goo blog サービス終了のお知らせ 

「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

こういう本の読み方をしているようだと真っ当になれない

2008-04-12 21:30:56 | ルージ君
 前述したプロ野球チームが優勝した年、日本シリーズで対戦したチームもなかなか強烈。

 当時、そのチームには、超強肩の外国人右翼手が居たのですが、ここで監督、公開練習で一芝居を打つんですね。
 当然、相手チームが、戦力分析の為に食い入るように見つめているわけですから、そうそう手の内をみせないようにするのが普通なのですが、この監督さん、シートノックが始まると自分でノックバットを握り、ライトへノックを開始したんです。
 想定としては、ランナー一塁でライト前ヒットを打たれた際、三塁を狙ったランナーをアウトにするというもの。

 いや、実戦では、なかなか出来ることじゃないんですけどね。

 ところが、ノックをはじめると、外国人選手、思惑を知ってか知らずか、サードへ矢のようにワンバウンドの送球を繰り返すのです(イチローを思い浮かべていただけたら幸い)。

 これをこれでもかーこれでもかーと繰り返して、相手に恐怖心を植え付けてやろうという魂胆だったんですね、これが!
 日本シリーズは短期決戦ですから、一つのミスが命取りになりかねません。当然、相手はランナー一塁で、うかつに三塁を狙った走りが出来なくなります。
 ところが、フタを空けてみると、先発ライトには、強打の日本人選手が入り、外国人選手は途中からの出場。
 しかし、相手チームは機動力が売りなのにもかかわらず、シリーズ中、ランナー一塁でライト前ヒットが出ても三塁を狙うというシーンを、ついに見せることは無かったという……(汗)。

 こういう微妙に黒い行動パターンもルージ君っぽいなあ、と思った次第。 

こういうことを考えながら本を読むからダメ人間

2008-04-12 21:08:35 | ルージ君
 そうですね、もう15年位前に買った文庫本の中に、こういうシーンがあったんです。
 
 昭和50年代、実在のプロ野球チームでの話。
 首位争いをしそうな勢いだったチームは6月半ばに5連敗。
 翌日の首位チームとの試合には、負けるわけにはいかない。
 その前夜、監督は首脳陣を宿舎の自室に集めます。

 ヘッドコーチ以下は、

「監督、何を考えているんですか?ここはエースの先発しかない」
「連敗を食い止めるには、エース投入しかないじゃないですか?」
「エースで連敗を止めて、地元に帰る。これ以外に何があるんですか?」

 と、進言するのですが……。

「実は俺もその誘惑を抑えかねている。しかしここでエース投入して負けてしまったら、チームは沈没してしまうんだ。監督としては沈没、全滅は避けねばならない」

「それなら、どうするんです?!」

「4日前、2軍から上げたNで行く」

 当然、もめますわな。

「俺だって、エースで勝って、気持ちよく地元に帰りたい。だが、指揮官というのは、いい気分になるかではなく、全滅するか、しないかを考えるんだ。エースは地元に戻っての1戦目にぶつけよう。とにかく、エース投入で全滅か、否かは賭けられないんだ」

 ……いやあ、なんか言動がルージ君っぽいな、と。

 ちなみに、このチーム、この年、優勝してます。