ミニバスは大垣市カップ戦の最終日。
ホテルで選手の荷物を積み込む時に気付いたが、昨日の会場に自分の内履きを忘れてきたようだ。
今日は全てのチームが大垣市の体育館に集結するので、昨日の会場は使用しない。
なくなったりはしないだろうが面倒な事になった。
大垣市の会場に着くと、揖斐川町の事務局の方にお願いして後日送付して頂くようにお願いする。
今日一日は靴下のまま会場を歩く事になってしまった。
初戦は愛知県岡崎市のチーム。
6月に愛知県豊田市で行ったカップ戦で顔を合わせ 39-23 で勝っている。
しかし初日のこのチームの動きを観ていたコーチ陣が言うには「あの頃より強くなってるんじゃないか?」。
試合開始。
1Qの出だしが悪かった。淡白な攻めでシュートまでもっていけず、逆に2本のシュートとフリースロー1本決められた。
0-5。
たった5点差なのだが、最近は見た事のない立ち上がりだったからヤバ!と感じる。
ここでタイムアウト。
前半と後半で 1回づつしか取れないタイムアウトを 1Q でとるのは、コーチにとって勇気の要ることだっただろう。
しかしここしかない。
タイムアウト後、ミドルシュートを 1本決めたが、即シュートを決められ 2-8。
その後 7番が得意なパターンで1本決めると、相手がエンドラインから出したボールを 4番がカットして即シュート。
10 番がフリースロー1本決め、その後 4番が少し遠目から1本決めて 9-8。
何とかリードして 1Q を終了した。
2Qはモタモタ感はあったが、追い付かれることなく5番中心に得点を積み重ねる。
6番がリバウンドを獲って、ゴール下からのシュートも決まった。
よく見るパターンだが、今のチームでこのシュートが一番好き。
21-16 で 2Q 終了。
3Q に入ると少しリズムが良い時間帯があった。
相手の拙攻にも助けられたが、決めなければいけないシュートはキッチリ決めて 33-20 とリード。
バスケの試合は力の差が接近していれば、最初から最後まで思い通りのプレーが出来る事なんて少ない。
自分たちの流れってのは必ずくるから、その時にどれだけ得点を積めるか・・・入れて当たり前のシュートを正しく決められるか、だと思う。
3Q はそんな感じだった。
4Q のラストで追い上げられるシーンがあり、少し後味が悪くなったけど、結局 38-33 で勝った。
これで決勝戦進出。
相手は三重県のチーム。
試合前のオフィシャル時、審判をしてた方から
「決勝はあのチームとの対戦ですか。さっきも観てたけど上手いですねぇ・・・多分、今、三重で No.1 じゃないですかねぇ~」
と不要な情報を頂いた(笑)
おしっ、そのチームを破ってウチが三重 No.1 になるぞ。
決勝戦開始。
1Q ファーストシュートはノーマークの 15番がミドルシュートを決める。
セカンドシュートも15番が決めた。
しかしあちらはその度にロングシュートを(簡単に)決め、追いついてくる。
その後も交互にシュートを決めるかたちが続いたが、5番からゴール下の6番にキレのいいパスが通り、これをキッチリ決める。
1本だけ余分にシュートを決め 12-10 とリードして 1Q 終了。
2Q は相手のエース4番が登場。
あちらは 4番のドリブルが多い分、攻めに時間が掛かる。
短いところや長いところのシュートを決められたが、他に決める選手がおらず 22-21 で 2Q 終了。
3Q になると少しヤバくなってきた。
相手と交互に決めてたシュートだったが、3本に1本を外したり、パスミスでシュートまでもっていけないようになった。
相手は4番の他5番もアクロバット的なシュートを決めるので、追い付かれた後も点差が 2点 ~ 4点 ~ 2点 ~ 4点 ~ 6点 ~ 4点 ~ 6点 とジワジワ広がっていく。
31-37 とリードされて 3Q 終了。
4Qに入ると、こちらの動きが鈍くなってきた。
バスケットカウントを 2本決められ、その後のフリースローもきっちり決められ、残り 2分を切ったところで 35-48 と点差が大きく開いた。
ここであちらのタイムアウト・・・しかしウチにとって良いタイムアウトとなった。
先ず 8番がゴール下の混戦からバスケットカウントを決める。8番のバスケットカウントを俺は初めて見た!
フリースローは入らず 37-48 。
次に奪ったボールを ゴール下の 4番にパスが渡ってバスケットカウント。
これはフリースローも決めて 40-48 。
「あ、40点入って良かったな。」
と思ってたら、相手の外したボールを奪って、真ん中を走ってくる 6番にパス。
混戦からそのままシュート・・・これもバスケットカウントでフリースローも決まり 43-48 。
さらに 7番が遠目から放ったシュートがリングに当たることなくスッと決まって 45-48 。
ワンプレーで同点可能な点差まできたが、残り数十秒をパスで回されたところで試合終了。
負けた。
途中の気持ちが入ってない時間帯、動けてない時間帯に奪われた失点が大きく響いた。
しかしよくやってくれた。
遠征で優勝は難しいことだけれど、9月の遠征時には今回の経験を活かしてくれるだろう。
試合が終わってから電話があった。
「内履きのシューズを取って来ましたので、お母さんに渡しておきました」
揖斐川町スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
じわりじわりと加点され、気がつけば点差が開いたと思えば、地道な加点でいつの間にか追い付く展開・・・ラストワンプレーまで、目が話せない事ってありますね。
コンスタントに決勝戦、試合数もコンスタントなだけに相当力がついているのですね!
ただ決勝に進めば進んだで、負けると「勝負弱いんじゃないか」と思ったりしますので、大人はかなり勝手です。
力付いてるんでしょうかねぇ・・・毎試合観てる私には分かりません。負けた時に初めて自分たちの力が分かるんでしょうかねぇ・・・って言うほど勝ってませんが(笑)