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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

大分県佐伯に新規醸造所 OrangCraftBrewery(その1)

2025-01-18 17:38:39 | ビール紀行(九州・沖縄)
大分県は以前はビール醸造所が極めて少ない県でしたが、近年の醸造所創設ラッシュの中で新規醸造所が立ち上がり、賑やかになってきました。そんな新規醸造所の中から、大分県佐伯市の「OrangCraftBrewery」へのビール紀行をお送りします。OrangCraftBreweryは昨年7月に醸造を開始した醸造所。醸造所には併設のスタンディング形式のタップルルームがあり、気軽にビールを楽しむことができます。事前の情報はインスタグラムを参照する程度で、エールビールが中心というくらいで、事前情報はあまりない状態で訪問してみることにしました。醸造所へのアクセスはJR佐伯駅から徒歩約25分。佐伯の場合、飲食店があるエリアは駅から離れています。駅からバスもあるのですが、夜は全くなかったので、歩いて醸造所に行ってみました。さてどんなビールに出会えるでしょうか。

     

     

日豊本線で佐伯駅に到着。ここから南は本数の極めて少ない秘境エリアになってきます。

     

     

佐伯駅と駅前の様子。佐伯の玄関口ですが、街の中心部はかなり離れているようです。

     

     

     

あいにくの雨の中、醸造所に向けて歩いて行きます。あたりは暗く孤独な戦いです。

     

     

     

約20分、幹線道路を歩いて、街中の方へ左折。醸造所があると思われる裏路地へ。

     

それらしい灯りが見えてきました。醸造所に到着です。ほっと一息。

(続く)



OrangCraftBrewery
大分県佐伯市大手町3-5-7

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瀬戸内の離島へ gogoshima beer farm(最終回)

2025-01-13 17:48:47 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「gogoshima beer farm」の続きです。


次に頂いたのは「Iyokan IPA」。コンテストで金賞を獲ったビール。

     

     

3杯目からは専用グラスでたっぷり頂きます。興居島産伊予柑の摘果を使用。伊予柑の香りと青みかんならではの苦々しい香りが素晴らしい!モルトの旨味はしっかりで、果汁感も感じられる。後からホップの苦味と果皮の苦味。激しく旨い!伊予柑の果実と果皮の香り・苦味がホップの香り・苦味に上手く重なる絶妙なIPAです。

     

     

最後は「Peach Hazy IPA」で締め。長野県産の川中島白凰をたっぷり使用。とろっとした桃汁の口当たりにほどよい桃の香り。これに重なるホップの香りと調和。旨味はしっかりで、桃の果汁感も感じながら、桃による酸味とホップによる苦味が効く。旨い!桃の香り・果汁感にホップの香り・苦味が上手く交差するヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、愛媛ならではの地元の柑橘の個性を上手く引き出しながら、らしさを表現したビールで素晴らしい。それぞれの柑橘の風味が違った形で反映されています。柑橘の香り・苦味とホップの香り・苦味を上手く掛け合わせる術に長けています。この愛媛らしさを武器に全国で勝負してもらいたいです。

ブルワー様、この度はタップルーム休業日にも関わらずご対応いただき、誠に有難うございました。

     

また来よう。



gogoshima beer farm
愛媛県松山市由良町803-1

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瀬戸内の離島へ gogoshima beer farm(その4)

2025-01-11 17:41:05 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「gogoshima beer farm」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

ケグ出しのビールの種類は7種類で、うち4種類もIPAがあります。その他、瓶・缶のビールは5種類ありました。

     

     

最初に頂いたのは「Rice Lager」。テイクアウト用のプラカップで提供してもらいました。愛媛産の松山三井という米を使用。超爽快なホップの香りと米ならではのさっぱりとした口当たりが素晴らしい!モルトの旨味は控え目でドリンカブル。ホップによる酸味がほんのり効いて、良いアクセント。旨い!ホップの香りが超爽やかな、スルスル飲めるライスラガーです。

     

     

続いては「不知火IPA」。興居島産不知火使用で、いわゆるデコポンですね。ます口に含むとデコポン!あの個性的な香りがはっきりと分かります。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップによる酸味・渋味が全体を締める。激しく旨い!まんまデコポンの香りとアメリカンホップが重なる、絶妙なフルーツビールです。脱帽です。

