うみは、97年の7月に道路の真ん中に座り込んでいるのを保護しました。
暑い日で、大きな道路沿いで、人通りもなく、置いてくるわけにいかず
でも、まぁすぐに飼い主は現れるだろうと、警察と保健所に連絡して
待つも現れず、うちのこになりました。
それから、海外赴任にもいっしょについてきてくれて、赴任先では
犬とは入れるところが多かったので、いつもバッグにいれて、トラムに
乗って、買い物にいってました。
帰国後、数ヶ月で、ヘルニアを発症してしまい、手術、術後は
毎日お風呂に入ってリハビリしました。
その後も、頚椎ヘルニアになったりしましたが、概ね元気で、お散歩に
行ってました。12歳からは、長距離はドックカートでお散歩してました。
ドッグカートに乗ってると、足の悪いおばあちゃん世代の人達には
うらやましがられました。(笑)
小さな頃から、いつもバッグにいれて一緒にいけるところは
どこでも行ってましたので、バックにはいってるときは、おとなしくて、
よくぬいぐるみと間違われてました。
カートで、お店にいっても静かなので、いつも、おとなしいね。と
言われました。
私の話し相手になってましたので、こちらの言うことはほとんど
わかっていたようです。
バウリンガルは、初代と次世代と買いましたが、どちらも、使うと
こちらが思っている以上の翻訳結果がでてました。
いつも、動物病院に行くとき、車の中で吠えてるので、何を言ってるのか
バウリンガルをためしてみると、国道を、一度左折するのですが
そこを左折すると動物病院への道で、左折と同時に、「ぅぅぅわぁんっ。」
翻訳すると、「まじやばっ。」でした。
近所にきなこというダックスがきたときも、最初なれてくれなくて、
小屋にはいってたので、「おいでおいでー」と私が言ってると、
うみも、「わんわん。」 翻訳すると、「こっちだよー。」といっていて
きなこちゃんがでてくると、「やったね。」といってました。」
ヤキモチを焼いた隣のコーギーのムクちゃんが、ダッシュして
門扉に前足でダーンとアタックするのをみると、「危険、危険」と
いってました。うみは、こっちが思っている以上に、私の言葉を
理解し、お話してくれてました。
飼おうと思って飼った子ではありませんでした、自分が産んだかと
思うほどかわいくて、長生きしてほしくて、できるだけのことを
してきましたが、お別れの時がきてしまいました。
虹の橋に飛び立ってしまう4日前に、カートでお散歩してパン屋さんに
行ったのが最後になりました。
そのパン屋さんには、未だに行けません。
今でも、なんで姿がないのかよくわかりませんが、気配は時々
感じることはあります。姿が欲しくてお願いすることにしました。
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