①の続きです。
4月の終わりから学校に来れなくなってしまった長男のクラスメートのT君。
6月初めに行われたクラス懇談会では、担任の先生からT君の現状についての説明がありました。
うちと同じように、T君がお休みしてることは子ども達を通じて保護者ほぼ全員が知っており、心配の声も多く上がっていたからです。
(長男のクラスは3年間クラス替えもないので、クラスの子どもたちも保護者も、1年生の時からのお付き合いになります。)
そして、先生からのお話を聞いたときに、私は今のT君の状況が高校の時の自分と似ているように思ったのです。
私も高校2年生の終わり頃に、急に学校に行くことが出来なくなりました。
友人関係は良好だったし、別にいじめがあった訳ではありません。
テストが恐怖になってしまったからです。
『へっ?テスト…?なんで…?』
と、思う方も多いと思います。
実際、私自身もなんであんなにテストが怖くなったのか長年不思議に思っていました。
でも、今でも思い出すとテストに対しての恐怖心が甦ってくるくらい恐怖だったのです😞
私が通っていた高校は地元でも人気があり、そこそこの進学校でした。
当然通ってくる子は中学の時とはちがって自分と同じくらいか、それ以上のレベルの子達ばかり。
授業の内容も段違いに難しくなり、毎日ついて行くのが精いっぱい…
一番初めに受けた定期テストでは、今までに見たこともない点数を取ってしまい、愕然としました。(確か数学37点だったような…😓)
中学の頃は、毎回全教科90点代は当たり前。
回りの友達からも
『すごいね~!頭いいね~!』
なんて言われていい気になっていました。
そして、いい点数を取れば両親も先生も褒めてくれるし、喜んでくれる…
その事が自分の喜びにも繋がっていました。
あの高校に決めたのも
(あの高校に合格できれば、また褒めてもらえる…!)
そんな薄っぺらい理由でした。
でも実際入学してみたら、友人はできたけれど、勉強面はさっぱり…💧
テストを受ければ赤点ギリギリか良くても平均点がやっと…
私は中学の時から、テストの点数がそのまま自己評価に繋がっていました。
低い点数を取る度に、
(私ってつまらない人間だったんだな…
そういえば勉強だって元々好きじゃなかったじゃん…
きっと回りも呆れてる。ダメだなぁ…ほんと。)
と、諦めの気持ちと共に、自己肯定感が低くなる一方でした💧
そのまま高校2年生になり…
気がつけば、回りのお友だちは進路のことや行きたい大学についての話で盛り上がっていました。その話題に入れず、どんどん取り残されていくような焦りを感じていた私。
同時にこの頃はテストがかなりの恐怖になっていました。
テストの点=自分という人間への評価
になっているので、テスト勉強をしようと教科書を開こうにも恐怖心で手が震えてしまうのです。
(え…?ちょっと待ってよ。大学…?
定期テストの勉強すら怖くて出来ないのに、大学受験なんて出来るわけないじゃん!
そもそも、私なんでこの高校に入ったんだっけ…大学行ったってやりたいことも将来の夢だってないのに、学校行ってる意味なんてないじゃない…!)