(続く)



gogoshima beer farm
愛媛県松山市由良町803-1

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瀬戸内の離島へ gogoshima beer farm(その3)

2025-01-07 16:38:35 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「gogoshima beer farm」の続きです。


醸造所兼タップルームの建物です。

     

古民家の建物をできるかぎり残しながら、中を醸造所兼タップルームに改装されています。

     

     

     

中に入ると、ビールサーバーが並ぶカウンター。その右手奥が醸造所になっています。仕込みの規模は500L、発酵タンクが500L×4基という体制。古民家内に醸造所を造る訳ですから、設備の規模がかなり制限されることでしょう。

     

     

カウンター左手ののれんをくぐると、タップルームのスペースになっています。中庭が見えるこのテーブルが特等席。

     

     

こんな素敵な小上がりの客席もあります。時間の事を気にせず、こんな空間でゆっくりビール、贅沢な時間になりそうです。

それでは待望のビールを頂きましょう。

(続く)



gogoshima beer farm
愛媛県松山市由良町803-1

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瀬戸内の離島へ gogoshima beer farm(その2)

2025-01-04 19:47:56 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「gogoshima beer farm」の続きです。


興居島の由良港に到着。

     

     

     

歩いて醸造所へ向かいます。瀬戸内らしい、静かで穏やかな島です。

     

     

     

スマホの地図を頼りに、歩いて行きます。神社の隣に、それらしき古民家を発見。

     

     

gogoshima beer farmに到着です。飛行機、バス、電車、船と乗り継ぎ、ようやく来ることができました。この日はタップルームはお休みのなので、看板は閉店の文字になっています。

(続く)



gogoshima beer farm
愛媛県松山市由良町803-1

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瀬戸内の離島へ gogoshima beer farm(その1)

2024-12-31 15:24:32 | ビール紀行(中国・四国)
四国の醸造所に多いのですが、最近柑橘を上手く使ったビールが増えています。そんな醸造所の中から、愛媛県松山市の離島、興居島の醸造所「gogoshima beer farm」へのビール紀行をお送りします。gogoshima beer farmは2022年12月に誕生した醸造所。こちらのブルワーの方には以前、DD4Dで修行されていた時にお会いしていて、興居島で醸造所の開業を計画していることを知りました。素敵な瀬戸内での離島での醸造所、ずっと訪問したいと思っていましたが、ようやく実現できました。ビールのスタイルは多彩でIPAが多い傾向。そのIPAを地元の柑橘と上手く重ね合わせたビールが特徴です。醸造所には併設のタップルームがあり、古民家内でゆっくりとビールを楽しむことができます。今回の訪問時はタップルームの営業は無かったのですが、事前にお願いして醸造所でビールを頂けることになりました。醸造所へのアクセスですが、伊予鉄の高浜駅を下車し、高浜港からフェリーで13分、下船後徒歩約5分。離島ではあるものの、かなりアクセスしやすい醸造所です。

     

     

伊予鉄で高浜駅に到着。松山市内から約20分と気軽に来ることができる距離です。

     

     

     

高浜駅を降りたら目の前がフェリー乗り場です。そしてその先に見えるのが興居島。

     

     

フェリーが到着し、乗船します。目の前の興居島が迫ってきます。

     

     

     

興居島の穏やかな風景を眺めていると、もう到着。醸造所最寄りの港、由良港です。

(続く)



gogoshima beer farm
愛媛県松山市由良町803-1

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今、姫路が熱い! KOGANE(最終回)

2024-12-29 13:48:02 | ビール紀行(関西)
前回の「KOGANE」の続きです。


続いて頂いたのは「イチゴ一会」。

     

     

高砂のイチゴ農家のイチゴを使用したフルーツサワー。イチゴのアロマ。飲むと強い酸味とモルトの旨味。旨い。サワーならではの強く心地よい酸味を楽しむフルーツサワーです。

     

     

注文していた「メンチカツ」が到着。文句ないです、美味いに決まってます。

     

     

