吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

「がんに負けない」 東京マラソン「ステージ4」で完走 吉野祐介さん その2

2023年03月20日 06時41分29秒 | 日記
3/5(日) 18:30配信 産経新聞
平成19年に就職後、健康を考えてランニングを始めた。当初は自宅周辺を2キロ走る程度だったが、徐々に距離を伸ばし、1年後には1日に20キロ走るようになった。 23年に埼玉県内で行われたハーフマラソンに初参加。車道を走れることや、沿道からの声援に「一人で走る分には味わえない時間に感動した」。以降、マラソンの魅力に取りつかれたという。25年にはフルマラソンに初参加し、3時間3分で完走した。 だが、同年秋からランニングの前後のせきに悩まされるように。12月、肺に影が見つかり、精密検査の結果、ステージ3の肺がんと診断された。「こんなに走ることができるのに、それはないだろ」。信じられない思いだった。 しかし、走ることはやめなかった。家族は心配したが「どうせ死ぬなら、好きなことをしたい」。26年から抗がん剤治療を始めると、薬の副作用で体力が低下し、1日3キロしか走れなくなった。 翌年には腰椎への転移が見つかり、ステージ4と告げられる。医師から直接言われることはなかったが、自分で調べると、5年生存率は数%との情報もあった。