☆上昇気流☆

ミスチルコピーバンド「上昇気流」のアコギ担当ひろみによる日記。
2008年4月20日横浜にてライブ決定!

ドイツ到着 from321

2005年12月15日 16時49分35秒 | From ひろみ
飛行機11時間プラス1時間半。全移動22時間。
とっても疲れましたー。

成田→チューリッヒで隣のかわいいブラジル人女性と結構話が盛り上がりました。

彼女は2年間北海道で働いていたそうです。
でも日本語は全然だめ。。。
英語も多分私と同じレベルでしたね(笑)
たまにポルトガル語だっけ?が混ざるし、私もドイツ語が混ざってお互い理解できないこともあったけどおもしろかった。

彼女は結婚して旦那さんも一緒に北海道に来ていたようだけど、今年の春に離婚して旦那さんが先にブラジルに帰国してしまったらしい。

で、日本人男性はどう?って聞いたら理解できない!っていってました(笑)
私も!
っていっときましたけど(笑)

でもちゃんとフォローもしましたよ。
日本人はとてもはずかしがり屋さんなんで素直に感情を出さないんだとか・・・ね。

そしてスイス到着。
乗り換えゲートまでの長い動く歩道。
後ろ振り返っても、前見ても誰もいない。
セキュリティチェックも私だけ・・・
そして、なんだか暗い。

ゲート付近のお土産屋さんが閉まっているんですよ。
だんだん人が集まってきてそして店が開いたんだよね。

飛行機も結局は満席になりました。

ハンブルク到着して、いつものように余裕で税関通過・・・できなかった(泣)

なんと出口自動ドアまで開いたのにそこで後ろから呼び止められ、荷物検査。

私のビデオカメラをいつ購入したのかしつこかったなあ。
で、まずかったのがタバコ。
これは1ダースまで。
全く無視して、日本のTAXFREEで4箱購入してたんです。。。
3ダース超過してる分の罰金?をなんと180ユーロ支払う羽目に・・・
日本円にして2万5千円(泣)
超高価なたばこへと変身したのです。。。

しかも全部の荷物をじっくりと見られてとても恥ずかしかった。
3人の職員に囲まれて・・・

でも日本の食材や電化製品を話題に話は盛り上がったけどね。

ホストクラブへ立ち寄ったと思って元気取り戻します・・・
ってただのおっさんだったけど。

ハンブルクはまだ雪は積もってません。
でも朝の8時を過ぎても真っ暗。そして突風。

今日はゆっくり過ごします。

「義経」終わる。

2005年12月13日 23時04分27秒 | From ひでろー
ひでろーの『凍てつくハドー』No.29

 年末と言えば大河ドラマが終わる季節。今年もご多分に漏れず終わってしまいました。毎週日曜日の楽しみ。ここ10年くらいは欠かさず見てる。大河の最終回はそれまでの一年間の流れが頭の中に渦巻きます。

 さて大河ドラマ『義経』、最初はタッキー義経にかなり不服だったの。だってたくましすぎるんだもの。でも一年間も付き合うと彼もなかなかだなとか思う様に。
 石原さとみ静御前は前の日記でも書いた通り。今では絶賛に♪ていうか石原さとみは「しずやしず」の回で女優として一皮むけたよね。最終回の演技なんかも今までに無い落ち着きを見せてさ。
 マツケン弁慶は重要だったね。彼なくしてこの義経は成り立たない。勧進帳や最後のシーンも見事。

 「義経」という人物は僕の中ではかなり好きな歴史上の人物。高橋克彦の「炎立つ」を読んでからさらにその思いは深まるばかり。なので僕はかなり奥州、義経ひいきでドラマを見ている。そのためか奥州の描き方には不満もあった。藤原泰衡も案の定ヘタレに描かれておりそこもやはり不満。だいたいそんなヘタレであったらば金色堂に藤原三代の遺体とともに埋葬されるわけが無いじゃないっ。泰衡は芯に奥州の武士の魂を持った男だったに違いない!・・・ま、この頃の状況としては鎌倉側に良い様に書かれた「吾妻鏡」しかネタが無いんからしょうがないか。歴史は勝者によってゆがめられていく。ブツブツ。
 でもね♪大河ドラマ「義経」ここ3年の中では秀逸な作品だったと思います。(つまり武蔵、新撰組があんまりということ)

 最終回はもう涙無くしては見れませんでした。
 平泉の地で義経一行そろって討ち死にですもの。またその散り際のすばらしいこと!中でもマツケン弁慶はホントに素晴らしい。義経四天王(弁慶、伊勢三郎、佐藤継信、佐藤忠信)の中では佐藤継信・忠信兄弟が一番好きなんだけど(名字が同じということもあるが)彼らは既にあの世なのです。出番が無くて寂しいこと。演出もまた素晴らしい。義経自害を見届けてからの弁慶立ち往生。コレが逆だったらまたチガウ印象だったでしょう。義経に最後まで付き従った男の見事なまでの忠誠心。いやはや。コレで終わるかと思いきやそれから15分くらいその後を語り続けるというのもまた良かった。最近は主人公が死んだらすぐ幕という流れが多かった。義経が、残された人々の心の中にどう刻まれたかを描くことでこの物語の終焉に深みをつけたと思う。
 そして兄頼朝の涙。コレがすべてを語っていたでしょう。


 いやー感慨深いですね。僕は義経生存説賛成派です。それからどこへ行ったかなんてどうでもいいこと。実は生きていたんだよって思えることが重要なのさ。歴史書に記された内容は義経の命を救った人が一応の報告として送ったニセモノなんだよ。きっと。おそらく藤原泰衡あたりが義経を救う方便として鎌倉へ報告したんだな。義経自身は弁慶や残された主従とともに名前を変えて奥州の奥深くに行って小さいながらも素敵なコミュニティーを作って暮らしたんじゃないかな?もう体制の流れには関わりたくないやいってさ。秘密裏に静御前も呼び寄せて。みんなで仲良く暮らしていたと思いたい。

 平泉。また行きたいなー。

 さてさて来年の大河ドラマは司馬遼太郎原作『功名が辻』だそうです。知らない話なんだよね。見所は仲間由紀恵ちゃんが出ること!かならずしもセリフ回しとかうまい女優ではないので時代劇にどうかと思うけど一年も揉まれればたくましくなることでしょう。ていうか仲間由紀恵のファンだから見ちゃいますけど。
 楽しみだなー♪