大分県の中学校で昼食の時間中に生徒3人が校内放送で国家「君が代」を流したところ、教師が「ふさわしくない」と指導したことにより、生徒の一人が体調不良を訴えて早退したということです。ネット上で左右入り乱れてトレンドになっています。
問題は、ネットで交わされているような昼食時間中に国歌をかけることがいいのか悪いのかということではなく、先生の生徒への指導の仕方と、こんなことを問題視するように炎上させた者にあるのではないでしょうか。(「君が代」を大切にしたいのか、軽い気持ちで馬鹿にしたいのかが不明なのが気になるのですが。)
このようなことをしているから、社会が住みにくいと感じるようになるのですよ。子どもたちがどんな意図を持ってやったのかは不明ですが、私は、先生達は、生徒を指導するというよりは、昼休みに放送する音楽として、どのような曲がふさわしいのかを一緒に考えるように話をしたら良かったのだと思います。
国歌は直立不動で聞けとかいう極端な人もいるでしょうし、敬意を持って聞くべきだという人もいるでしょう。そもそも、反日左翼達は国家など認めていませんからね。卒業式でも起立しない教師失格の教師もいたでしょう。
歌詞の意味はどうだとか、考えてみるのもいいですよね。左翼達は、「君が代」の「君」は「天皇(呼び捨て。)」であり、国家にふさわしくないとか言っていました。
いずれにしても、現在の学校の指導は生徒の考え方を尊重して、それぞれの個性に応じてそれぞれの成長に協力しようという姿勢が希薄です。偏差値を上げることに偏重しているような気がしています。子どもを好きでその子どもの成長に良い意味で関わりたいという気持ちがあれば子どもの行動を否定するような指導はしないでしょう。
まあ、文部科学省の姿勢が教育の本当の意義を自覚して指導するようにというようなことを考えていないようですからダメなのですよね。(前川喜平とかいう少女大好き次官がトップになるような組織ですからね。)各教科内容の理解も大切ですが、道徳の時間の考え方も大切ですよ。いろいろな考えを尊重して居ればいいのですよね。その子どもに応じて、臨機応変にすべきですよ。
もう一つの問題が、こんなことを問題にする人がいることですよ。左右どちらか知りませんが、現在社会を生きず楽している原因がここにあると思っています。反日左翼がいろいろな事を問題化していることと同じように感じています。(マイナンバーカードの問題も同じようなことですよ。間違いはありますよ。)
私の知っている事例では、学校の先生に嫌がらせをするために子どもを休ませたり、教育委員会に調査や抗議の申し入れをしたりしている人がいましたよ。具体的には、子どもは不良で学習の邪魔をしたりしていて、制止した先生が手を引っ張ったことを暴行として訴えて、先生は懲戒処分でした。おかしいでしょう。これを聞いて、私は、戦わない教育委員会とクレーマーの親がのさばっている結果だと思いました。
ただ、先生も完璧ではないので、通学路の経路や生徒達の荷物の取り扱いなど、細かなことでおかしな指示があることも事実ですよ。それを申し入れをするなと言うことではありません。そういうことは積極的に申し入れて、よりよい方法を探すべきですよ。先生達は大変でしょうが、親も協力できることは協力すればいいのですよね。
いずれにしても、子どもの生きやすい、楽しい学校にしてあげるということを基本として考えるべきですよ。そうすれば、いじめがあったときも解決不能だとか諦めないで戦うべきですよ。先生は常に弱い人の見方であって、いじめていると思われる不良達と戦うべきですよ。(旭川の事件では別でしたよね。情けないとしか言い様がありません。)
ただ、先生には体罰はいけないという強力な縛りがある反面、生徒を強力に指導する武器がないのですよね。ですから、政治家は、先生には、親も含めて、生徒を強力に指導できる武器を作るように検討すべきだと思います。もし、このブログを読んで、賛同する人は、政治家に申し入れをしてくださいよ。おかしな世の中を変えていくべきです。