アニーは元々、弟夫婦の犬でした。
赤ちゃんができて、面倒が見れないからと言う事で実家にやって来ました。
その愛らしさで、当時ギクシャクしていた私達をまぁるく優しくさせてくれた宝物でした。
とても賢い、べっぴんさん。
お出かけが大好きで、皆んなで色々な所に行きました。
ドライブ中のアニーの指定席は、父の膝の上。
とても幸せそうに笑っていました。
両親が揃って旅行に出かた時は、私が実家に泊まりお世話をしました。
一緒に寝ていましたが、小さいくせに布団の真ん中を陣取るので、布団をめぐっての小競り合いをして遊んだりしていました。
フードファイターでもありました。
誰かがご飯をこぼそうものなら、普段とは全く違う俊敏な動きでやって来てはご飯を奪って去って行きます。
アニーが居なくなってから、こぼしたご飯をサッと拾うと、あぁそうか アニーいないんだなぁ・・・と涙がこぼれて仕方ありませんでした。
いないと分かっていても、自然とアニーを見ていた目線になるものですね。
大変でした(;_;)
19歳で亡くなりましたが、特に大きな病気もせず、最後も3、4日患う程度でとても親孝行な子でした。
母は、おばあさんが亡くなった時より悲しいと言う程。
よく父の愚痴をアニーに聞いてもらっていたそうです。
今でもよその犬を見るとウルウルしています。
とても語り尽くせない、沢山の幸せを運んで来てくれた宝物です。
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