さて、早速、WinXP Pro SP3をインストールするのですが、手元には、SP無しの、初期版のXPのインストールディスクしかありません。
また、Microsoftのサイトを見てみると、既に WinXP SP1 のパッケージがサポート対象外になっており、提供すらされていませんでした。
SP1が当たっていないと、SP2のインストールができないので、途方に暮れてしまいました。
そこで、WinXP SP無しのCDとSP2, SP3のパッケージを使って、WinXP SP3のインストール用CDを作成することにしました。
(1)まず、インストール作業用のディレクトリ(c:\winxp)を作成し、WinXP SP無しCD(d:ドライブとします)から、すべてのデータを HDD上にコピーします。
mkdir c:\winxp
xcopy /eiv d:\ c:\winxp
(2)MicroSoftのサイトから、WinXP用のSP2, SP3のネットワークインストールパッケージをとってきて、作業用ディレクトリ(c:\winxp)とは別のディレクトリにおいておきます(c:\spとします)。
WinXP SP2ネットワークインストールパッケージ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=049C9DBE-3B8E-4F30-8245-9E368D3CDB5A
c:\sp\WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe
WinXP SP3ネットワークインストールパッケージ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=5B33B5A8-5E76-401F-BE08-1E1555D4F3D4&displaylang=ja
c:\sp\WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe
(3)SP2パッケージをSPなしパッケージに統合します。
cd c:\sp
WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe /integrate:c:\winxp
正常に統合処理が完了すると、「統合インストールが正常に完了しました」という表示がでます。
(4)続いて、SP3パッケージを先ほどのSP2を統合したパッケージに更に統合します。
WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe /integrate:c:\winxp
正常に統合処理が完了すると、「統合インストールが正常に完了しました」という表示がでます。
(5)インストール用CDを作成するため、SP無しのCDからブートイメージを抽出します。
抽出のために、bbie というフリーソフトを利用します。
検索で「bbie10.zip」で検索して、bbie10.zipを取得し、解凍します。
置き場所は適当に。
c:\sp\bbie.exe
c:\sp\bbie.lic
に置いておきます。
CDからブートイメージ(ブートコード)を抽出します。
cd c:\sp
bbie.exe d:
CDのブートコード image1.bin が c:\sp\image1.bin にできますので、作業用ディレクトリにcopyします。
copy image1.bin c:\winxp
(6)ISOイメージ作成ソフト(mkisofs、cdtoolsで検索)で、ISOイメージを作成します。
ISOイメージ作成用ディレクトリをc:\tempとします。
mkdir c:\temp
mkisisfを取得、解凍し、下記に置きます。
c:\temp\mkisosf.exe
cdtoolsを取得、解凍するといろいろファイルがでてきますが、下記のファイルだけをc:\temp にcopyします。
c:\temp\mkisofs.exe
c:\temp\cygwin1.dll
ISOイメージを作成します。
cd c:\temp
mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o windowsxp-sp3.iso c:\winxp
これにより
c:\temp\windowsxp-sp3.iso
というインストール用ISOイメージファイルが出来上がりましたので、
後は、書き込みツール等を使って、CDに焼き込みます。
#少し脱線ですが.....
#
#Power2Goを使っているのですが、起動用CDを作成しようとしても、
#DOSが立ち上がることろまでしかできません。過去、いろいろ設定などを変えて
#6~7回程度試していますが、いずれも失敗。
#どうもPower2Goのブートイメージ(コード)がおかしいようです。
#
#上記のようなフリーツールを使って、ブータブルCD(元々のCD)から
#ブートコードを抽出した方が、確実に、かつ、間違いなく起動できます。
また、Microsoftのサイトを見てみると、既に WinXP SP1 のパッケージがサポート対象外になっており、提供すらされていませんでした。
SP1が当たっていないと、SP2のインストールができないので、途方に暮れてしまいました。
そこで、WinXP SP無しのCDとSP2, SP3のパッケージを使って、WinXP SP3のインストール用CDを作成することにしました。
(1)まず、インストール作業用のディレクトリ(c:\winxp)を作成し、WinXP SP無しCD(d:ドライブとします)から、すべてのデータを HDD上にコピーします。
mkdir c:\winxp
xcopy /eiv d:\ c:\winxp
(2)MicroSoftのサイトから、WinXP用のSP2, SP3のネットワークインストールパッケージをとってきて、作業用ディレクトリ(c:\winxp)とは別のディレクトリにおいておきます(c:\spとします)。
WinXP SP2ネットワークインストールパッケージ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=049C9DBE-3B8E-4F30-8245-9E368D3CDB5A
c:\sp\WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe
WinXP SP3ネットワークインストールパッケージ
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=5B33B5A8-5E76-401F-BE08-1E1555D4F3D4&displaylang=ja
c:\sp\WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe
(3)SP2パッケージをSPなしパッケージに統合します。
cd c:\sp
WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe /integrate:c:\winxp
正常に統合処理が完了すると、「統合インストールが正常に完了しました」という表示がでます。
(4)続いて、SP3パッケージを先ほどのSP2を統合したパッケージに更に統合します。
WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe /integrate:c:\winxp
正常に統合処理が完了すると、「統合インストールが正常に完了しました」という表示がでます。
(5)インストール用CDを作成するため、SP無しのCDからブートイメージを抽出します。
抽出のために、bbie というフリーソフトを利用します。
検索で「bbie10.zip」で検索して、bbie10.zipを取得し、解凍します。
置き場所は適当に。
c:\sp\bbie.exe
c:\sp\bbie.lic
に置いておきます。
CDからブートイメージ(ブートコード)を抽出します。
cd c:\sp
bbie.exe d:
CDのブートコード image1.bin が c:\sp\image1.bin にできますので、作業用ディレクトリにcopyします。
copy image1.bin c:\winxp
(6)ISOイメージ作成ソフト(mkisofs、cdtoolsで検索)で、ISOイメージを作成します。
ISOイメージ作成用ディレクトリをc:\tempとします。
mkdir c:\temp
mkisisfを取得、解凍し、下記に置きます。
c:\temp\mkisosf.exe
cdtoolsを取得、解凍するといろいろファイルがでてきますが、下記のファイルだけをc:\temp にcopyします。
c:\temp\mkisofs.exe
c:\temp\cygwin1.dll
ISOイメージを作成します。
cd c:\temp
mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o windowsxp-sp3.iso c:\winxp
これにより
c:\temp\windowsxp-sp3.iso
というインストール用ISOイメージファイルが出来上がりましたので、
後は、書き込みツール等を使って、CDに焼き込みます。
#少し脱線ですが.....
#
#Power2Goを使っているのですが、起動用CDを作成しようとしても、
#DOSが立ち上がることろまでしかできません。過去、いろいろ設定などを変えて
#6~7回程度試していますが、いずれも失敗。
#どうもPower2Goのブートイメージ(コード)がおかしいようです。
#
#上記のようなフリーツールを使って、ブータブルCD(元々のCD)から
#ブートコードを抽出した方が、確実に、かつ、間違いなく起動できます。