最後は「HEY! HAZY IPA #4」で締め。凝縮したライム感を感じるアメリカンホップの香りとラクトース感。モルトの旨味はしっかりで、ホップによる酸味と苦味が心地よくしっかり目に効く。旨い!アメリカンホップの凝縮した香りが特徴の、バランスのとれたヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、アメリカ系を中心に副原料も使用して多彩なビールを展開。その中でもアメリカンペールエールは秀逸!柑橘系のホップをベースとしながら、個性的な苦味とドライ感が素晴らしかったです。また多くの料理を提供するディナータイムに訪れたい醸造所です。

     

店内で瓶ビールの販売もあるので、飲めなかった種類のビールはお土産で購入するのもいいでしょう。



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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今、姫路が熱い! KOGANE(その3)

2024-12-27 13:57:47 | ビール紀行(関西)
前回の「KOGANE」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は7種類。地元の副原料を活用したビールが多いですね。

     

     

最初は「ZIT WEIZEN」(ゆずヴァイツェン)。神河町産の柚子を使用。柚子の豊かで爽やかな香り。クローヴ系の抑え目のフェノール香が柚子の香りによく合う。モルトの旨味は控え目で、柚子とヴァイツェンらしい酸味が調和して心地よく効く。旨い!柚子とヴァイツェンが掛け合わされた、香りと酸味が心地よいビールです。

     

カフェタイムのフードのメニューです。アイドルタイムなので、フードの種類は絞られていますが、オツマミとしては十分。

     

     

オツマミとして注文したのは「ペペロンチーノ風枝豆」。それほどオイリーではなく、ニンニクの香りが付いて美味しい。

     

     

続いて頂いたのは「MELLOW PALEALE」(アメリカン・ペールエール)。グレープフルーツ系のホップのうっとりする香りとモルトの軽快な香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップによる渋味としっかり苦味がボディを上手く引き締める。激しく旨い!柑橘系のホップの香りとホップによる渋味・苦味との調和が素晴らしい、ややドライなアメリカン・ペールエールです。

久しぶりの会心の一撃!

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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今、姫路が熱い! KOGANE(その2)

2024-12-19 17:19:40 | ビール紀行(関西)
前回の「KOGANE」の続きです。


醸造所に到着。

     

お洒落な店構えです。何も知らなければ、カフェレストランだと思ってしまうデザインです。

     

中に入ると存在感のある大きなカウンターがお出迎え。ビールサーバーのタップ数は10本もあります。

     

店内の様子。入口付近は主としてお一人様向けでしょうか、カジュアルなカウンターテーブル席となっています。

     

     

店内奥はテーブル席となっていて、その一番奥が醸造所という配置です。ガラス越しに「魅せる」醸造所で、その光景はビールの絶好のつまみです。

     

     

醸造設備の仕込みの規模は500Lで、発酵タンクは500L×5基という体制です。

それではビールを頂きます。

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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今、姫路が熱い! KOGANE(その1)

2024-12-17 17:22:20 | ビール紀行(関西)
兵庫県姫路市は今ビール醸造所が増殖している街。少し前までは全く醸造所が無かったのですが、今や市内には4カ所も操業し、クラフトビールの街になっています。そんな姫路の醸造所から、「KOGANE」へのビール紀行の模様をお送りします。KOGANEは2023年10月に誕生した新規醸造所。姫路駅から姫路城に真っすぐ延びる大手前通り沿いにあり、姫路城にほど近い醸造所です。ビールのスタイルはアメリカ系を中心としながら多様で、地元の食材を使用したビールが大半を占めます。醸造所には併設レストランがあり、お昼から通し営業なので、あまり訪問時間を気にせずビールを楽しむことができます。醸造所のアクセスですが、姫路駅から徒歩約8分です。訪問したのは随分前で9月のことでした。

     

     

山陽電車で姫路駅に到着。阪神電鉄と直通運転しているので、大阪からも一本で来ることができます。時間を節約したい人にはJRを推奨。

     

山陽電車の姫路駅です。百貨店と一体になった昔ながらの駅ビルです。

     

     

     

駅前から大手前通りをひたすら姫路城方面へ歩いて行きます。しばらくすると左手にある店舗の幟に「TAKEOUT BEER」の文字を発見。醸造所に到着のようです。

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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