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樹木希林さん 香典は誰でも一律3千円その適正?

2018-10-10 09:20:50 | 日記
日経ビジネスオンライン(略


先月15日に亡くなった樹木希林さん(享年75)に関して、雑誌の編集者から取材があった。それはこんな趣旨だった。 


 生前、樹木さんは香典の袋の中身を誰であっても、3000円に決めていたという。樹木さんからすれば、世間体を気にして、いちいち香典の中身に苦心するのはバカバカしい。だったら一律3000円にすればいいじゃないか、という意図らしい。編集者は、その金額についての妥当性を、私に尋ねてきたのだ。

 私はこのように答えた。そもそも香典に、決まった値段などない。「香典(奠)」という言葉は、本来は霊前にお香を手向けるかわりとして、金銭をお供えすることに由来する。したがって、お香の代金を基準にするならば、(香にもピンキリがあるが)、さほどは高額にはならないはずである。

 同時に、葬式における香典の意味は、相互扶助の意味合いが強い。葬式となれば、喪家が多額の出費を強いられる。そのため、地域や親族間で少しずつ負担し合うのだ。

 田舎の町内会では暗黙知によって香典は3000円とか、5000円とか決まっている。地縁型の葬式が執り行われている地域では「3000円」は、ごく普通の金額だろう。ちなみにお寺への布施金額も、地域による暗黙知によってだいたい決まっている。

 東京では香典は、「1万円」という金額が多いようだ。金額が高めなのは都会では地縁が崩壊し、「個」の付き合いになっているから。香典の金額が、その人自身の相場観に委ねられているのだ。すると、「世間体分」が上積みされ、高額になる傾向がある。世間体さえ気にしなければ、別に東京でも3000円で差し障りない。

 ここまで話しているうちに、私は妙に樹木さんの「一律3000円」の考え方は、実にまっとうだと思えるようになってきた。金額などはどうでもよく、死者に対する敬意や弔いたいとする気持ちがありさえすれば、それでいいのだから。





3千円と報じていたのは
別の週刊誌だけど
それを見たとき 驚いた


都会では近所付き合いを全く
しない人も多いので 記事にあるように
「個」に対しての香典になるのは
理解できる なので3千円に驚いた

希林さんは友人、親戚、近所、お世話になった方にも
そうだっのか?
潔いよいというかすごい
ケチと言われるのを恐れて 3千円はできない



あの大女優が3千円の香典
貰ったほうは見返したかもしれない

希林さんは 何かを貰うのを
嫌がった それはTVでも
観たことが 

確かに 人から何か貰ったら
有難いとは思うけれど 何かを
返さなくてはと考えてしまう
それがいいという考え方もあるけれど

反対に こちらは差し上げたかった
だけなのに 思いもよらず 同等か高価な
品がお礼として 返ってくると
考え込んでしまう

返して またもらって 返して
ループが続く 
希林さんは  そういったことに
意味を見出せなかったのかもしれない

わかっていても 普通 人は それを
断ち切ることができない

やはり希林さんは強い 
信念を持った人だったのだろう