you are my sunshine

40代で始めて今や60代。
光陰矢の如し。年明けたらあっという間に年の暮れ。

もう別れてもいいですか 垣谷美雨

2022-04-03 | 

メイ・サートン「独り居の日記」

雑誌で本特集があると、だれかしらが必ず紹介しています。なんなら武田百合子の「富士日記」と双璧をなします。

あーまた、あーまた選んでると何度もみてきたので、わたしも一度読んでみたいと思いつつ機会がありませんでした。

少し前に横浜市中央図書館で、いつもは寄らない上の階へ。

お目当ての本を探していたら、そこで偶然みつけました「独り居の日記」を。

夜、寝る前に読むと睡眠薬。

期待して借りたものの、今のわたしには、ほとんど入ってきませんでした。

 

4月の読書会の課題本は「三千円の使い方」

それを買いに行ったはずなんです。

なのに、買ったのは、

「もう別れてもいいですか」

 

レジで店員さんに渡す時ニッコリ。「考えてるのよ、わたし」感、醸し出します。

「婦人公論」に連載されていたので知ってはいたけど、立ち読みで小説まで読む時間はなく、単行本になったのを見つけ、即買い。

垣谷さんのは、図書館で借りることはあったけど買ったのは初めてでした。

そしてここ数年、本を読むのが辛かったはずなのに、ビックリ、一晩で完読。

わたしのことだと何度思ったか。

みてました?、垣谷先生。

 

人生残りあと20年。

どう生きていくか、どう生きていきたいのか、ちゃんと考えようと思う春。

 

 

 

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