昔、警察収監中の詐欺容疑の男が針金を飲んだということで自分の勤務先病院に連れてこられた。X線とったら食道にひっかかっている。すぐにカメラで取りましょうといったら、「今は困る。とても具合が悪い。明日にしてくれ」「今日無理にとったら俺は死にそうだ。今、とって何かあったら責任取ってくれるのか?」と詐欺師だけあって口は上手いしうるさい。あんまり面倒なので翌日とることにしたが、このような状態では警察も収監できないということで病院に入院させた。しかし案の定というか?その日の夜中、もののみごとに脱走された。結局、「何か」あったので責任をとらされることになった。もう二度とこないでほしい。
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でも警察は監視してなかったのでしょうか?
警察の落ち度でもありそうな・・・
肛門の中に丸めた針金を忍ばせておいたそうです。署では疾病や障害があると留置できないそうで、それを知っていていつも異物を飲み込んでは病院にいくことを目的としていたようです。お腹には異物摘出した時の創がたくさんありました。異物嚥下の常習者でした。