〜日々是好日~⭐ 三男三女、子育て日記

21歳長男、19歳次男、16歳三男、13歳長女、10歳次女、7歳三女、個性豊かな6人の子どもたちとのドタバタな日々😅

またやってしまった三男…(>_

2018-09-15 | 柔道
前回の記事の続きになります。

三男とコーチの溝を決定的にした出来事


それは去年の11月に行われた、ある大会でのことでした。

決勝戦まで進んだ三男。

準決勝の時に右足の親指を痛め(のちに骨折と判明)、痛みに堪えながらも相手と一歩も譲らない戦いをしていました。

けれど、審判に指導を2つもらい、惜しくも敗退…😣
(指導を2つもらうと相手側にポイントが入ることになっています。)

そして、また悔しくて悔しくて、
試合場内で地団駄を踏んで大泣きしてしまいました……😞

(あぁ💦またやってしまった……)

試合場の傍らで応援していた主人。
(私はその日は応援に行けませんでした)

三男は何とか礼をしたあとに、泣きながら主人の元に戻ってきました。

主人がまず三男を落ち着かせ、態度について注意しようとした時…

あのコーチが突然、つかつかとやってきて、三男を強引に壁の方まで連れて行き、

胸ぐらをぐいっと持ち上げて、いきなり、

ダンッ❗❗ダンッ❗❗ダンッ❗❗

と、3回壁に思いッきり叩き付けたのです😣

頭と背中を強くぶつけた三男。

更に、

お前はもう柔道やる資格ない!!やめちまえ!!』


と、怒鳴り付けました。

あまりのショックに、その光景を見ていた主人も三男もボーゼン……

そして、コーチはまたつかつかと主人の方に戻ってきて、

『厳しく指導しておきましたから!!』

と、言い捨てて去っていきました。

(指導…?!あれの一体どこが指導なんだ……)

いくら三男の態度が悪かったとしても、当時10歳の子どもにあそこまですることが指導なのだろうか…。

主人はコーチに対して激しい憤りを感じたそうですが、
三男が礼法に欠く態度をとってしまったのは事実なので、泣いてる三男をなだめて落ち着かせ、改めてクラブの代表の先生とコーチのもとへ謝りに行かせました。

クラブの先生は、

『悔しかった気持ちは分かるけど、お前はクラブの下級生たちの見本にならないといけないんだぞ。それを忘れてはならない。
その涙は全国大会にとっておきなさい。』


と、言ってくださったそうです。

しかし、そのあとにコーチの元へ行って謝ると、

『あの態度は今回だけじゃないし、反省してるとは思えない。俺は信じられない!』


と言われたそう…

これには大変なショックを受けた三男。

この一件で、完全にコーチに対して心を閉ざしてしまいました😞


その日、主人と三男からこの試合での出来事を聞いたとき、

私は本当に腸が煮えくり返る思いでした…。

三男がどれほど傷付いたか……

『アンタの指導は間違ってる!!』

一言、言ってやらないと気が済まない❗

しかも、あの光景を見ていたのは主人だけではなかったはず。

あの行為を見て、誰も何も思わなかったのでしょうか……?

主人に聞くと、同じクラブの、ある保護者から、

まぁ、三男くんがひどかったんだから、しょうがないよね。』

と、言われたとか。

こんな行為が、柔道・スポーツ界では当たり前なの…?
許されるの…?

それならば、うちは柔道なんてやらせる意味はない。

私は三男に、

ねぇ、三男。
あなたが悔しさを爆発させることをいろんな人が責めるけど、
お母さんは正直、そんなに悪いことだと思わない。
だって、悔しいんだから。
それだけ、三男が真剣に頑張ってる証拠なんだから。
しかも、あなたはまだ小学生だよ。
悔しさが抑えられなくてもしょうがないよ。

…でも、柔道やる上でやっぱり礼法は大事なんだよね。

これからも試合は沢山あるし、また悔しい負け方をしたら、あなたは爆発してしまうかもしれない…。

そうなると、自分だけじゃなくてクラブの先生や仲間にも迷惑をかけてしまう。
また今回みたいにコーチにひどいことをされるかもしれない。

それならば、
いっそのこと柔道をやめることにしない…?

と、話しました。

三男はしばらく黙っていましたが、

いやだ…。
クラブの先生も仲間も好きだし、柔道はやめたくない。
柔道やめたら、俺の居場所(心のより所)なくなっちゃう…』


と、言いました。

それなら、もうどんなに悔しくても爆発しないと約束できる…?』

と聞くと、

わかった…。頑張ってみる。』

と、答えました。

さすがに私たちも、

『柔道が好き』
『柔道をやりたい』


という三男の気持ちまで奪うことはできません。

でも、あのコーチに対する怒りは中々消えなかったので、私はクラブの代表の先生に改めて謝罪し、
三男がコーチからひどい怒られ方をして傷付いた事実だけは伝えました。

先生は、

『分かりました。このことはとりあえず、私の胸にだけ留めておきます。
○○コーチもまだ若いし、未熟な面もたくさんあるのでね…』

と言われました。

先生はご家庭の都合もあって、毎回練習に来られないことも多くなってました。
なので、あのコーチに練習を任せることも増えていて、後継者が見つからないうちは、クラブにいてもらわないと困るとのことでした。

(下手なことを言うと真面目で堅物な人だから、クラブを辞めてしまうかもしれない…)

先生からそんな思いも伝わりました。

結局この件については、コーチへのお咎めはなし。
もちろんコーチから、三男を壁に叩き付けたことへの謝罪の言葉もいっさいありませんでした。

(この世界ではやっぱりコーチの方が守られるんだな…)

残念に思いましたが、三男のために事を荒げたくはなかったので、大人しくすることにしました。


そして、三男もこの大会以降、

試合に負けてどんなに悔しくても、何とか爆発しないように、
会場の外に出たり、壁に頭をグーッと押し付けたり、
自分なりに悔しさを堪えるよう頑張っていたのです。

先週日曜日の大会で、礼をして試合場から出るまでは…

だから、コーチの

『そもそも試合場からダメでした。
あの態度は何を言って無駄でしょうし、変わらないんでしょうね。』


と言われたとき、心の底から腹が立ったのです。

③に続きます…
(長くなって申し訳ありません🙇)