「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

2022NPB日本生命交流戦をセ・リーグ目線で展望してみる(2)

2022-05-24 07:58:00 | NPB
 というわけで、諸々書き殴りましたけど、とりあえずまとめということで、各チームの勝敗予想をしてみましょーか?

厄 11-7
 目下、リーグ首位。そして、交流戦の優勝候補。
 現状、昨年後半からの勢いが未だ持続している感じでもある。それ以上、主力選手のピークと超緻密な高津采配にガッチリと嚙み合っているんだろうな。しかも、鷹を除けば、ほぼ裏ローテに当たる形になりそうなのも有利な材料。
 ただ、とにかく怖いのがケガ人を出すこと。ついでに雨でゲームを流して日程が詰まってくると若干不安。

虎 7-11
 目下、悲惨な勝率。まさかハムに追い抜かれるとは(汗)。
 とにかく打てない。
 そして、トドメを刺さんばかりにエース級を次々とぶつけるパ・リーグ各球団。
 のっけから、マーくん(人類)→もえ夫→岸→怪物と続いて、最終週も東浜、田嶋(or竹安)、山本、宮城が待ち構えてて、さらに場合によっては千賀まで来そうって、もう、阪急阪神HDに恨みでもあるのか、というレベル。こんなんソラカラちゃん(の中の人)や●川い●みさんの立場だったら、既に半泣きだわ。

虚 10-8
 中田翔は、案外、このチームの方が水が合ってるのかね?
 何せ常に頭数だけは揃っているので、それなりに成績は残すはず。
 しかし、あの監督とエースは、ことパ・リーグ相手になると鬼気迫るものがあるよな(汗)。少なくとも茅ヶ崎の老人は、毎試合生きた心地がしなさそう。

鯉 10-8
 プロレス業界にファンが多いからというわけではなく、普通にやってりゃ、これくらいの成績には持ち込めるでしょ、ということ。
 ただ、どうしても編成の傾向として、パ・リーグに関するスカウティングに難がありそうなので、場外弾連発とか三塁打祭りのような悪夢のような負け方をすることもありそうなので、それをいかに素早くリカバリーするかがカギ。
 
竜 9-9
 とにかく投手陣は揃っているのが強み。
 交流戦に関しても、平均して力を発揮してきているので、大負けはしないだろう、と。
 ただ、鯉さんのところと同様に、内野へのファールフライで何故か三塁走者が生還してりとか、とんでもない負け方(点の取られ方)をする日もあるはずなので、根尾がガチ二刀流でも始めたら、案外覚醒するんじゃない?

★ 8-10
 以前ほどアレルギーはないと思う。
 三浦監督もパ・リーグとの戦い方を覚えたはず。
 とはいえ、離脱者がちょいちょい出てしまっているのが痛い。


◎全体の雑感
 計算通りにいけば、55-53でセの勝ち越しかあ……。

 なんのかんの言って、ここ10年来のパ・リーグの強みは、スカウティング能力とデータ分析能力によるところが大きかったと思うんですよね。
 で、コロナ禍によって、選手以上にスコアラーも動きが制限され、選手も選手で相変わらずの長距離移動&行動制限でむしろ精神面の疲労がたまってきて、昨年はそのほころびが明らかになったのではなか、と推測しているわけですわ。で、パ・リーグのレギュラーシーズンは、とんでもない投高打低と化している、と。
 少なくとも来年くらいまでは、セ・リーグ優位の傾向が続くのではないか、と予想しております(しかも、こっから上沢とか田中将とか千賀とか山本のうち誰かが抜けてく可能性があるんだよな……)。
 試合そのものも、非常に細かいというか細い攻めの繋ぎ合いが多くなるのではないかと予想しております。
 となると、ますます継投のタイミングが重要になってくるので、特にセ・リーグの監督はホームゲームでの采配の腕の見せ所になりますね。
 あとは、ファンも含めて、諸々の異常なプレーにも心を動かされない強さというか気合も出していきたいところ。

