いかりじいじのブログ

NHKが日教祖の処遇改善要求を応援

 日本の報道は、反日左翼がよくやる一面的な報道しか出来なくなったようです。しかも、仕組みや実態を全体的に理解した議論の全体像は理解できないようです。
 読売新聞オンラインの5月24日付け「教員の給与の仕組みで「定額働かせ放題」と報じたNHKに文科省が抗議「一面的」」という記事です。
 NHKが、5月13日の番組で教員の給与の特集をして、「定額働かせ放題」などと日教組などの言い草と同じような番組構成をしていたようです。皆さんは、ご存じないかもしれませんが、そもそも教員の給与は高いでしょう。退職金も我が社の社員の8倍くらいありますよ。ですから、夫婦2人が教員などの老後は完璧ですよね。
 そうではないんだ。時間外勤務が定額で際限なく働かせているとか。働き方改革はどうしたのかとか。教え子の卒業後の付き合いも大変でしょう。しかし、現在では、部活動も徐々に地域に振り分けられたりしているでしょう。(まあ、官僚がやることは、事務が多くなるだけで、負担が大きくなっているということは、公務員全般に言えることなのだと思います。なぜなら、一般の会社でも事務が多くなっているでしょう。そういう社会になってきたのですよ。)
 しかも、日教組は何をしているのかと思いませんか。公務員の組合など私に言わせれば、特定の議員を応援しているだけで違法ですが。適正な要求をするというのであれば、きちんと財政状況を勉強して、要望という形で現実的な要求をすればいいのですよ。まあ、人事院会という公務員の処遇を検討・決定する組織がありますが、実質的な役割が果たせていないという現実もあるとは思いますよ。しかし、そういう法律の体系にはなっていないことは問題なのでしょうね。
 今日、私が言いたかったのは、天下のNHKが、教員の給与体系などの仕組みなども理解することが出来ずに、実態も日教組の言い分を丸呑みしたような内容だったので、文科省が余程頭にきたのだと、皆さんに理解していただきたいと思ったのです。NHKは、日教組の教員の処遇改善の応援をしていたのですよね。
 ですから、最後に文科省の言い分を書いておきます。文科省は、「現行の仕組みや経緯、背景、中央審議会における議論の内容に触れず、一面的で大変遺憾だ。」と初等中等教育局長名の文書をホームページに掲載したということです。
 このコメントでもわかるように、NHKの番組では反日左翼がよく使う一方的に相手をサンドバックのように殴るという報道の特質がよく出ていたのだと理解してください。やはり、NHKを国営化しましょうよ。

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