いかりじいじのブログ

賃金が上がらないのは自分のせい

 共産党が、最低賃金を1,500円にするとか、公約にしています。頭は大丈夫でしょうか。韓国の文在寅元大統領が最低賃金を上げて、韓国経済を潰したことを知らないのでしょう。
 そして、テレビでは、コメンテーターなどが、日本の賃金が30年くらい上がっていないなどと、問題視する発言をしていました。
 日本人は、何を求めているのでしょうか。求めるものもわからないまま、一部のコメンテーターが関心を引こうとして発言することを真に受けているようにしか見えません。
 テレビの取材を受けた高校生もまんまと引っかかって、政策に関して、高齢者ばかりを優遇しているなどと、報道の内容を真に受けていました。どれだけ子育て家庭にお金をつぎ込んでいるか知らないのでしょう。
 そこで、今日は、私が考える賃金の考え方のについて、書いてみたいと思います。ある会社をやっていたとします。そこで賃金を上げるためには、どのようなことが必要か考えていただきたいのです。
 そうすると、継続的に売り上げがほぼ確実と思われるなら、ある程度の賃上げはできるでしょう。しかし、現実には売り上げなどは不安定で、中小企業などでは、安い基本給にして時間外手当で生活させるようになるのですよ。売り上げがあれば、ボーナスを出せればいい方です。また、退職金だって多くは出せないですよ。
 企業の努力が足りないと言ってしまえばそれまでです。能力差はありますからね。大企業だって能力差が会社を潰してしまうことがありますからね。
 そして、賃上げができなくなったのは、国民全体が無駄をなくすことを覚えて、安くていい物を求めるようになったからだと思います。無駄をしないから、余分なお金を使わないでしょう。財務省と同じように、気持ちはいつも緊縮財政ですよ。
 ですから、スーパーは、販売する値段を決めて生産者にそれに応じた価格を迫るのですよね。不作の時は仕方なく上げますが、それも限度がありますよ。昨日も激安スーパーを特集していましたよ。本当においしい物とは何か、本当の贅沢とは何か、自分自身で考えて暮らした方がいいと思います。
 テレビのコメンテーターたちは、自分たちは物質的に贅沢な暮らしができているのに、精神的には本当に貧しいのだと思います。そういう視点からの発言がないからです。自分たちは贅沢していてもいいのですよ。しかし、幸せは人それぞれですから、そういう視点でコメントして欲しいのです。
 そして、高齢者が働かないで高給を取っているとかいう発言もありました。働いていないのではなく、活用していないだけでしょう。その人の能力を認めてあげてくださいよ。多少の能力の格差は仕方ないでしょう。できる人ばかりではないのですから。そういう人も消費者なのですよ。
 そして、私が一番気になるのが、報道は、すぐに外国と比較することです。本当に外国が幸せなのですか。そういうことを切り取るだけで比較しないでほしいのです。30年も賃金が上がらない日本は、本当の社会主義国家のように、手厚い保護を受けていますよ。
 一番いい例は、病気などの高額医療費ですよ。高度な医療を受けることができて、少しの負担で済むなど、天国ですよ。しかも、国は外国人まで守っていますよ。日本が地上の楽園でなくて何なのでしょうか。
 こどもの服装もみんなそろっていて、きれいですよ。私のこどもの頃は接ぎ当て(服の補修跡)が当たり前のようにありました。しかし、私たちのこどもの頃はいい加減い生きてきたので、プレッシャーという物もあまりなく、自由でしたよ。服がボロボロでも、それも幸せだと思うのです。
 本当の幸せとは何なのか。考えて欲しいと思います。















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