〜日々是好日~⭐ 三男三女、子育て日記

21歳長男、19歳次男、16歳三男、13歳長女、10歳次女、7歳三女、個性豊かな6人の子どもたちとのドタバタな日々😅

三男、中学最後の夏…❗️①都大会個人戦の結果

2021-07-06 | 柔道
次男、長女に続いて最後は三男の柔道大会についてです。
6月13日(日)のこと。
三男は東京武道館で『東京都中学校体重別柔道選手権大会(都大会)』がありました。
この大会で優勝した選手は8月の全国大会、上位3名は関東大会に出場することができる、とても大事な大会です。

2年前、1年生の時に出場した時は2回戦でいきなり優勝候補の選手に当たり、すぐに負けてしまった三男…😩
『来年(2年生)は、絶対優勝を目指す❗️』
と、その後張り切って練習していましたが、昨年1年間はコロナで大会は中止に…😢

中学3年生の今年が全国にチャレンジ出来る最後のチャンスになりました😣
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長女の時と同じく、この大会に出場するにあたり、三男にも大きな不安要素が2つありました。
まず1つ目は、4月25日からの緊急事態宣言に伴い、公立中学校の部活動は全面禁止になってしまったことです😥
大会前に限り活動は許可されましたが、週3回1時間半~2時間以内と、かなり内容は制限されたものでした。(通常時は週5回)

一方、強豪と言われているいくつかの私立中学では、部活も朝練も変わらず毎日バリバリやっているという話を聞いていたので、三男は大会が近づくにつれて、不安、焦り、イライラが募っているようでした😥
(技がうまく決まらない…もっと練習したい。でも出来ない…)
そんなもどかしい思いが高まって、布団に突っ伏して泣いてしまうこともありました😢

部活で練習出来ない分、三男も夜の走り込みや筋トレ、主人との打ち込み、長女との乱取り等、家での自主トレをいつも以上に増やしました。


↑毎晩4キロ走りました。↑長女との乱取り。三男と長女はそんなに体格差がないので、三男にとってもいい練習になったようです。↑柔道着を使った懸垂。大野将平選手の真似をしたそうです😅
↑毎日『どう、筋肉ついてきた??』と、筋肉チェックをされました😅キウイパンツがお気に入り…🥝
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そして、もう1つの不安要素は…
大会前日に右足の甲を3針縫う怪我をしてしまったことです…😭
6月11日、大会2日前の夜…。
そろそろ寝ようかという時に、小腹が空いた三男は、冷蔵庫からオレンジ🍊を取り出して、自分で包丁で切ろうとしました。
その時、なんと手を滑らせて包丁を足に落としてしまったのです😱😱😱
瞬間、避けようとしたけど避けきれず、かなり深い切り傷が出来てしまいました😭
私も三男の叫び声を聞いて、慌ててすぐに止血はしたけれど、翌日も動いたりすると血が滲み出てしまう状態で、整形外科で診てもらったところ、

『あ~…これはかなり深いですね😥縫わないとだめですね~』
と、言われました。しかも、
『この傷がもう少し内側だったら神経が通ってるから、足の指が動かなくなっていたかもしれないですよ。』
と、言われ、血の気がサーーーーッ😱😱😱と引いてしまいました…😭
その後、麻酔をしてもらったあとに先生に手際よく傷口をチクチク縫って頂きました🙇
処置が終わったあと、三男が先生に、
『あの…明日柔道の試合なんですけど…💦』
と、伝えると
『えっ!柔道…?!😳ダメダメ…❗️しばらくは運動は控えて安静にしないとだめですよ。お風呂の湯船にも入らないようにしてくださいね。』
と、言われてしまいました😭
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(なんでよりによってこんな大事なタイミングで…😭)
ズーーーン…と、落ち込んでしまった私…😓😓😓
帰宅後、念のため三男に
『明日の試合どうする…?』
と、聞いてみたところ、
『出るに決まってるじゃん❗️これで出なかったら、俺は一生後悔する…❗️』
と、三男は絶対に自分の意志を曲げない様子でした。
三男は麻酔が効いてる間は、痛みを感じていませんでしたが、麻酔が切れてくると傷口よりも縫ったあとの痛みが強いようで、歩くのも辛そうでした😰
その様子を見て、迷いに迷いましたが、『一生後悔する❗️』という三男の言葉を聞いて、主人も私もここは三男の意志を尊重することに決めました。
でも、心の中は、
(本当に試合に出してしまってもいいのだろうか…😰)
と、試合の緊張に怪我の心配までプラスされ、夜も不安で中々眠ることが出来ませんでした…😩
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大会当日の朝。
三男は、傷口に貼ってある絆創膏の上にガーゼを貼り、その上をテーピングでガチガチに固めました。痛みがまだ強かったので、痛み止めのカロナールを服用してから家を出ました。

この日は長女の全国大会予選会と同じ日だったので、主人が長女の引率、私が三男の引率で会場まで一緒に向かいました。(次女と三女は長男が家で見てくれました)

↑会場の東京武道館
三男の階級は46名出場。
6回勝てば優勝です🏆️✨
大会は無観客で行われたため、私は会場のすぐ外で試合が終わるのを待つことにしました。
柔道の試合のルールでは、傷口から出血が止まらなかった場合は、試合を棄権することになってしまいます😣
怪我した場所は右足の甲。
利き足なので、技をかける時や踏ん張る時にも力がかかってしまうし、相手選手に踏まれてしまうこともあります。
私は、
(どうかどうか…試合中に激しい動きで縫った糸がちぎれたりしませんように…😭🙏)
待ってる間、ずっと神様にお祈りしていました🙏🙏🙏
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三男は1回戦、2回戦、3回戦、4回戦を勝ち上がり…

↑3回戦、試合時間7分の延長戦の末、最後の最後で三男のど根性の裏投げが決まり、1本勝ちできました!

