人って、ちょっとのことで自信を失ってしまったりするから。
でも、千里の道も一歩から。大きなものを見てしまうと、こんなことできない~!って思ってしまうかもしれないけど、少しずつ積み重ねていけばいい。
ため息をついていても、できるようにはならないから。
じゃあ、やめる?って自分に聞いてみたら、答えは、「やめられるものなら、とっくにやめてるよ!!」。
だから、一つずつやっていくしかないんです。
でも、必ずしもゴールにたどり着けるわけでもない。そのことも、どこかで知っていないといけない。
絵を勉強すれば、みんなピカソのようになれるわけではない。作曲を勉強すれば、みんなバッハのようになれるわけではない。
演奏も、どんなに練習しても、ホロヴィッツのようにピアノが弾けるようになるわけじゃない。
それでも、どこかに目指したいところがあるから。
音楽をやめてもやめても、必ず戻ってきた。何年もピアノに触ってなくても、ちゃんと戻って来れた。だからきっと、私は音楽をする運命にあるんだと思う。
心のどこかで、私にはできない、という思いがある。できないから、やらないのか、やってできなくて、できないことがわかるのか。
でもね、本当に才能が全然ないのなら、きっと、チャンスを与えられることはない。チャンスを与えられたということは、まだ頑張れるかもしれない。
頭の中をぐるぐると同じ思いが回ってます。
生きてるって、辛いけど、何もしないで時が経てば、もっと辛くなるから。