〜日々是好日~⭐ 三男三女、子育て日記

21歳長男、19歳次男、16歳三男、13歳長女、10歳次女、7歳三女、個性豊かな6人の子どもたちとのドタバタな日々😅

長男のクラスのT君のこと…①

2019-06-29 | 長男(21歳)のこと
長男は高校3年生。

もうすぐ大学受験という、人生においてとてもビッグなイベントが控えており、毎日朝早くから夜遅くまで学校で勉強を頑張っています。

家を出るのは朝の6時半。
帰宅するのは夜の9時。

入学以来、(大きなお休みを除いて)月~土までは毎日ずっとその生活を送っています😓

唯一のお休みの日曜日も、高校2年生の終わり位から丸一日模試になることが増えてきました。

大体月に2回くらいのペースで受けています。

これから申し込む予定の模試↑
最近はスマートフォンから個人的に申し込みをすることになっています。
長男はスマホを持っていないので、私が申し込み担当ですが、入力事項が結構沢山あって、毎回間違いがないかとヒヤヒヤします💧

長男が通うクラスは、ある高校の特進Sクラス。
国公立大学現役合格を目指すクラスで、

『このクラスの授業を受けていれば、塾や予備校に通う必要はありません。』

と、先生方が『学校完結型』を提唱されるだけあって、授業内容はとても高度でハイペース。課題の量も半端なく、長男も入学してから夏休み前までは授業についていくだけでもいっぱいいっぱいな感じでした💦

高校1年の夏休みが終わった辺りから、段々ペースがつかめてきた長男。
家では下の兄妹達がうるさくて集中できないから…と、学校の自習室で夜の8時までは課題、自主勉をやってくるようになりました。
それで帰宅時刻が毎回決まって9時なのです。

私自身はそんなに勉強が好きな方ではなかったので、

(我が息子ながら、よくこんなハードな勉強漬けの生活が続けられるなぁ…)

と、感心する日々…😓

たまには、

『あ~疲れた…今日はダルいから学校行きたくないなぁ…』
↑(次男や三男はよく言ってます😅)

なんて台詞が出てきそうなものなのに、一度も聞いたことがないのです。

多分アスペルガーの彼の中では、『疲れた、ダルい』という感情以前に、自分で決めた毎日のルーティンが崩れることの方が苦痛に感じてしまうようです。
家を出る時間が1分でも過ぎると、ちょっとパニックになったりします🌀😱
あとは自分の行きたい大学がはっきり決まっていることも大きいと思います。それだけは入学当時からずっとブレがありません。

そんな長男も家ではすっかり『オフモード』…。
勉強している姿はほとんど見られません😓(見ている方はヤキモキ💦)
何かを分解したり、下の兄弟たちとテレビを観たり…
『オン』と『オフ』を上手く使い分けていることも、この生活が続けられる秘訣かもしれません。

長男のクラスは18人という少人数クラスです。

(そんなハードな授業内容ならさぞかしクラスはピリピリムードなのでは…?💦)

と思いきや、先生、クラスメートはユニークな人たちが多いようで、コミュニケーションが苦手な長男なりに、学校生活は楽しんでいるようで安心していました。

そのクラスメートの1人にT君という男の子がいます。

実は4月の終わり頃、長男からT君について気になることを聞きました。

『T君、最近全然学校に来ないんだよね…』

というのです。

詳しく聞いてみると、T君は高校2年生になってから、ちょこちょこ学校をお休みをする事があったそう…。
でもさすがに1週間以上も続けてお休みすることはなかったそうで、長男も心配しているようでした。

結局それからT君が学校に来ることは一度もないまま6月に入り…

6月初めに行われたクラス懇談会で、担任の先生から保護者の皆さんに、T君の状況についての説明がされました。

・クラス内でいじめがあった訳ではないこと。
・クラスメートが心配してLINEを送っても返信がないこと。
・何度か電話したり、家庭訪問はしているけれど、話を聞いてもらえないこと。
・『勉強する意味が分からない、学校に行く気力がない』と、言ってること…。

その後先生は、

『何とかクラス全員で卒業式を迎えたいと思っていたんですが、このままだとT君は出席日数が足りなくて卒業は厳しい状況です。私の力が足りなくてとても残念に感じています…』

と辛そうに仰っていました。


T君のお話を聞いて、私は、

(今のT君の状況、高校時代の私の時と同じかもしれない…)

と、思いました。

実は私は高校の時に、地元でも人気のあった県立高校に通っていたのですが、やはり同じように高校2年の終わりから学校に行けなくなってしまったことがあったのです…。

②に続きます…


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