↑4回戦、巴投げで技あり優勢勝ちしました!
準決勝に進出しました…❗️

↑準決勝前の三男
準決勝の相手は、強豪S中学のF君。
小学生の頃から何度も戦ってきた相手で、三男は小学生の時は何回か勝ったことがありましたが、中学生になってからは一度も勝ったことがありませんでした😣

なので、今回の大会も中学最後は絶対にF君に勝ちたい❗️と、かなり気合いを入れていました。
けれど…
三男はこの試合で、F君に技ありを取られ、その後寝技で絞められてしまい、1本負けしてしまいました😢
この時点で、全国大会は出場できないことが決まりましたが、落ち込んでる暇はありません。
関東大会に出場出来るのは上位3名のみ。
このあと、3位の選手同士の関東大会出場権を決める試合がありました。
(何としても、ここで勝って関東大会には出たい❗️)
そんな思いで試合に臨んだ三男でしたが…
この試合でも、一瞬の隙に後ろから相手選手の絞め技が入ってしまい、三男も気を失うギリギリまで我慢しましたが、限界が来てタップ…❗️(降参という意味で、相手選手をタンタンと叩きます。)
1本負けしてしまいました…。
三男の中学最後の都大会は3位(ベスト4)という結果に終わりました。
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夕方…
会場から出てきた、三男の中学の子ども達。
私もすぐに子ども達の方へ駆け寄りました!
三男の顔をよく見ると、頬っぺたにはいくつもの引っ掻き傷があり、首には絞められた赤い跡がくっきり付いていました。目の回りは真っ赤になっていて、悔しくて悔しくて、泣いてしまったことがすぐに分かりました…。

私は子ども達の試合の前は、毎回とんでもなく緊張してしまうのですが、それは多分、この泣き顔を見たくないのが一番の理由だと思います。
特に兄妹の中でも一番負けず嫌いの三男は、試合に負けた時は悔しさと自分が許せない思いを抑えられなくて、顔を引っ掻いたり、足の指の爪が割れてしまうくらい、床に押しつけたりしてしまうのです。
身近で頑張ってる姿を見ているだけに、くしゃくしゃに顔をしかめて泣いてる姿は、本当に辛いです。
今回も痛々しい顔の引っ掻き傷を見て、とても胸が痛かったです…😢
↑最後に同じ中学のみんなで記念写真撮りました。それぞれ個人戦頑張りました!

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帰宅後…
恐る恐る三男の足のテーピングをはずしてみると、傷口を縫った糸はちぎれてなかったので安心しました💦
ただ…絆創膏の上に貼っていたガーゼまで血が滲んでいて、傷口の回りは真っ赤に腫れ上がっていました。
実は、準決勝前には朝飲んだ痛み止めも切れていたと聞いて、
本当に1試合1試合、必死で頑張ったんだなぁと思いました。
三男は帰宅後もずっと落ち込んでいて、リビングで目をつぶり、しかめっ面しながら横になっていました。
そんな三男を横目に、我が家には微妙な空気が漂っていました😥
なぜならこの日、同じく大会だった長女は全国大会行きを決めていたからです。
長女の優勝を全力でお祝いしたいけど、落ち込んでいる三男を見ると、そんな訳にもいかず…😓
『あの傷で大会に出れたことだけでもすごいよ!3位だって十分立派な結果だよ❗️』
と、声をかけても、
『いや…傷とか関係ないし…。俺が弱いから負けたんだよ…。』
と、暗い声の三男…。
兄と妹は全国出場を決めたのに、自分は結果を残すことが出来なかった…

そんな思いも、三男の悔しさにより拍車をかけていたのでした。
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新潟の次男にも、三男と長女の試合結果をLINEで伝え、三男がとても落ち込んでいることも伝えました。
すると、次男からはこんな返信が来ました。↓

ここで悔しい思いをした方が、高校では上に行く。高校にかける思いが変わる。あとがないから。
そう、次男も3年前のこの都大会で5位になり、とても悔しい思いをしたのでした。次男、中学最後の夏…❗️都大会個人戦の結果
(その時の記事です🙇)
そして、その悔しさをバネに高校で頑張り、今回インターハイ出場を決めたのです。

次男の言葉を三男に伝えると、しかめっ面だった三男の顔が急にパァッと明るくなり、
『そうだよな…。俺にはまだ高校がある❗️高校では絶対に全国行くから❗️』
と、悔しさを滲ませつつも気持ちを前向きに切り替えていました。
私や主人の声かけは三男にとって慰めにしかならないようでしたが、同じ思いを経験している次男の言葉には重みがあり、三男の心に響いたようでした✨
そして、三男の都大会はまだ終わってはいません。
この日の2週間後には、中学校対抗の団体戦もあり、全国は厳しくても団体で関東大会に行けるチャンスはまだ残っています。
三男も、
『団体では絶対に関東は行きたい☹️❗️』
と、また次の大会に向けて気持ちを新たにしたのでした。
※次回、都大会団体戦に続きます🙇
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三男、都大会個人戦、お疲れ様…❗️

思わぬ怪我をしてどうなることかと思ったけど、試合に出ることが出来てよかったね😭✨



3位入賞、本当によく頑張ったよ✨