〜日々是好日~⭐ 三男三女、子育て日記

21歳長男、19歳次男、16歳三男、13歳長女、10歳次女、7歳三女、個性豊かな6人の子どもたちとのドタバタな日々😅

次男、中学最後の夏①…☆都大会、個人戦の結果

2018-07-27 | 柔道

7月24日(火)、25日(水)のこと。

『東京都中学校体重別柔道選手権大会』(個人戦)

・『東京都中学校対抗柔道大会』(団体戦)

が2日間に渡って開催されました。



個人戦では、各階級の優勝者は、広島県で開催される全国大会へ出場!
3位までの入賞者は、関東大会へ出場!

団体戦も、優勝校は全国大会へ出場!
ベスト4に入った学校は関東大会へ出場できる(女子はベスト3)、とても大事な大会です。

次男も中学に入学後、この大会で優勝し、全国大会への出場を夢見て、毎日の練習を頑張ってきました😃


中学3年の夏。
今年は次男にとって最後のチャレンジ…!
練習に加え、前日までの厳しい体重管理にも耐え、気合い十分で試合に臨みました❗


開会式の様子。


次男は1回戦、2回戦を勝ち進み、3回戦へ…

3回戦の相手は、かなり強い選手のH君。
去年もこの大会の2回戦目で当たり、次男が負けた相手です。

次男は今回の大会で、H君に勝つことをまず目標にしていました。

私も応援席からビデオを持つ手が震えるほど、緊張していました。

試合開始直後から果敢に技をかける次男。
そして、数分後…


豪快な『払い腰』が決まり、一本勝ちを決めました!!

私も思わず、

うわぁ…やった…❗️』

と、声が出てしまいました。

次男も大きな山場を乗り越えることが出来て、とても嬉しそうでした✨

そして4回戦へ…

あと2回勝てば関東大会への出場権獲得、そして決勝戦です…!

4回戦目の相手も、小学生の時からかなり強い選手。

試合開始から、中々自分の組手を取らせてもらえず、次男も苦戦していました。

途中次男が、『袖釣り込み腰』をかけたときに、

(やった…!技有り入った!!)

という場面がありましたが、これはカウントされず…😥💦

そして両者ポイントがないまま、3分間の試合が終了し、ゴールデンスコア(延長戦)に突入しました。

ゴールデンスコアでは、相手のどちらかに指導が一つでも入れば勝敗が決まってしまいます。

少しでも消極的な姿勢を見せてしまうと指導を取られてしまうので、次男も相手も必死で技を掛け合いました。

数分間、激しい技の攻防が続き、私も声を張り上げで応援しました。
このまま勝負が長引きそうだな…と思ったその時…

突然、主審の『待ての合図が入り、副審の2人が呼ばれ3人で話し合いが始まりました。

(えっ、一体どうしたんだろう…😰)

と、思ったとき、主審から次男へ

首抜き

という指導が入ってしまいました。

(えーーーっ?!今のどこが『首抜き』…?!😱)

と、思わず心の中で叫んでしまいましたが、

この時点で次男の負けが決定してしまいました…😥

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


試合が終わったあと…

しばらくしてから、クシャクシャに顔をしかめた次男が応援席まで戻ってきました。

そして、私の隣りにドンッと座った途端に、ボロボロと悔し涙を流し始めました。

『なんで…
なんで中学最後の大事な試合で、あんな負け方しなきゃいけないんだよ…
絶対勝てると思ったのに…!途中絶対技ありも入ってたのに!
なんでだよ…!』

と、かなり怒りをあらわにしていました。

いつもだったら、

3分間の試合中に技のポイントが取れなかったことが、敗因だよ…
次に向けて頑張るしかないよ…😔』


と、励ましたりもするのですが、

今回は中学最後の個人戦。
全国大会に繋がる大事な大会…


額に青筋を浮かべて泣き続ける次男に、とてもそんな慰めの言葉はかけられませんでした…😢

思いっきり投げられて負けるならまだしも、

身に覚えのない指導判定で負けることほど、悔しいことはない』

と、以前からよく次男は言っていました。

今回も撮影したビデオ映像を何度も確認してみましたが、次男が『首抜き』してる姿は見られず、敢えて言うならそのように見える…?くらい…

その後もしばらく次男は悔しさを押さえきれず、歯を噛み締めながら大泣きしていましたが、もう私はそっと見守ることしか出来ませんでした。

『悔しすぎて、どうにかなりそう…』

と、何度も言っていたので、本人の気の済むまで悔しがらせるしかありません。

軽く30分は泣き続けていましたが、
そのあとピタッと泣き止み、頭からタオルをかぶり、目をつぶったままずーーーっと、静かに座っていました。

その姿を見て、改めて次男が柔道にかけてきた思いの大きさ、深さを感じました…

結局、次男の階級で優勝したのは、強豪私立中学の選手。

6月に行われた都大会予選の決勝でも当たった相手です。

その時も次男は『片襟』という指導を2つもらって、負けてしまいました😓
(この指導判定にも納得が出来ていませんでした…)

だからこそ、今回の指導負けも余計に悔しかったのです。

『この大会の決勝で、今度こそ○○と決着を付けたかったな…』


と、ボソッと漏らしていました…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


今回の大会は平日だったので、主人は会社を休めず観に行くことができませんでした。

家に帰宅後、報告も兼ねて主人と一緒に試合のビデオ映像を観ました。

ビデオを観たあと…
主人が次男に言いました。

次男、本当によく頑張った。
お父さんは正直、次男が3回戦でH君に勝つのは難しいんじゃないかと思ってた。
去年負けたH君に、一本で勝てた姿を見れてすごく感動した。
試合』は読んで字のごとく、日頃の鍛練でどれだけ力を付けたかを試す場なんだから、次男は今回の試合で練習の成果を十分に見せてくれたよ。
4試合目は負けてしまったけど、内容は次男の方が勝ってる。だから自信を持っていい。
今回の悔しさを明日の団体戦に繋げて頑張れ!!』


主人のこの言葉を聞いて、次男の表情がとても明るくなり、

『分かった!俺は明日の団体戦に全てをかける…!』


と、決意を新たにしたのでした。


↑同じ中学のチームメイトと記念撮影😄赤い☆マークが次男。


敢闘賞の5位!!

全国、関東には行けなかったけど、十分立派な結果です。

次男、悔しい思いもたくさんあっただろうけど、本当によく頑張ったよ…✨

(団体戦編に続きます…)


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