吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

巨人軍の責任の取り方 その3

2016年03月16日 05時22分58秒 | 日記
 さて以前、浦和レッズのサポーターが差別的な横断幕を掲げたことで浦和レッズは無観客試合をすることになった。組織の責任の取り方としては評価したい。
 しかも所属の選手の不祥事ではなくサポーターの不祥事なのである。レッズが責任を取る必要はないといえばそうである。
 収益的に観客をいれなければかなり損害のある「無観客試合」を自らに課したのである。打撃であったろう。

 しかし今回、巨人軍では所属選手の不祥事にも関わらず公式試合を辞退だとか無観客試合だとかの予定はない。このまま続行しペナント戦に突入するようである。
 このような責任も取り方もあるのであろうか?
 
 しかも久保球団社長のコメントである。「相手チームもあります。また、ファンのみなさまに立派なプレーを見せることをチーム再生の証しとしたいと考えております。私、久保は現職にとどまり、今後の球団運営に全力をあげることで責任を果たして参ります」と。笑止である。

「立派なプレーを見せることで・・・」というが、じゃあ今までは立派でなかったのかというと、そうではなく立派なプレーを見せてくれたのである。つまり言葉のあやや勢いでごまかされたらいけない。
ここで納得したら贔屓の引き倒しになってしまう。

 大相撲だってサッカーだって自粛したのである。だから野球も・・・ということではないが、「巨人軍は紳士たれ」と今後も言うのであれば、その模範は示してもらいたい。