 まあ、とにかく、交流戦が始まって15年以上経過すると、あの騒動を経験していないor記憶していない選手が大半なわけでして、パ・リーグサイドにもコンプレックスのようなものは薄れているでしょう。
 これは4年前から口走っていることですけど、いわゆる裏方サイドに関しても、良くも悪くもそういう部分は無くなってきているな、実名出しちゃうけど、ハリー(鳥類)とか谷保女史とか鈴木女史とかマーくん(鳥類)とか、昔みたいにギラギラしているものが無くなったなあ、良くも悪くも。本当に良くも悪くも、ですけど。で、まあ、昨年の結果になったと。
 それはそれで健全なんでしょうけど、やっぱりねえ、こじらしちゃっているパ・リーグ球団ファンとしては、レギュラーシーズンはともかく、交流戦は勝ち越してほしいわけですよ。社会の中で上を向いて歩くための闘いとでもいうべきか。
 監督・選手・コーチはともかくとしても、営業の人とか広報の人とかスカウトの人とかにとっては、交流戦は、明日を生きるための闘いのハズなんですよね。
 
 とにかく、スーパーストライクマシン、自称ラオウ、人類版トウケイニセイ、ツーシームを投げる悪魔、球界のマッスルモンスター、ジェネリック牧田、ゴースト、スコアボードクラッシャー、1塁を得点圏に変える男、YABAIWAYO、カイキャノン――

 どきどき怪物ランドへようこそ――

2022NPB日本生命交流戦をセ・リーグ目線で展望してみる(1)

2022-05-22 18:19:00 | NPB
 まずは、今季の日程から。

厄 公公公烙烙烙予鴎鴎鴎猫猫猫-凶凶凶病病病
虎 毛毛毛咀咀咀予猫猫猫公公公予病病病凶凶凶
虚 檻檻檻殺殺殺-鷹鷹鷹鴎鴎鴎-辺辺辺烙烙烙
鯉 鴎鴎鴎病病病-公公公檻檻檻予烙烙烙辺辺辺
竜 猫猫猫凶凶凶-毛毛毛鷹鷹鷹-咀咀咀殺殺殺
★ 鷹鷹鷹辺辺辺-檻檻檻毛毛毛予殺殺殺咀咀咀

※ 球団名蔑称はホームゲーム、球場名蔑称はビジターゲーム
凡例 凶=凶セラド、咀=咀咀魔輪 烙=烙天絶命、病=病ド、殺=殺ド、辺=辺流哭ド

 ほんじゃ、ま、具体的にパ・リーグ各球団の戦力分析と対策を考えてみましょうか。


◎予想されるローテーション
山岡→ワゲスパック(山崎颯)→山崎福(山崎颯)→田嶋(竹安)→ツーシームを投げる悪魔山本→人生21年目の大ベテラン宮城
◎想定される勝ちパターン継投
本田(ノウミサン能見)、阿部、村西、黒木、ビドル→平野佳
◎警戒すべき選手
佐野皓=足が速いだけかと思ったら、意外に長打もある。
中川圭=ここ2シーズンほど目立ってないが、交流戦は妙に強い。突如、調子を上げてきました。
ビドル=やたらエグいストレートを投げてくる。

寸評
 昨年のリーグ優勝チーム。
 とはいえ、戦力が薄いチームが、パ・リーグで優勝争いをすると翌年はボロボロになるという典型例。攻撃面については、吉田正、トカダが返ってこないとかなり厳しい。
 とはいえ、先発だけは極悪レベルなので、継投に入ってからの勝負になりそう。


◎予想されるローテーション
石川→小島→河村(二木or中村稔)→岩手の怪物佐々木朗→破壊神美馬→ロメロ(二木or中村稔)
◎想定される勝ちパターン継投
佐々木千、東條、西野、ゲレーロ→益田
◎警戒すべき選手
佐々木朗=説明不要の怪物。
和田=問答無用の俊足。
高部=ひそかにリードオフマンに定着。

寸評
 今季は、なかなか攻守がかみ合わず借金生活。ただ、接戦になると一定の力は発揮し出す傾向があるのと本拠地が本拠地なので、やはり交流戦になるとそれなりの成績を残すので、セ・リーグのチームとしてはかなり厄介に感じるのでは?



