本当の私

日々感じた事を記録していきます。

情報表現力のための認知心理学

2010年12月23日 | 日記
信州大学の菊池教授の講義を受ける機会を持った。
講義時間は3時間。
途中で寝るかな?と思ったが、面白くて面白くて、眠気は一切襲って来なかった。

分かりやすい情報デザインの基本

基本 認知情報処理に無駄や停滞を起こさない。
応用 認知情報処理にあえて無駄や停滞を起こす。

なるほどである。分かり安す過ぎて記憶に残らない場合もある。そのときは、認知情報処理がしにくい状態にすると言うことか。宣伝なんかに良く使われてるのを時々見かける。分かりやすさは当然必要だけど、わざと停滞させる技術。おもしろい。
 
記憶の二重貯蔵モデル

短期記憶の容量 7±2チャンク 保持時間15~30秒 
        リハーサルによって保持
        長期記憶に転送される

長期記憶の容量 無制限     保持時間 無制限
        保持に努力は要らない

短期記憶のチャンクが7ぐらいと言うのが、本当にそうなのだから面白い。


分かりやすくする大原則

最初に意味を提示する。
point → reason→ example→ point
    
当たり前だけどそのとおり。と言う感じ。



久々に学生に戻った気分。
講義終わった後、先生に、楽しかったです。と声をかけずにはいられませんでした。
菊池先生もとても喜んでくださいました。

またこんな機会あったら、参加したいな。

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