笑っている)
        そろそろ学校へ行こうっと!
 
 
【感想】
   「学校に行きたくないなー」と聞いて、子どもの問題だなと、
   意識して能動的な聞き方にチャレンジすることができました。
   自然にはなかなか難しいですが、少しずつうまく応えていきたいです。

 HRN2010春号より




            

子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、たいていの親は、
ドキッとするのではないでしょうか。
何で?どうやったら子どもを学校に行かせられる?
私はどうすればいいの?
親が必死で考えて、
悩んで、苦しんで、
ずいぶんしんどい思いを私自身がしてきたように思います。
でも、ゴードンメソッドを知ってからは、
自分がどう対処すればいいのかが分かったので、
本当に楽ちんになりました。

子どもは、ちゃんと自分で解決する力を持っています!
こういうときこそが、その子が成長するポイントとなるんですね!!
親の勝手な思い込みで、
成長の芽を摘み取らないようにしたいものです。




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事例紹介~相手の気持ちに寄り添い「聞く」ということ②~

2017年05月23日 | 親業のこと
【事例紹介】
   毎朝、長男(3歳)は、保育園行きのバス停まで、夫に肩車をしてもらう。
   この日は、玄関を出てすぐに肩車をしてもらえず泣き出した。
   してもらってからも泣きやまない。

    子 : パパ嫌いだ!!
    母 : (泣き続ける息子を見て)・・パパが肩車してくれなかったのがいやだったのね。
    子 : うん・・・・
    母 : 肩車してもらうの楽しみにしてたんだね
    子 : うん・・・
    母 : そうか、そうか・・・。
    子 : うん(泣きやむ)

【感想】
   今までなら、「肩車してもらっているのに、なぜ、泣きやまないのだろう?」
   「どうしたら泣きやむのかしら?」と考えてパニックになるところでしたが、
   能動的な聞き方をしたらすぐに泣きやみ、驚きました。
   共感することの大切さを実感しました。

  HRN2017春号より


         

相手に、自分の気持ちを「分かってもらった」と感じたとき、
その子は「安心感」を得ることができます。
この「安心感」を得るから、
その子は、今自分が抱えている問題を自分なりに受け止め、
自分の力で解決しようとする力を発揮するようになるわけです。
これこそが、成長、自立となるのですね。
「能動的に聞く」ことは、
子どもの自立を助け、
親としての役割を効果的に果たすことになるのです。

    

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事例紹介~相手の気持ちに寄り添い「聞く」ということ~

2017年05月21日 | 親業のこと
【事例紹介】
   高校生になって初めての中間テスト前。
   息子(高1、16歳)が自分の部屋から出てきて、
   リビングをうろうろしている。


  母 : もうすぐ中間テストじゃない?
      順調に進んでる?
  子 : あー、まぁ。現代文がなぁ~ ヤバイよ。
  母 : ふーん、現代文がちょっと難しいんだね。
  子 : 違うよ。先生がヤバイんだって! 
      だって、オレらのクラスだけ、まだテスト範囲が終わってないんだ。
  母 : あら、そうなの?
      まだ範囲まで習ってないのね。
  子 : そうだよ。 
      だって先生さ、授業中、関係ない話ばっかりして、全然進まないんだよ。
  母 : ふーん、授業が進まなくて困ってるんだね。
  子 : 本当マジ、イヤだよ。
      自分の話ばっかりしゃべって自慢かよ!
  母 : 先生の自慢ばっかりなの?
      それがつまらなくてイヤなのね。

  子 : んー、まぁ。おもしろい話のときもあるんだけど・・・。
      でも、オレらのクラスだけテストに間に合わないかもしれない。
  母 : テストに間に合わなくなるかもしれないほどなんだね。
      心配なんだね。

  子 : うん、まぁ・・・。


【感想】
  「授業が進まなくて困っている」ということ自体が解決されたわけではありません。
  でも、学校の様子や息子の素直な気持ちを聞けたのは、
  貴重な時間でしたし、嬉しかったです。
  「聞いた」だけでしたが、(息子の)声のトーンが明るくなったので、
  息子の不安を少し軽くしてあげられたのではないかなと思いました。
  この会話の後、息子は自分の部屋に戻り、
  勉強していたようです。

HRN2017 春号より



         

まさに、子ども自身が抱えている問題ですね。
人間だれしも、自分が抱えている問題(困っていること)を聞いてもらうことができれば、
その人なりに前に進むことができる、という事例です。
「聞く」ということが、いかに大切で、
相手の気持ちを和らげることができるか。
特に思春期の子どもに対しての親の言動は、
ちょっと間違えると大喧嘩になってしまいそうですが、
こういう日々のやり取りで、
強い信頼関係を築くことができるのではないでしょうか。
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