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親業のこと

事例紹介~能動的な聞き方~

2015年10月25日 | 親業のこと
親業訓練協会が発行する季刊誌 HRN(ヒューマンリレーションニュース)秋号 から、
事例を紹介します。

一緒にお風呂に入ったあとの二男(直也・4歳)との会話

   子 : テレビの続きが見たい
   私 : テレビはつけません
   子 : じゃあ、布団に入っても目をつぶらないでね
   私 : ママは寝る時間だから目をつぶって寝るよ
   子 : だって、怖い夢見るから・・・・
   私 : ・・・(もしかしたら「テレビを見たい」と行ったのはサインだったかな?)
       怖い夢を見るから寝たくないのね
   子 : うん、悪いのがいっぱい出るから
   私 : 夢の中に悪者がいっぱい出てくるんだ
   子 : ママがいないんだよ
   私 : その夢の中にママは出てこないんだね
   子 : ヒーローもいないんだよ
   私 : そっかぁ。ヒーローも出てこないんだ。怖かったね
   子 : (いきなり、ケロッとして)早く寝ようよ!

                                【母親の感想】

最初は、二男の言葉に否定的な気持ちだったが、
「何かあったのかもしれない・・」と途中で気づいたので、
能動的な聞き方
をしてみた。
すると、こちらが拍子抜けするぐらい、
いきなり気持ちを切り替えたのでびっくり!
 普段は、話し上手な長男(6歳)の話の方に耳を傾けがちだが、
この時は二人きりだったし、自分にも余裕があったので、
二男の話をゆっくり聞くことができた。
「ゆめのことは二男にとって大問題なんだなぁ。
もしかしたら、毎晩悩んでいたのかなぁ」と思った。
今までは「まだ、4歳だから確固たる考えもなく、話に中身はない」
と二男をあなどっていたことに気づき反省。
 次の日二男は起きた途端、「よい夢を見た」と嬉しそうに話してくれた。
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