goo blog サービス終了のお知らせ 

M・あ~とさ~くる 臨床美術とくしま のブログ

美術が好きだけど苦手な方もアートを楽しめる
とくしまで臨床美術を実施するさ~くるです

8月セッションのお知らせ

2019-08-07 17:49:32 | 臨床美術ワークショップ

残席あとわずかになりました

 

 

8月の臨床美術セッションは 「スイカの残暑見舞い」です


スイカを五感で味わい 水彩絵の具やパールカラーのにじみによって果肉の印象を表現します

ハガキに仕立てることによって 実用し楽しめます

今回はさ~くるのメンバーさんより 強いリクエストがあり このプログラムに決定しました


参加希望の方は 早めにお申し込みください

先着10名さままで 受け付けております


日時 8月17日(土) お昼 1時30分~3時30分

注意:時間厳守でお願いします

場所 2丁目広場 小部屋 

参加費 1000円(画材費含む)        

電話:050-7580-3042  もしくは 088-632-7658

 


 

 


作品展~作者の想いから~⑪

2019-08-07 08:45:25 | 臨床美術ワークショップ

 

 

作者のひとこと

 

 

がん患者の遺族(61歳 女性:ピアサポーター)

 

母が癌にならなければわたしは今も東京で暮らしていただろう。

そして、両親を看取る事は出来なかったかもしれない。

 

母は50歳の春、初孫の節句を祝った後、子宮・卵巣の摘出手術に臨んだ。以後、C型肝炎・膠原病・心筋梗塞と次々と大病を患いながらも60歳まで教壇に立ち続けた。

母が2度目の癌に犯されたのは76歳の夏だった。感染に弱く傷の癒え難い体での手術は過酷を極めた。時を同じくして父がステージ4の肺癌である事が発覚する。

「もう、母さんを守れなくなった…」告知を受けた父の第一声に胸が詰まった。数ヶ月間、病棟がわたしの生活の場となった。がんサロンに通うようになり臨床美術に出会ったのもこの頃だった。

 

Cancer Gift:両親が最後に残してくれた学びの場