この時、私は自分という人間が真っ白で何もないことに気が付いてしまいました。
今までは、
『誰かのために。褒めてもらうために。』
の勉強で、自分自身が本当はどうしたかったのか、全く向き合っていなかったのです。
そして、高校2年生の最後の期末テスト前日を境に、学校へ行くことが出来なくなってしまいました…💧
当然、自分のことを心配する両親、姉、担任の先生、友人…
先生もお友だちも何度も電話をかけてくれたり、家に来てくれたことがありました。でも、私は全てシャットアウト…😫
学校に行けない、
テストは怖い、
回りに迷惑、心配をかけている…
なんて自分はダメなんだろう…
自分を責め、劣等感に苛まれ、みじめで合わす顔もなかったからです…
…と、自分の高校時代のことが長くなりましたが…
そういう経験もあって、懇談会の日に担任の先生から、
・クラス内でいじめがあった訳ではない
・クラスメートからのLINEは既読にもならない。
・先生が電話しても家庭訪問しても、話を聞こうとしない。
・『勉強する意味が分からない、学校に行く気力がない』と言っている。
というT君の現状を聞いたとき、
T君があの頃の自分の姿と重なっているように感じたのです。
③に続きます。
4月の終わりから学校に来れなくなってしまった長男のクラスメートのT君。
6月初めに行われたクラス懇談会では、担任の先生からT君の現状についての説明がありました。
うちと同じように、T君がお休みしてることは子ども達を通じて保護者ほぼ全員が知っており、心配の声も多く上がっていたからです。
(長男のクラスは3年間クラス替えもないので、クラスの子どもたちも保護者も、1年生の時からのお付き合いになります。)
そして、先生からのお話を聞いたときに、私は今のT君の状況が高校の時の自分と似ているように思ったのです。
私も高校2年生の終わり頃に、急に学校に行くことが出来なくなりました。
友人関係は良好だったし、別にいじめがあった訳ではありません。
テストが恐怖になってしまったからです。
『へっ?テスト…?なんで…?』
と、思う方も多いと思います。
実際、私自身もなんであんなにテストが怖くなったのか長年不思議に思っていました。
でも、今でも思い出すとテストに対しての恐怖心が甦ってくるくらい恐怖だったのです😞
私が通っていた高校は地元でも人気があり、そこそこの進学校でした。
当然通ってくる子は中学の時とはちがって自分と同じくらいか、それ以上のレベルの子達ばかり。
授業の内容も段違いに難しくなり、毎日ついて行くのが精いっぱい…
一番初めに受けた定期テストでは、今までに見たこともない点数を取ってしまい、愕然としました。(確か数学37点だったような…😓)
中学の頃は、毎回全教科90点代は当たり前。
回りの友達からも
『すごいね~!頭いいね~!』
なんて言われていい気になっていました。
そして、いい点数を取れば両親も先生も褒めてくれるし、喜んでくれる…
その事が自分の喜びにも繋がっていました。
あの高校に決めたのも
(あの高校に合格できれば、また褒めてもらえる…!)
そんな薄っぺらい理由でした。
でも実際入学してみたら、友人はできたけれど、勉強面はさっぱり…💧
テストを受ければ赤点ギリギリか良くても平均点がやっと…
私は中学の時から、テストの点数がそのまま自己評価に繋がっていました。
低い点数を取る度に、
(私ってつまらない人間だったんだな…
そういえば勉強だって元々好きじゃなかったじゃん…
きっと回りも呆れてる。ダメだなぁ…ほんと。)
と、諦めの気持ちと共に、自己肯定感が低くなる一方でした💧
そのまま高校2年生になり…
気がつけば、回りのお友だちは進路のことや行きたい大学についての話で盛り上がっていました。その話題に入れず、どんどん取り残されていくような焦りを感じていた私。
同時にこの頃はテストがかなりの恐怖になっていました。
テストの点=自分という人間への評価
になっているので、テスト勉強をしようと教科書を開こうにも恐怖心で手が震えてしまうのです。
(え…?ちょっと待ってよ。大学…?
定期テストの勉強すら怖くて出来ないのに、大学受験なんて出来るわけないじゃん!
そもそも、私なんでこの高校に入ったんだっけ…大学行ったってやりたいことも将来の夢だってないのに、学校行ってる意味なんてないじゃない…!)
この時、私は自分という人間が真っ白で何もないことに気が付いてしまいました。
今までは、
『誰かのために。褒めてもらうために。』
の勉強で、自分自身が本当はどうしたかったのか、全く向き合っていなかったのです。
そして、高校2年生の最後の期末テスト前日を境に、学校へ行くことが出来なくなってしまいました…💧
当然、自分のことを心配する両親、姉、担任の先生、友人…
先生もお友だちも何度も電話をかけてくれたり、家に来てくれたことがありました。でも、私は全てシャットアウト…😫
学校に行けない、
テストは怖い、
回りに迷惑、心配をかけている…
なんて自分はダメなんだろう…
自分を責め、劣等感に苛まれ、みじめで合わす顔もなかったからです…
…と、自分の高校時代のことが長くなりましたが…
そういう経験もあって、懇談会の日に担任の先生から、
・クラス内でいじめがあった訳ではない
・クラスメートからのLINEは既読にもならない。
・先生が電話しても家庭訪問しても、話を聞こうとしない。
・『勉強する意味が分からない、学校に行く気力がない』と言っている。
というT君の現状を聞いたとき、
T君があの頃の自分の姿と重なっているように感じたのです。
③に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます