昔はカセットテープレコーダーというのがありました。25年前ごろにこのカセットテープを用いた音楽用多重録音のデッキが売り出されました。自分一人で別々の楽器を4種類演奏して一つの曲として録音できるというシロモノ。当時すぐに購入しました。TEACのMTR-244というやつで25年前でも20万円しました。アナログの宿命で演奏を何回も重ねて録音していくと音質が次第に劣化していきます。ところがデジタル時代になりデジタル録音機器ですと演奏を何回重ねても音質の劣化はありません。しかも今では1000曲も2000曲も小さなチップにおさまって一緒に外出できるという時代です。何百枚もあるLPやCDを抱えて行くことに匹敵すると考えたら隔世の感があります。で、今、当時買ったTEACの録音機器はヤフーオークションのジャンク扱い1000円くらいでも売れていませんでした。ああ無常!当時は画期的だったのに・・・。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます