過客

all are brother
ネ・ウテルの探究
歴史を観、今に生き、未来に向かう

恍惚の人

2022-12-28 | 日記
有吉佐和子の恍惚の人
もう50年も前の小説で
大流行して有名だった
映画化もされ舞台にもなって
何度も上映上演されたと思う
当時はまだ若かったので
あまり実感はなかった
認知症を意識した
一番最初のことだと思う
母は晩年少しは傾向はあったが
あまり心配することはなかった
80を過ぎて自分自身も
大丈夫かと考えるようになり
それなりの予防の意識行動を
心がけてはいるが後は解らない
認知症は確実に増えている
身内でも従姉妹がなって長い
最近は従兄弟夫婦が少しおかしい
住んでいる近所にも
数人の認知症の人がいる
夫婦で認知症で生活している
行動のパターンが決まっていて
何時もその通りにするようだ
幸いお金の勘定などは間違わない
昔のことは変らず話ができる
最近のことは全く記憶にない
何度も同じ話になっている
奥さんが入院してしまった
ご主人は何度も帰って来ないという
何度もそれの繰り返しである
今はコロナのことがあるので
面会もままならないことだし
携帯があっても連絡も出来ない状態らしい
兄妹も子供もどうすることも出来ない
そして最も厄介なことは
今まで住んでいる家を出ないことである
何処かの施設に入ればいいが
断固として拒否し続ける
とても難しい問題である
と、他人ごとではないかもしれない
老人って誰も自分は大丈夫と思う
しかし老人はよく転ぶのである
転ぶとほとんどは骨折して
長くなるので恍惚のも進む
恍惚久しぶりに思い出した言葉
出来る事なら青江三奈の唄った
恍惚のブルースが良いな
写真は我が町の競技場など運動公園


コメント (26)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする