昔、夏の暑い日はカキ氷やアイスが楽しみだった。当時、うちの診療所の向かいにはNさんという氷屋さんがあり冬は薪や炭などをうり、夏は氷室から氷をだして四角く切り分けられて売っていた。まだたぶん氷の冷蔵庫のほうが多かった時代である。小さく切り分けられたといっても氷は重い。当時は氷を買うとそれを荒縄でくくってもらい、ぶら下げて持ち帰った。夏になると「シャッシャッ」と金属ののこぎりで氷を切る音がまさに夏の風物詩であった。Nさんのところでは息子さんが働いていた。当時たぶん10代後半か20代前半とおもわれるので、今、お元気なら60代後半であろう。
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