◎予想されるローテーション
マーくん(人類の方)田中将→もえ夫涌井→岸→瀧中→早川→スーパーストライクマシン則本
◎想定される勝ちパターン継投
宋(西口)、プセニッツ、安樂→松井
◎警戒すべき選手
西川=昨年の盗塁王。ひそかに今年は目下、捕殺王。
田中和=忘れられがちだけど、元新人王。
炭谷=あのFA移籍はなんだったのか?

寸評
 オーナーがサッカーに夢中なのとは裏腹に、補強補強で気が付くと、巨大戦力の集団と化していた。もうほとんど、オールパシフィック状態(苦笑)。さすがに(チーム的に)Bクラスはもう許されない状況だけに監督兼GMのモチベーションは高そう。
 


◎予想されるローテーション
東浜→杉山(レイ)→和田(千賀)→千賀(レイ)→大関→石川
◎想定される勝ちパターン継投
嘉弥真、津森(森)、藤井(又吉)→モイネロ
◎警戒すべき選手
藤井=突如として、恐怖のセットアッパーとして定着。
野村勇=俊足が売りだと思ったら、とんでもないホームランも打ってしまうルーキー。
柳町=直近、下降気味だが、打率3割越え。栗原、上林がいなくてもこういう選手がすぐ出てくるのが恐ろしいところ。

寸評
 栗原、森、上林と次々離脱しても、周東が復帰してこなくても、しっかり上位争い。
 やはり昨年は、12月まで野球をやってた一昨年の反動なのか?
 打撃陣がまだまだ本調子とはいえ、昨年よりは強いはずなので、要警戒といったところか?
 


◎予想されるローテーション
加藤→生田目(上原)→杉浦(上原orポンセ)→粗品の呪いを砕いた男伊藤→上沢→金子(上原orポンセ)
◎想定される勝ちパターン継投
宮西(石川直or玉井)、堀→北山
◎警戒すべき選手
万波=身体能力が高いのは分かっていたが……。打率と打点のバランスが、昨年までいた某選手みたいなことになっている。
今川=ファイターズクラブ会員代表。悲惨極まりなかった守備もウソのように改善。ムチャクチャなスイングでとんでもない打球を飛ばす。
北山=ドラ8で入ってきたと思ったら開幕投手。で、今はクローザー。で、本当に定着すとは思わなかった。

寸評
 今季に関しては、もはや何勝できるか、というレベルの悲惨な戦力。
 なぜか、主に三遊間に立っているのが、不動のレギュラーになってるし(私情入ってます)。
 さらに近藤が長期離脱して、すでに今季終了な雰囲気。
 BIGBOSSの三味線にだけ気をつけておけば、比較的ラクに戦えるんじゃない?
 

◎予想されるローテーション
ジェネリック牧田與座→隅田→松本→高橋光→内海(スミスor佐藤)→エンス
◎想定される勝ちパターン継投
宮川(水上)、森脇(タカハシ)、平良→増田
◎警戒すべき選手
與座=ジェネリック牧田。
高木渉=当然だが声優とは同姓同名の別人。典型的な当たれば飛ぶタイプ。なお、肩も強い。
中村=例年、交流戦の時期になると異様に打ちまくる。

寸評
 昨季は、本当に最後の最後で交わされて、42年振りの最下位。
 ただでさえ投手陣が崩壊してたのに、中軸が軒並み不振じゃあなあ……。
 今季も打線が調子上がらない状況が続いているが、山川だけはやたら元気なので、そこさえ気を付ければ、優位に試合が運べそう。