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レオ会+α

袖すり合うも他生の縁と申します。
この時、この場所で出逢ったことに、何か意味があるのかも・・・

ヒメママ

2008-05-02 09:18:38 | Weblog

ヒメママ1
Amazonで購入
書評/

「お義母さんは、ヒメだったのです」という、どこかで聞いたようなセリフが書いてある帯に、そそられてしまう1品です。

最初は、ヒメママのあまりの自己中さに、私が嫁なら耐えられないと思ってしまうのですが、、、
読み進めていくうちに、そんなヒメママが可愛く思えてきてしまうのが、久保キリコならではなのかもしれません。

特に、シニアの出会い系サイトでであった人とお見合いをする所では、自分が年をごまかしていることを棚に上げ、相手のことを「基本的に年をごまかす人って信じられない」と言い、その後に「ヒメは自分に甘く他人に厳しい」と標語のように書かれているところなど、思わずにやっとしてしまいます。

さらに、もう一度その人とデートしたら、前にあったことを忘れられていた(相手は70歳)ことが判明し、怒って帰るのですが、「ヒメがぺしゃんこになるそんな日もある。」とひとこと書いてあり、落ちがついているくだりでは、ヒメママがちょっとかわいそうで、可愛く思えてしまうのです。

普通は遠慮して言えないことを、ずばっと言ってしまうのは、本当に目の前であったら笑えないけれど、漫画だから安心して笑って、もし、同じようなことが自分の前で起こったら、漫画を思い出して笑ってしまうのかもしれない。

でもきっと、女子ならだれでも心の中にヒメがいるのではないでしょうかね。。。

だって、綺麗な服を着ること、褒められること、特別扱いされることなんて、心底嫌いな人はいないと思うから。

自分のヒメ度を測るためには、この本はお薦めだと思います。



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