医療維新 レポート 2024年7月20日 (土)配信小川洋輔(m3.com編集部)
救急搬送された患者が入院に至らなかった場合などに選定療養費7700円を徴収する仕組みが始まった三重県松阪地区で6月の救急出動件数が1031件と、前年同月と比べて21.9%減少したことが広域消防組合のまとめで分かった。例年、気温が上がり熱中症疑いによる搬送が増える時期だが、5月(1150件)と比べても119件減少した。
三重県松阪市健康づくり課によると、6月の出動件数は2割ほど減っている。5月は出動、搬送ともに前年から微減にとどまっており、選定療養費を徴収する運用が始まった6月に減少率が大きくなった。実際に選定療養費を徴収した事例もあった。
松阪市は救急出動件数が増加し、軽症者の搬送も多く、救急体制・救急医療がひっ迫しているとして、3基幹病院で救急搬送患者からも選定療養費を徴収する方針を発表。基本的には入院に至らなかった患者が対象となるが、医師による判断で除外されるケースもある。地区外からの搬送も対象となる。6月1日午前8時半から運用を開始した。
市はチラシなどで、緊急性がない場合はかかりつけ医を受診するほか、救急車を呼ぶべきか悩んだ際には電話相談窓口を利用するといった適正受診を呼びかけている。6月は電話相談の件数が大幅に伸びたという。
救急搬送された患者が入院に至らなかった場合などに選定療養費7700円を徴収する仕組みが始まった三重県松阪地区で6月の救急出動件数が1031件と、前年同月と比べて21.9%減少したことが広域消防組合のまとめで分かった。例年、気温が上がり熱中症疑いによる搬送が増える時期だが、5月(1150件)と比べても119件減少した。
三重県松阪市健康づくり課によると、6月の出動件数は2割ほど減っている。5月は出動、搬送ともに前年から微減にとどまっており、選定療養費を徴収する運用が始まった6月に減少率が大きくなった。実際に選定療養費を徴収した事例もあった。
松阪市は救急出動件数が増加し、軽症者の搬送も多く、救急体制・救急医療がひっ迫しているとして、3基幹病院で救急搬送患者からも選定療養費を徴収する方針を発表。基本的には入院に至らなかった患者が対象となるが、医師による判断で除外されるケースもある。地区外からの搬送も対象となる。6月1日午前8時半から運用を開始した。
市はチラシなどで、緊急性がない場合はかかりつけ医を受診するほか、救急車を呼ぶべきか悩んだ際には電話相談窓口を利用するといった適正受診を呼びかけている。6月は電話相談の件数が大幅に伸びたという。
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